(54)【考案の名称】物品用収納袋

(73)【実用新案権者】新倉計量器株式会社

(73)【実用新案権者】株式会社村春製作所

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】 図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、物品を収納する収納袋、例えば雨天時に濡れた傘を収納する傘用収納袋に関し、ホテルや店舗等の入口に設置し、顧客が手で傘を収納したり、あるいは傘袋収納装置等に用いられる収納袋に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来の傘用収納袋20は、図3(a)に示すように傘袋収納装置のハンガー31に挿通される挿通孔21と、挿通孔21を横断するミシン目23が形成されていた。傘用収納袋20は、挿通孔21にハンガー31を挿通し、傘袋収納装置内に収容される。図3(b)に示すように、傘用収納袋20の開口部22内に図示しない傘が矢印A方向から挿入されることにより、ミシン目23が切断し、傘に傘用収納袋20が装着される。
【0003】

【効果】

【0010】
本考案の物品用収納袋は、背面側部分の上端部近傍に、ミシン目が形成されると共に、ミシン目より垂直下方へ所定距離離間して挿通孔が形成されているため、ミシン目の形成精度に関わらず、物品を物品用収納袋に装着できる。また、ミシン目の形成に高度な精度が要求されず、製造コストを低減することが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】(a)は本考案の実施形態の物品用収納袋の正面図、(b)は同図(a)の断面図。
【図2】(a)〜(c)は図1の物品用収納袋の開口部に物品が挿入された状態を示す説明図。
【図3】(a)は従来の実施形態の傘用収納袋の正面図、(b)は同図(a)の傘用収納袋の開口部に傘が挿入された状態を示す説明図、(c)は同図(a)の傘用収納袋のミシン目が弱い状態を示す説明図、(d)は同図(a)の傘用収納袋のミシン目が強い状態を示す説明図。

【0012】
本考案による実施形態の物品用収納袋10について説明する。図1(a)は本考案の実施形態の物品用収納袋の正面図、図1(b)は本考案の実施形態の物品用収納袋の断面図である。図2(a)〜(c)は図1の物品用収納袋の開口部に物品が挿入された状態を示す説明図である。
【0013】
図1(a)、(b)に示す通り、本考案による実施形態の物品用収納袋10は、ポリエチレン製の単一のシート部材が折り返されて側縁部11、11が互いに融着されて構成された前面側部分12と背面側部分13とを有し、前面側部分12は背面側部分13よりも短く形成され、前面側部分12の端部は開口部14が形成されており、背面側部分13の上端部近傍に、ミシン目15が形成されると共に、ミシン目15より垂直下方へ所定距離m離間して挿通孔16が形成される。なお、背面側部分13のミシン目15よりも更に上端部近傍に、物品用収納袋を束ねるための孔17を形成すると、物品用収納袋の運搬に好適である。
【0014】
所定距離mは、ミシン目15から挿通孔16の縁部上端までの距離であり、所定距離mは3mmとすると好適である。
【0015】
ミシン目15は、孔17に糸などを通し、物品用収納袋10を束ねて運搬するために必要であるため、高度な精度は要求されるものではない。
【0016】
挿通孔16に傘袋収納装置のハンガー31が挿通することにより、物品用収納袋10が傘袋収納装置に収容される。
【0017】
先ず、図2(a)に示すように図示しない傘が矢印B方向から物品用収納袋10の開口部14へ挿入されると、物品用収納袋10は下方へ移動し始めるが、挿通孔16にハンガー31が挿通されているため、ミシン目15と挿通孔16との間の切断部18は下方へ移動せず、ミシン目15が切断し始めると共に、切断部18は伸長し始める。
【0018】
次に、図1(b)に示すように傘が物品用収納袋10の開口部14内にさらに挿入されるにつれて、ミシン目15の切断が進み、切断部18はさらに伸長する。
【0019】
そして、図1(c)に示すように傘が物品用収納袋10内に完全に挿入されると、切断部18が切断される。
【0020】
切断部18が切断されることにより、物品用収納袋10が傘に装着される。換言すれば、傘が物品用収納袋10内に収納される。
【0021】
〔実施形態の変形例等〕
本明細書開示の考案は、各考案や実施形態の構成の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを包含する。
【0022】
本実施形態では、所定距離mを3mmと設定したが、物品用収納袋の材質、又は厚みによって適宜変更可能である。
【0023】
本実施形態では、傘を収納する傘用収納袋について説明したが、傘以外の物品、例えば、菓子類、野菜、又は小物類を収納することが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本考案は、物品を収納する収納袋に利用することができる。
【0025】
10…物品用収納袋 11…側縁部 12…前面側部分 13…反面側部分 14、22…開口部 15、23…ミシン目 16、21…挿通孔 17…孔 18…切断部 20…傘用収納袋 31…ハンガー m…所定距離

(57)【要約】

【課題】ミシン目の形成精度に関わらず、物品が確実に装着可能な物品用収納袋を提供。【解決手段】単一のシート部材が折り返されて側縁部11、11が互いに融着されて構成された前面側部分12と背面側部分13とを有し、前面側部分12は背面側部分13よりも短く形成され、前面側部分12の端部は開口部14が形成されており、背面側部分13の上端部近傍に、ミシン目15が形成されると共に、ミシン目15より垂直下方へ所定距離m離間して挿通孔16が形成される物品用収納袋。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):