(54)【考案の名称】太陽光発電を電源とした電気メガホン

(51)【国際特許分類】

H04R 27/04 ・電気メガホン

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電気メガホンに関する考案である。

【従来の技術】

【0002】
メガホンの電源に関する発明には、特許文献1の手回し発電機付きメガホンが知られる。
【0003】
太陽光発電に関する実用新案で、移動式の機器に太陽光パネルを搭載したものには、特許文献2・特許文献3のような、携帯電話やノートパソコンに太陽光パネルを搭載したものが知られる。
【0004】

【効果】

【0009】
通常時は太陽光パネルで発電された電気を蓄電池に蓄え、必要な時に必要な場所に速やかに移動して使用することを可能にする。蓄電池を装備しているため、日陰や夜間の使用も可能である。電池交換を不要とすることで環境にも貢献し、電池の入手が困難な災害時にも有用である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本考案実施例を斜めから見た外観図である。
【図2】主要な部品の配置を示した透視図である。
【図3】本考案実施例の、電線の結線および電力・信号の流れを示した模式図である。

【0011】
考案を実施するための最も望ましい形態について、以下の実施例と図面で、詳細に述べる。
【0012】
図1は、本考案実施例を斜めから見た全体図である。筐体1の上部に太陽光パネル2を装備し、有線式のマイクロホン3と、角型のスピーカー4を装備する。ボリュームスイッチ5は、電源と音量のコントロールを行う機能を持つ。
【0013】
本考案では可搬式の電気メガホンを想定しているため、本実施例においては、長さ調節可能な肩掛けベルト6を装着している。本実施例はメガホンを可搬式としている一例であり、手で持つ、担ぐ、背負う、体に固定する等の方法により、人力で運搬できるメガホンであれば、全て保護の対象である。
【0014】
図2は、本実施例における、主要な部品の配置を示した配置図である。有線式のマイクロホン3は取り外されている。なお、マイクロホンの種類は有線式、無線式、内臓式の種別は問わない。
【0015】
本実施例においては、筐体1の上部に平面の太陽光パネル2を配置し、太陽光を効果的に受けられる構造としている。また、中央に蓄電池7を配置し、スピーカー4の反対側、ボリュームスイッチ5の近くに増幅装置8と、充電制御装置9を配置している。このことで全体の重量バランスの均等化を図り、肩掛けベルト6を使用しての運搬を容易にしている。
【0016】
図3は、内部の配線と電力および信号の流れを示した模式図である。太陽光パネル2で発電された電力は、充電制御装置9を介して蓄電池7に蓄電される。充電制御装置9は、過充電や過放電を防止する機能や、過電流や温度上昇時に通電を停止する機能も持っている。
【0017】
本実施例では、太陽光パネル2の発電能力は定格10Wで、増幅装置8の平均消費電力も10W程度を想定している。このため通常時は太陽光パネル2で発電された電力が増幅装置8に送られるが、日陰や夜間で電力不足に陥った時は、蓄電池7の電力が増幅装置8に送られるため、停電することなく使用を続けることができる。蓄電池7の容量は、夜間の避難誘導で連続的に使用することを想定し、12時間程度の使用を可能とした容量が望ましい。
【0018】
増幅装置8に接続されたマイクロホン3で音声を電気信号に変換し、増幅装置8で増幅を行った後にスピーカー4で音を発生させる機能は通常の電気メガホンと変わりは無い。ボリュームスイッチ5は増幅装置8の電源と音量をコントロールする。
【産業上の利用可能性】
【0019】
電池交換を不要としていることから、メガホン用の電池を備蓄する必要がなくなり、電池交換のために使用を停止する必要がなくなるなど、一刻を争う災害現場では、使用上のメリットは非常に大きい。特に東日本大震災のような大規模災害で避難誘導や情報提供にメガホンを必要とし、乾電池の入手が困難になった状況では極めて大きな優位性を発揮する。また、学校行事やスポーツ大会等での使用が想定される。さらに選挙立候補者などが街頭演説で使用することが予想される。
【0020】
1 筐体
2 太陽光パネル
3 マイクロホン
4 スピーカー
5 ボリュームスイッチ
6 肩掛け紐
7 蓄電池
8 増幅装置
9 充電制御装置

(57)【要約】

【課題】外部からの電力供給および電池交換を不要とした、可搬式電気メガホンを提供する。【解決手段】可搬式電気メガホンの筐体1上部に太陽光パネル2を装備し、光をエネルギーとして発電された電力を電源として使用する。内部に蓄電池を装備することで、電気メガホンを使用しないときや余剰電力が発生したときに蓄電しておき、電力が不足したときは蓄電された電力を給電することで、電力不足により使用不能になることを防止し、可用性を高める。さらに、有線式のマイクロホン3と、角型のスピーカー4を装備する。ボリュームスイッチ5は、電源と音量のコントロールを行う機能を持つ。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):