(54)【考案の名称】台板式コンピュータタフティング機

(73)【実用新案権者】無錫市金五星針紡有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案はカーペット等のタフテッド製品を製造するタフティング機に関し、特に台板式コンピュータタフティング機及び該タフティング機で加工されたタフテッド製品に関する。

【従来の技術】

【0002】
生活水準の向上に伴い、各種のタフテッド製品、例えば、カーペット、パイルクッション等は、幅広く人々の生活に応用され、現在、多くのタフテッド製品は、環境を美化して装飾し個性を反映できるように、いずれも各種の異なる模様、鮮やかな色を有し、これらの模様又は色は通常、いずれも色の異なる糸を組み合わせてなり、従来のタフテッド製品に模様を形成させる方式は、主に以下の2種類ある。
1)表面積の大きいタフテッド製品に対して、通常、いずれも大型の自動タフティング機を採用し、自動タフティング機はいずれもコンピュータで自動制御され、生産効率が高いが、模様が単調(通常、2種類の色の糸しかない)で、2種類の糸の間が重なって材料が浪費されるという欠点が存在している。
2)表面積が小さく、花模様が複雑なタフテッド製品に対して、通常、いずれもまずカーペットの基布の敷設を行い、その後台式カーペットタフティング刺繍機でカーペットの基布にさらに花模様を刺繍するので、工程が複雑であるとともにこの方式で製造されたタフテッド製品は裏面から見ると、色の異なる糸を互いに押し合って原料を浪費させ、且つ、タフティングの生産過程中、各労働者の資質が異なるため、生産したカーペットも差別があり、重量、パイルの高さ、花模様等の品質要求においていずれも一致せず、製品品質の不均一をもたらす。
【0003】

【効果】

【0016】
本考案の有益的な効果は以下の通りである。従来の技術に比べて、前記台板式コンピュータタフティング機及び該タフティング機で製造されたタフテッド製品は以下のメリットを有する。
1)コンピュータのホストの自動制御により、生産効率を向上させ、人件費を減少させるとともに、製品の重量、パイルの高さ、花模様等において一致性が高く、製品の信頼性が強い。
2)製造されたタフテッド製品の隣接する2つの模様又はカラーブロックの間は重ならず、且つ、単一の模様又は単一のカラーブロックは紡織開始から紡織終了まで一体になり、糸の浪費を避け、コストを節約し、模様の花柄が精密で美しい。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本考案の具体的な実施形態1による台板式コンピュータタフティング機の構造模式図である。
【図2】本考案の具体的な実施形態1による台板式コンピュータタフティング機のカットパイル装置の構造模式図である。
【図3】本考案の具体的な実施形態1による台板式コンピュータタフティング機の側面図である。
【図4】本考案の具体的な実施形態1による台板式コンピュータタフティング機の背面図である。
【図5】本考案の具体的な実施形態1の図2におけるA箇所のB矢視図である。

【0018】
以下、図面を参照して具体的な実施形態によって本考案の技術案をさらに説明する。
【0019】
図1を参照し、図1は本考案の具体的な実施形態1による台板式コンピュータタフティング機の構造模式図である。
【0020】
本実施例において、台板式コンピュータタフティング機は、フレーム1を備え、前記フレーム1の一側に糸フレーム2が設置され、前記フレーム1はヘッド刺繍機械フレームであり、その上に作業台板3が設置され、前記作業台板3に横方向に配置されたX軸レール4と縦方向に配置されたY軸レール5が設置され、可動フレーム8はX軸レール4とY軸レール5に組み立てられ、且つ、可動フレーム8を駆動してX軸レール4又はY軸レール5に沿って往復運動させるように、伝動ベルトによりX軸ステップモータ6とY軸ステップモータ7の動力出力軸に接続され、前記フレーム1において作業台板3の上方に1つのヘッド9が設置され、前記ヘッド9には複数本のタフティングニードル10が取り付けられ、前記糸フレーム2に設置された糸11aはタフティングニードル10に穿設され、前記タフティングニードル10は主駆動サーボモータ30により伝動モジュールを介して駆動されて上下に往復移動し、コンピュータのホスト12は作業台板3の下方のフレーム1に設置され、コントロールパネルに通信接続してX軸ステップモータ6、Y軸ステップモータ7及び主駆動サーボモータ30の運動を制御し、前記フレーム1においてタフティングニードル10に対応して作業台板3の下方にカット/ループパイル装置13が設置され、前記カット/ループパイル装置13は基布に織り込まれた糸11に対してカットパイル、ループパイル又はカットパイルとループパイルの混合動作を行う。
【0021】
図2を参照し、図2は、本考案の具体的な実施形態1による台板式コンピュータタフティング機のカットパイル装置の構造模式図であり、本実施例において、前記カット/ループパイル装置13は取付板14を備えるカットパイル機能のみを有するカットパイル装置であり、前記取付板14においてタフティングニードル10の真下方に切断ナイフ15が取り付けられ、切断ナイフ15に合わせて取付板14にフックナイフ16が取り付けられ、前記フックナイフ16はフックナイフシート17に接続され、前記フックナイフシート17には縦方向に高度調整溝18が開設され、固定ボルトが高度調整溝18を通過することによりフックナイフシート17が取付板14に固定され、前記切断ナイフ15は上下移動可能に取付板14に取り付けられたプッシュ・ロッド19の一端に接続され、前記プッシュ・ロッド19の他端は横方向に配置された伝動ロッド20に接続され、前記伝動ロッド20の他端はフレーム1にヒンジ接続され、前記伝動ロッド20の中部には連接棒21が取り付けられ、前記連接棒21の他端は伝動ロッド20下方に配置された伝動軸22に接続され、前記伝動軸22には第一偏心輪23と第二偏心輪34が取り付けられ、前記第一偏心輪23は、伝動軸22の外側に設置されて連接棒21の一端に接続され、前記第二偏心輪34は伝動軸22の内側に設置されて接続アーム25により取付板14に開設された取付溝24内に固定され、前記伝動軸22はベルト・プーリー32と伝動ベルト33を介して主駆動サーボモータ31によって駆動される。
【0022】
図3を参照し、図3は本考案の具体的な実施形態1による台板式コンピュータタフティング機の側面図である。前記ヘッド9のアーム26は昇降可能にフレーム1に組み立てられ、前記アーム26の下方にはウォームギア27とウォーム28からなる昇降機構が取り付けられ、前記ウォーム28は昇降調整ハンドホイール29に接続される。昇降調整ハンドホイール29を回転してヘッド9を上下に移動可能にし、それにより、タフテッド製品のパイルの高さを調整し、前記作業台板3の底面にはプッシュプル式箱体30が設置され、前記箱体30内にはコンピュータのホスト12と互いに通信するコントロールパネルが置かれ、前記コントロールパネルにはUSBインターフェースが接続される。
【0023】
作動する時、まず、生産しようとする模様をコンピュータによりグラフィックスし、機械コンピュータが認識可能なコンピュータバージョンに製作してUディスクにコピーし、生産しようとするカーペット基布を前記タフティング機の可動フレーム8に固定し、生産しようとするカーペット色をコンピュータ製版の要求に従って逐一にタフティングニードル10に挿入し、UディスクデータをUSBインターフェースによりコントロールパネルの読取器内にコピーし、正常に生産できるまで机器をデバッギングし、コントロールパネルによりスタートスイッチを押すことで、機械はコンピュータのホスト12の指令に従って、カーペットの表面全体を完成するまでカーペットを生産する。
【0024】
生産過程中、コンピュータのホスト12はX軸駆動モータ6、Y軸駆動モータ7及びタフティングニードル10の駆動モータを駆動して運動させ、可動フレーム8を紡織すべき花模様又は模様の必要に応じてX軸レール4とY軸レール5上に往復運動させ、同時にタフティングニードル10を制御して上下運動させ、糸11を基布に織り込み、織り込みタフティングニードル10が基布を通過する時、伝動軸22は回転し、第二偏心輪34を動かして回転させ、第二偏心輪34は接続アーム25を推進して取付板14を反時計回りにある角度でスイングさせ、強制的にフックナイフ16に糸11を結ばせ、伝動軸22は回転するとともに第一偏心輪23を動かして回転させ、連接棒21が伝動ロッド20のプッシュ・ロッド19に接続する一端を動かして上下移動させ、プッシュ・ロッド19が切断ナイフ15を動かして上下移動させて糸11を切断する。
【0025】
前記台板式コンピュータタフティング機で製造されたタフテッド製品は、基布と基布に紡織された糸を備え、前記糸は基布の一面においてパイルを形成し、前記パイルは高さ又は色の相違によって模様又はカラーブロックを形成し、前記タフテッド製品の反面に隣接する2つの模様又はカラーブロックの間は重ならず、且つ、単一の模様又は単一のカラーブロックは紡織開始から紡織終了まで一体になり、糸の浪費を避け、コストを節約し、模様が精密で美しく、特に繁雑な模様が明瞭度を体現できる。
【0026】
以上の実施例は本考案の基本的な原理と特性のみを説明し、本考案は前記事例に制限されず、フレームの形式及び糸の材料の変更に伴って変更し、フレームは門形フレームであってもよく、糸の材料はテリレン、アクリル繊維、綿、麻、毛のいずれか一種又は複数種であってもよいし、本考案の要旨と範囲を逸脱しないことを前提として、本考案には各種の変化や変更もあり、これらの変化や変更は保護請求している本考案範囲内に含まれる。本考案が保護請求している範囲は添付された請求の範囲及びその等価物に規定される。
【0027】
1………フレーム
2………糸フレーム
3………作業台板
4………X軸レール
5………Y軸レール
6………X軸ステップモータ
7………Y軸ステップモータ
8………可動フレーム
9………ヘッド
10………タフティングニードル
11a………糸
12………ホスト
13………カット/ループパイル装置
14………取付板
15………切断ナイフ
16………フックナイフ
17………フックナイフシート
18………高度調整溝
19………プッシュ・ロッド
20………伝動ロッド
21………連接棒
22………伝動軸
23………第一偏心輪
24………取付溝
25………接続アーム
26………アーム
27………ウォームギア
28………ウォーム
29………昇降調整ハンドホイール
30………箱体
31………主駆動サーボモータ
32………ベルト・プーリー
33………伝動ベルト
34………第二偏心輪

(57)【要約】

【課題】自動化程度が高く、生産効率が高く、原料利用率が高く、生産コストが低く、製品品質が信頼できる台板式コンピュータタフティング機及タフテッド製品を提供する。【解決手段】台板式コンピュータタフティング機は、フレーム1、ヘッド9、糸フレーム2、作業台板3、可動フレーム8、駆動装置、コントロールパネル及びコンピュータのホストを備える。作業台板にレール4,5が設置され、可動フレームはレールに置かれてレールに沿って往復運動でき、フレームにおいて作業台板の上方に少なくとも1つのヘッドが設置され、それぞれのヘッドには少なくとも1本のタフティングニードル10が取り付けられ、タフティングニードルはその駆動装置に駆動されて上下に移動する。コンピュータのホストは駆動装置の運動を制御し、フレームにおいてタフティングニードルに対応して作業台板の下方にカット/ループパイル装置13が設置される。


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