(54)【考案の名称】ポリ製型枠受具

(51)【国際特許分類】

E04G 17/06 ・結合手段 スペーサ

(73)【実用新案権者】株式会社京都スペーサー

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、建築型枠用セパレーターの特に躯体鉄筋のかぶり部分を捩じり切って除去する型のセパレーターに関する。

【従来の技術】

【0002】
従前、上述のかぶり部分を捩じり切って除去する型のセパレーターは、型枠を内側から締め付けるワッシャーと該セパレーターを捩じり切るくびれ部との間はむき出しの鋼線であり、即ちセパレーターの要切除部分が打設された生コンと直に接している。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
上述のごとくセパレーターの切除しようとする鋼線部分は、生コンと直に接するため打設時の生コンの打設高さ及び生コンの乾燥固化時の収縮による大きい圧縮力を受ける。該圧縮力は生コン上端面からの深さが深いほど即ち型枠の底部に近いほど大きく、それは鋼線を捩じり切ろうとするとき大きい摩擦力となって現れ、そのため該セパレーターは型枠の下部においてしばしば所定の切断位置では切れず、コンクリート外面に出ている該セパレーターのネジ加工部の根元から切れてしまうことがあり、コンクリート内に残った部分の撤去に苦慮している。

【効果】

【0006】
本考案によるポリ製受具を捩じり切り型セパレーターに組み込めば該セパレーターの要切除部分に加わる生コンの圧縮力、即ち捩じり切る際に該部分に生じる摩擦力を低減できるので生コンの打設高さに関係なく、換言すれば型枠の上部、下部に関係なく該セパレーターを所定の位置で簡単に切断でき、型枠の解体作業が著しく効率化される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】(a)は埋め込み式、(b)は撤去式のそれぞれポリ製型枠受具のイメージ図。
【図2】(c)は図1(a)、(d)は図1(b)をそれぞれ型枠にセットしたときの断面図。

【0008】
本考案によるポリ製型枠受具はセパレーターの素材の鋼線がワッシャー4を組み込んで転造機で加工された後に該鋼線両端部のネジ加工部より若干競り気味に挿入される。この競り気味に挿入されることで運搬中や作業中に該受具がセパレーター本体から落下紛失しないよう考慮されている。
【産業上の利用可能性】
【0009】
本考案によるポリ製型枠受具は上述埋め込み型、撤去型のいづれも従前のものに比べて筒部2の寸法が細いので材料コストが安く、安価で市場に供給できる。
また従前の捩じり切り型セパレーターに比べてかぶり部分の切断撤去が容易であるなど産業上の利用の可能性は極めて高いと考えられる。
【0010】
1,型枠と接する受部
2,受具の筒部
3,型枠のコンパネ
4,ワッシャー
5,外部締め付け金具
6,セパレーター本体の鋼線
7,ワッシャーの移動制限凸部
8,切断凹部

(57)【要約】

【課題】生コンの乾燥固化に伴う収縮による圧縮力が直接セパレーターの鋼線に及ばない様該鋼線の要切除部を被覆する筒部を有するポリ製の型枠受具を提供する。【解決手段】受具がコンクリート内に埋め込まれる場合、型枠と接する受部1の外周面の勾配は外側に向かって小さくなっている。受具の筒部2は受部1と一体の筒部でその長さは躯体鉄筋のかぶり長即ちセパレータの切除部まで及んでいる。また該受具を型枠解体後のコンクリートから撤去する場合、受部1の外周面の勾配は、逆に外側に向かって大きくなる抜き勾配がついている。こちらの受具はポリ材質など、コンクリート以外の異物が躯体コンクリートに埋設されることを許容しない顧客を対象として提供される。


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