(54)【考案の名称】ライト芳香族炭化水素を液体から気体に変換する装置

(73)【実用新案権者】力▲よう▼環保科技有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案のライト芳香族炭化水素を液体から気体に変換する装置は、新世代の燃焼エネルギー産出技術に関し、さらに明確に言えば、一般液体のライト芳香族炭化水素材料を利用するもので、例えばエーテル、アルカン類の液体油及び気体を加熱、混合、気化した後、引火用燃焼気体とする蒸気を得る技術に係る。

【従来の技術】

【0002】
近年、ライト芳香族炭化水素類のオイル材料を液体から気体に変換する燃料供給方式が提供され、それは、低沸点の特性を用いて、気化(蒸発)された気体を霧化して集め、燃焼ガスとして使用する方式である。この種に関連するオイル混合空気及び気化装置は何れも、単一燃料筒体内で直接、液体、霧状、気体の混合を行うため、その混合過程には、安全性、燃焼気体の濃度量、溶剤量、漏気等の問題がある。例えば、図1の構造において、タンク9内部には中空の空間91を設け、該タンク9には溶剤液位計911、オイル排出口92、オイル排出口93、加熱器94、出力端95、安全弁96、温度計97、圧力メータ98、圧力弁99を設置し、空圧装置8及び空圧機81、気体進入管82、霧化ノズル83等を組み合わせる。その原理は、定量の油料をタンク9内に入れ、直接、タンク内で空気混合動作を行い、油料と気体を混合した後、可燃焼ガス体を集めて出力端95から送り出し、燃料として使用する。この種の方式において、タンク9内の油料温度は気体による吸熱効果の影響を容易に受けて油温を下降させる。油料温度が一定レベルにまで下がると、気化し難くなる欠点が起き、加熱時に油料補填を適時に行えない状況が発生し易く、燃焼ガスの品質及び濃度に欠点が生まれ、既にある機能を失うことになる。よって、燃焼ガスの品質は安定産出できないことが前記構造の最大の短所となる。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
本考案は、ライト芳香族炭化水素類のオイル材を液体から気体に変換し、直接、単一燃料筒体内で液体、霧状、気体を混合する公知技術において、混合過程の安全性に問題が生じ、燃焼ガスの濃度と溶剤量のコントロールが難しく、漏気等の諸々の欠点を改善する。
【0004】
本考案の主な目的は、一般の液体のライト芳香族炭化水素材料の例えばエーテル、アルカン類の液体油と空気気体を加熱、混合、及び気化した後に、引火用燃焼気体とする蒸気を得る技術に係る。特に、本考案は、単一燃料筒体内で直接、液体、霧状、気体の混合を行う伝統的な方式を捨て、分離し尚且つ独立設置する方式を採用し、安全性を保ち、適当な燃焼ガス濃度、溶剤量にし、簡単なコントロールをおこなう等の長所及び目的を期待する。

【効果】

【0016】
本考案のライト芳香族炭化水素を液体から気体に変換する装置は、液体、霧状、気体を行う装置を分離し尚且つ独立設置する方式を採用し、良好な安全性を保ち、適当な燃焼ガス濃度、溶剤量にし、簡単なコントロールをおこなう効果を備える。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】公知の液体ライト芳香族炭化水素の燃焼ガス産出装置を示す図である。
【図2】本実用新案の構造を示す図である。
【図3】本実用新型の実施状態を示す図である。

【0018】
図2に示すとおり、本考案のライト芳香族炭化水素を液体から気体に変換する装置は、燃焼ガス貯蔵タンク18、二つのガス産出タンク5、二つの燃焼ガス通路管28を含む。そのうち、各燃焼ガス通路管28を燃焼ガス貯蔵タンク18と各ガス産出タンク5間に連結し、尚且つ燃焼ガス貯蔵タンク18を二つのガス産出タンク5の上端に位置させ、燃焼ガス貯蔵タンク18と二つのガス産出タンク5を組み合わせて「π」字形を作る。
【0019】
そのうち、各ガス産出タンク5は、内部を中空状にし、尚且つ油料放置区19を備える。該油料放置区19の底部には加熱部材16を設け、該加熱部材16上には曝気管15を設け、該曝気管15の外端通路には気体進入管20を備える。また、油料放置区19中の下から上へ順に、低密度液霧フィルタ4、中密度液霧フィルタ3、高密度液霧フィルタ2を設置する。ガス産出タンク5の上部から油料放置区19内の底部に近い箇所にライト芳香族炭化水素燃料注入管12を直接挿入し、ガス産出タンク5には、空気混入に用いるための空気混入支管22を挿入する。ガス産出タンク5の外部には保温綿23を包覆し、尚且つガス産出タンク5の傍らには外部液位通路管32を設置し、外部液位通路管32上には高液位測定器6及び低液位測定器7を備える。また、ガス産出タンク5には排出口弁13、温度測定器21、過温測定器14を設ける。ガス産出タンク5の底部には底座板体30を設け、二つのガス産出タンク5間には、液位通路管29を設け、ガス産出タンク5の外底部には、振動測定器27を設置する。
【0020】
燃焼ガス貯蔵タンク18内部を中空状にし、内部は燃焼ガス通路管28を介して各ガス産出タンク5の内部に連通する。該燃焼ガス貯蔵タンク18には燃焼ガス出口弁1を設置し、気化した燃焼ガスの出力に用いる。また、燃焼ガス貯蔵タンク18には、ニーズに応じて圧力スイッチ17、過圧力スイッチ37、燃性濃度測定器36、落雷測定器24、二酸化炭素測定器35、外部燃焼ガス通路管口33、酸素測定器34、及び振動測定器27を設置する。
【0021】
本実用新案の装置には、さらに、プログラム化自動制御部8を含み、各測定器と動作状態の整合に用いる。また、さらに、空気圧縮機部11を含み、装置に組み合わせる空気篩い分け器113、水分篩い分け器111、富酸化膜112を設置し、該空気圧縮機部11では空気を空気混入支管22に供給する。また、漏気測定器25を含む。
【0022】
実施時には、図3に示すとおり、液体ライト芳香族炭化水素類の油料である例えばエーテル、アルカン類の液体油を、ライト芳香族炭化水素燃料注入管12からガス産出タンク5の内部に注入し、空気圧縮機部11を用いて、適当な比率の高圧空気を空気混入支管22を介してガス産出タンク5の内部に送る。加熱部材16によって加熱し、曝気管15との曝気作用を行い、続いて、元来、液体のライト芳香族炭化水素類の油料を混合及び気化させた後に気体にし、燃焼ガス通路管28を経て燃焼ガス貯蔵タンク18に送り貯蔵し、最後に燃焼ガス出口弁1の端から送り出すことで完了する。
【0023】
本実用新案のプログラム化自動制御部8、通路管32上に設置した高液位測定器6、低液位測定器7を組み合わせることにより、ガス産出タンク5内部の油料が過少である時に自動的に補充を行うことができ、自動化の目的を達成する。
【0024】
本実用新案のπ字形装置は、ニーズに応じて連続的な連結延伸が可能である。
【0025】
以上の構造により、本実用新案のライト芳香族炭化水素を液体から気体に変換する装置は、燃焼ガス貯蔵タンク18と二つのガス産出タンク5を分けて設け、液体を気体に変換する気体混合過程及び貯蔵を分離して行うため、現有する欠点を解決する。
【0026】
1 燃焼ガス出口弁
2 高密度液霧フィルタ
3 中密度液霧フィルタ
4 低密度液霧フィルタ
5 ガス産出タンク
6 高液位測定器
7 低液位測定器
8 プログラム化自動制御部
11 空気圧縮機部
111 水分篩い分け器
112 富酸化膜
113 空気篩い分け器
12 ライト芳香族炭化水素燃料注入管
13 排出口弁
14 過温測定器
15 曝気管
16 加熱部材
17 圧力スイッチ
18 燃焼ガス貯蔵タンク
19 油料放置区
20 気体進入管
21 温度測定器
22 空気混入支管
23 保温綿
24 落雷測定器
25 漏気測定器
26 振動測定器
27 燃焼ガス通路管
28 液位通路管
29 底座板体
32 外部液位通路管
33 外部燃焼ガス通路管口
34 酸素測定器
35 二酸化炭素測定器
36 燃性濃度測定器
37 過圧力スイッチ
8 空圧装置
81 空圧機
82 気体進入管
83 霧化ノズル
1 タンク
91 空間
911 溶剤液位計
92 オイル排出口
93 オイル排出口
94 加熱器
95 出力端
96 安全弁
97 温度計
98 圧力メータ
99 圧力弁

(57)【要約】

【課題】安全で、燃焼ガス濃度、溶剤量を適度にするライト芳香族炭化水素を液体から気体に変換する装置を提供する。【解決手段】ライト芳香族炭化水素を液体から気体に変換する装置は、主に、燃焼ガス貯蔵タンク18と、二つのガス産出タンク5を含む。該燃焼ガス貯蔵タンク18と各ガス産出タンク5間には燃焼ガス通路管27を設け、π字形を形成する。各ガス産出タンク5には少なくとも、ライト芳香族炭化水素燃料注入管12、空気混入支管22、気体進入管、曝気管15、加熱部材16を含み、二つのガス産出タンク5間には液位通路管28を連結する。本実考案の装置は、エーテル、アルカン類の液体油及び気体を用いて、加熱、混合、気化した後に、その蒸気を引火燃焼ガスに用い、一般の可燃焼ガス等を代替するものである。本考案は加熱時に適時に油料を補充できるため、産出する燃焼ガスの品質を安定させる。


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