(54)【考案の名称】粘土細工等に使用する抜き型具

(73)【実用新案権者】株式会社ナナミ

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、子供が粘土細工とかクッキー造りに使用する抜き型具に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
株式会社日本教材製作所の新学期用品カタログ 2012年版には、周壁面が自動車とか花とか魚の形状で、上下両端が開口したプラスチック製の型枠が開示されている。
【0003】
この粘土細工用の型枠は、下端縁を平らに延ばした粘土板に押込んだ後、型枠を粘土板から引き上げてテーブル等の上に置き、型枠内の粘土片を指先で押さえながら型枠を引き上げ、乗り物とか動物の形状をした粘土片を成形するものである。そのため、型枠内に嵌合している粘土片を無造作に指で押し出すときは、成形品が変形したり、亀裂を生じたりすることがあった。
【0004】
【非特許文献1】株式会社日本教材製作所の新学期用品カタログ 2012年版

【考案が解決しようとする課題】
【0005】
本考案は、子供が平らに延ばした粘土やクッキーの生地より、乗り物とか動物の形状などの粘土片を損傷することなく容易に抜き取ることができる粘土細工やクッキーの製造に使用する抜き型具を提供することを目的としている。

【効果】

【0009】
本考案に係る抜き型具は、粘土板とかクッキー生地板への抜き型の押込み、及び押し型における摘みの押込みにより、表面に凹凸模様が施された粘土片やクッキー生地片を容易に、且つ損傷することなく成型することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本考案に係る粘土細工等に使用する抜き型具の実施形態を示す平面図である。
【図2】同上実施形態におけるA−A断面図である。
【図3】同上実施形態における成型工程を示す断面図である。
【図4】同上実施形態における分解斜視図である。

【0011】
以下、本考案に係る粘土細工等に使用する抜き型具の実施形態を図1乃至図4を参照して詳細に説明する。
【0012】
符号1は筒状に形成したプラスチック製の抜き型であり、周壁面2を自動車の輪郭線状に形成すると共に、上板3の中央部に軸受け4を、その周囲に通気口5を形成し、周壁面2の下端に切断縁6を形成している。
【0013】
符号7はプラスチック製の押し型であり、上記抜き型1の軸受け4を貫通した昇降軸8の下端に、抜き型1の周壁面2に沿って水平状態で昇降する型板9を設け、昇降軸8の上端に摘み10を固定している。上記型板9は外周が抜き型1の周壁面2と同一形状であり、下面に自動車のドアーと車輪の凹凸模様11を施している。また型板9の上面には連結筒12を突設し、この連結筒12を昇降軸8の下端に着脱可能に嵌合している。尚、符号13は平に伸ばした粘土板、14は切断された粘土片であり、15は台板である。
【0014】
本考案に係る上記実施形態において、図3(a)に示すように、台板15上に平らに延した粘土板13上に抜き型1を載置し、この抜き型1を押込むと、抜き型1の下降に伴い抜き孔1内の空気は通気口5より外部に流出し、抜き型1の下端は図3(b)に示すように台板15上に達し、抜き孔1内には輪郭が自動車の形状をした粘土片14が形成される。引き続き図3(c)に示すように押し型7の摘み10を押して型板9を粘土片14上に圧接させた後、図3(d)に示すように抜き型1を粘土板13から引き上げて抜き型1内の粘土片14と共に、粘土板13の位置から台板15上に移し、摘み10を押すと、図3(e)に示すように表面に自動車のドアーや車輪が立体的に表現された粘土の成型品が押し出される。
【0015】
上記実施形態は、上端に摘み10を固定した昇降軸8の下端を抜き型1の軸受け4に挿入した後、その下端に型板9を着脱可能に取付けているので、使用後は、昇降軸8から型板9を離脱し、全体を分離して、容易に水洗いすることができる。この実施形態とは反対に、昇降軸8に型板9を固定し、摘み10を着脱可能に取付けても、同様の効果が得られる。また軸受け4に挿入した昇降軸8に、型板9と摘み10を固着する場合もある。上記実施形態は、粘土細工に使用した場合であるが、クッキー生地の打ち抜きに使用すれば、乗り物や動物の形状をしたクッキーを造ることができる。
【0016】
1 抜き型
2 周壁面
3 上 板
4 軸受け
5 通気口
6 切断縁
7 押し型
8 昇降軸
9 型 板
10 摘 み
11 凹凸模様
12 連結筒
13 粘土板
14 粘土片
15 台 板

(57)【要約】

【課題】子供が板状に延ばした粘土やクッキーの生地より、乗り物とか動物の形状などの粘土片を損傷することなく容易に抜き取ることができる粘土細工やクッキーの製造に使用する抜き型具を提供する。【解決手段】下端が開口した筒状の抜き型1と、該抜き型1の上板を貫通する押し型7とよりなり、上記抜き型1は周壁面2を乗り物とか動物の輪郭線状に形成すると共に、上板3の中央部に軸受け4を、下端周縁に切断縁6を設け、上記押し型7は抜き型1の軸受けを貫通した昇降軸8の下端に、外周が抜き型1の周壁面2と同一形状であって、抜き型1の周壁面2に沿って水平状態で昇降し、且つ下面に乗り物とか動物の凹凸模様を施した型板9を設け、昇降軸8の上端に摘みを設けたことを特徴とする粘土細工等に使用する抜き型具。


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