(54)【考案の名称】運転免許証取り忘れ防止装置

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、運転免許証の取り忘れ防止装置に関すし、特にICチップ内蔵の運転免許証をICカードリーダで読み取るときの取り忘れ防止装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
近年、自動車等の運転免許証には、ICチップが内蔵され、ICチップには、個人データを初めとする種々のデータが格納されている。例えば、特許文献1は、ICカード運転免許証のICチップから免許証情報を読み取るICカードリーダを開示している。
【0003】

【効果】

【0008】
本考案によれば、運転免許証が免許証情報を読み取るICカードリーダに載置された状態にあるとき、警告を出力するようにしたので、運転者またはユーザーは、運転免許証の取り忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本考案の実施例に係る運転免許証の取り忘れ防止装置の概要を示す図である。
【図2】本考案の第1の実施例に係る運転免許証の取り忘れ防止装置の電気的な構成を示す図である。
【図2A】本実施例に用いられる近接センサと警告部の回路図である。
【図3】本考案の第2の実施例に係る運転免許証の取り忘れ防止装置の電気的な構成を示す図である。
【図4】本考案の第3の実施例に係る運転免許証の取り忘れ防止装置の電気的な構成を示す図である。
【図5】本考案の第4の実施例に係る運転免許証の取り忘れ防止装置の電気的な構成を示す図である。

【0010】
以下、本考案に係る運転免許証の取り忘れ防止装置の好適な実施態様を図面を参照して説明する。
【0011】
図1(A)は、本考案の実施例に係る運転免許証の取り忘れ防止装置の正面図、図1(B)は、その側面図、図1(C)および(D)は、運転免許証が搭載された状態を示している。本実施例の運転免許証の取り忘れ防止装置100は、運転免許証のICカードリーダに一体にまたは個別に設けられる。運転免許証の取り忘れ防止装置100は、運転免許証を保持するための保持部110と、保持部110の下部に設けられた矩形状のハウジング120と、運転免許証が保持部110に保持された状態にあることを検出する検出部130と、ハウジング120の正面に取付けられたランプ部140とを備えている。
【0012】
保持部110は、例えば、ハウジング120の表面に2つの板状の部材110A、110Bを有し、2つの板状の部材110A、110Bは、一定の角度で傾斜されている。これにより、運転免許証Dは、2つの板状の部材110A、110Bの間に傾斜された状態で倒立するように載置され、保持される。但し、運転免許証Dをどのように保持するかは任意であり、必ずしも図1に示すような形態に限らない。例えば、運転免許証Dをハウジング120の表面に水平に載置するようにしてもよい。
【0013】
運転免許証Dには、ICチップが内蔵されており、ICチップに記憶された免許証情報は、ハウジング120の内部に収容されたICカードリーダー部200によって読み取られるようになっている。これについては、後述する。
【0014】
保持部110に隣接して、運転免許証Dの存在を検出する検出部130が設けられる。検出部130は、保持部110の板状の部材110Aがあたかも連続されるかのように、板状の部材110Aの表面と同一の傾斜角の表面を有する。従って、ユーザーは、運転免許証Dを、なんら違和感なく、板状の部材110Aと検出部130の双方の面上に立て掛けるように載置することができる。但し、検出部130の構成は、図1の態様に限定されるものではなく、保持部110と同様に2つの板状の部材110A、110Bがあたかも連続されるような形態であってもよいし、必ずしも保持部110との形状の連続性をもたなくてもよい。要は、保持部110に保持された運転免免許証Dの存在を検出することができればよい。
【0015】
検出部130は、接触式または非接触式のいずれかにより運転免許証Dの存在を検出する。検出部130は、例えば、レーザー光や赤外光などの光を照射しその反射光を受光する光センサ、運転免許証が近接したことを磁気等により検出する近接センサ、運転免許証が載置されたことに応答して接点が変位するような接触センサを含むことができる。検出部130による検出結果は、ハウジング120内の警告部へ提供される。
【0016】
ランプ部140は、例えば発光ダイオードやその他の発光するランプを含んで構成される。ランプ部140は、運転免許証Dが検出部130によって検出されている間、連続的にまたは断続的に光を発する。また、ここには図示しないが、ハウジング120には、警告音またはその他の音声を出力するためのスピーカが設けられ、当該スピーカからの警告音は、運転免許証Dが検出部130によって検出されている間、連続的にまたは断続的に出力される。
【0017】
図2は、本実施例の運転免許証の取り忘れ防止装置100の電気的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、当該防止装置100は、運転免許証Dの免許証情報を読み取りを行うICカードリーダー部200と、運転免許証Dの取り忘れを防止する取り忘れ防止部300とを含んでいる。
【0018】
ICカードリーダー部200は、保持部110に運転免許証が保持されたとき、ICチップの免許証情報を非接触状態で読取る読取部210と、読み取られた免許証情報を記憶する記憶部220と、読取部210および記憶部220を制御する制御部230とを備えている。なお、ここには詳細に示していないが、ICカードレーダー部200は、USBケーブルやその他の接続手段を用いてコンピュータ等に接続され、読取られた免許証情報がコンピュータへ送信される。コンピュータは、受信した免許証情報に基づき、運転者の免許証情報のチェックや管理を行う。コンピュータは、必要に応じて運転に不適格な事由が見つかれば、その旨の警告を行う。
【0019】
取り忘れ防止部300は、保持部110に運転免許証Dが保持されたとき、運転免許証Dを検出する近接センサ310と、近接センサ310の検出結果に基づき警告を発する警告部320とを有する。近接センサ310は、少なくとも運転免許証Dが保持部110によって保持されている間、あるいは運転免許証Dの免許証情報がICカードリーダー部200によって読み取られている間、運転免許証Dの存在を検出する。
【0020】
警告部320は、近接センサ310によって運転免許証Dが検出されている間、聴覚または視覚により感知可能な警告を発し、ユーザーまたは運転者に、運転免許証Dが保持部110によって保持された状態にあることを知らせる。警告部310は、上記したようにランプ部140を点灯させたり、スピーカから警告ブザーを鳴らしたりする。
【0021】
運転免許証Dが保持部110から取り外されると、すなわち、免許証情報の読み取りが終了すると、近接センサ310によって運転免許証が非検出となる。警告部320は、この検出結果を受けて、警告を停止する。
【0022】
本実施例では、検出部130が近接センサ310を含むものであるが、近接センサ310は、例えば、直流3線式NPN出力タイプのセンサを用いることができる。図2Aは、直流3線式NPN出力タイプの近接センサを用いたときの回路図の一例を示している。
同図に示すように、近接センサ310のプラス側端子には、ヒューズ326および電源328が接続される。また、マイナス側端子とヒューと326との間には、警告出力としてのランプ322およびブザー324が並列に接続される。
【0023】
次に、本考案の第2の実施例について図3を参照して説明する。なお、図2と同一構成については同一参照番号を附し、重複した説明を省略する。第2の実施例に係る運転免許証取り忘れ防止装置100Aは、図3に示すように、近接センサ310の検出出力が制御部230へ提供される。制御部230は、近接センサ310の検出結果に基づき警告部320の警告を制御する。制御部230は、近接センサ310によって運転免許証が検出されている間、警告部320による警告を出力し続けるようにしてもよいし、一定の時間期間を管理してその間だけ警告部320による警告を出力させるようにしてもよい。
【0024】
次に、本考案の第3の実施例について図4を参照して説明する。第3の実施例に係る運転免許証取り忘れ防止装置100Bでは、第1および第2の実施例のときに用いた近接センサを用いることなく、運転免許証の取り忘れ防止のための警告を発する。制御部230は、読取部210により運転免許証Dの免許証情報が読み取られている間、すなわち読取部210による読取が開始された時点から読取が終了された時点までの間、警告部320による警告を出力させる。第3の実施例では、近接センサが不要になるので、防止装置の小型化、軽量化を図ることができる。
【0025】
次に、本考案の第4の実施例について図5を参照して説明する。第4の実施例では、第3の実施例に、ユーザーからの入力を受け取る入力部330を追加したものである。警告部320による警告が発せられているとき、ユーザーは、任意のタイミングで警告を停止させるための指示を入力部330から与えることができる。この場合、制御部230は、この指示を割り込み信号として受け取り、免許証情報の読み取り中であっても、警告部320による警告を停止させることができる。さらに、ユーザーは、任意のタイミングで警告を出力させるための指示を入力部330から与えることができる。この場合、制御部230は、この指示を割り込み信号として受け取り、運転免許証Dが保持部110に保持されていなくとも、警告部320による警告を出力させることができる。
【0026】
本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。 警告部320による警告は、上記のような形態に限定されるものではなく、どのような形態であってもよい。警告部320は、運転免許証の取り忘れを防止するための音声データ、例えば、「運転免許証の取り忘れに注意してください」をメモリ等に予め記憶しておき、当該音声データをスピーカから出力するようにしてもよい。
【0027】
100、100A、100B、100C:運転免許証取り忘れ防止装置
110:保持部
110A、110B:板状部材
120:ハウジング
130:検出部
140:ランプ部
200:カードリーダー部
210:読取部
220:記憶部
230:制御部
300、300A、330B、300V:取り忘れ防止部
310:近接センサ
320:警告部
330:入力部


(57)【要約】

【課題】ICカードリーダにおける運転免許証の取り忘れを防止する装置を提供する。【解決手段】運転免許証Dの取り忘れ防止装置100は、運転免許証に内蔵されるICチップから免許証情報を読み取る読取り手段210と、運転免許証の存在を検出する近接センサ310等を含む検出手段と、運転免許証の存在が検出されている間、警告を発する警告手段320とを有する。好ましくは、ICカードリーダに運転免許証が載置されている間、聴覚または視覚により感知可能な警告が継続して発せられる。


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