(54)【考案の名称】多動力源回転構造

(73)【実用新案権者】佶新科技股▲ふん▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本発明は、回転構造に関し、特に、多動力源回転構造に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
より重い品物を運ぶため輸送機構には、高トルク及び高安定度が要求される。なお、その輸送の方式は、モータ及びギヤにより動力を伝達することが一般的である。モータの負荷を減少するために、モータに設けられる小径ギヤに、より大径な回転盤を合わせて、前記回転盤を受け端とすることが一般的である。すなわち、高ギヤ比の方式により、省力の効果を達成可能である。なお、機械のスペースは有限であるため、前記回転盤の大きさが制限される。モータの負荷を減少するためには、前記小径ギヤの歯数を減少すべきである。しかし、前記小径ギヤの歯数の減少の程度には制限があり、前記回転盤と前記小径ギヤのギヤ比を一定の程度に増加すると、これ以上に増加することができない。
【0003】
上記のような問題を解決するために、モータの出力動力を増加することが一般的である。しかし、単一のモータの出力動力を増加する場合には、モータの体積が大幅に増加し、モータの生産コストも増加する。そして高動力出力で小型のモータを効率良く放熱するように対策しないと、過熱して焼損する可能性がある。また高ギヤ比のギヤ駆動方式は、前記回転盤を駆動する過程中に、モータの負荷が極めて大きい。そして単一のモータのギヤによって駆動する場合に、モータのギヤが単一のポイントで前記回転盤と接触するため、接触面積が小さく、ギヤ同士の負荷が増加し、ギヤが破壊されやすいという問題がある。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の主な目的は、回転機構の高負荷運転の過程中に、モータの負荷を減少可能であり、モータの寿命を延ばすことが可能であり、回転機構の運転を安定的に行うことができる多動力源回転構造を提供することにある。
【0005】
本発明の次の目的は、標準化以外の高トルクモータの利用を回避することにより、コストを減少可能であり、効率良く放熱することが可能な多動力源回転構造を提供することにある。

【効果】

【0009】
本発明の多動力源回転構造によれば、次のような効果がある。
(1)複数の動力ユニットを設けることにより、回転体への駆動動力の提供を分散可能であり、これにより、動力ユニットのモータ及びギヤの損壊を回避可能である。
【0010】
(2)複数の動力ユニットを設けることにより、回転体の回転時の分解能及びトルクを増加可能である。
【0011】
(3)複数の動力ユニットを設けることにより、回転体の回転時のギヤ同士の間の隙間を減少可能であり、回転体の回転時の安定性を増加可能である。
【0012】
(4)回転体の周囲に複数の動力ユニットを設けることにより、高トルクを提供可能であり、動力の出力を均一にすることが可能であり、応力を受ける能力が良くなる。
【0013】
(5)複数の動力ユニットのうちの何れかが損壊しても、他の動力ユニットが持続に稼動可能であるため、故障による機械の停止時間を減少可能であり、生産能力を増加可能である。
【0014】
(6)標準化以外の高トルクモータの利用を回避することにより、コストを減少可能であり、放熱を良くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の実施例1の構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1のレイアウトを示す平面図である。
【図3】本発明の実施例2のレイアウトを示す平面図である。
【図4】本発明の実施例3のレイアウトを示す平面図である。

【0016】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施例1)
図1及び図2を参照する。図1は本発明の実施例1の構造を示す斜視図であり、図2は本発明の実施例1のレイアウトを示す平面図である。本実施例の多動力源回転構造は、回転体10と、回転体10と連接している複数の動力ユニット20と、複数の動力ユニット20の回転を制御する同期処理ユニット30と、を含む。回転体10、動力ユニット20及び同期処理ユニット30は、プレート40に固定される。回転体10は、プレート40の上で回転可能であり、その回転の軸方向に平行する歯状部11と、その回転の軸方向に垂直する受け面14と、を有する。本実施例では、回転体10は、リング状を呈し、内側12と、外側13と、を有し、歯状部11が外側13の表面に設けられる。動力ユニット20は、歯状部11と噛合うギヤ21と、ギヤ21と連接してギヤ21を伝動させることが可能なモータ22と、を有する。ギヤ21は、互いに対向して対称するように回転体10の外側13に設けられる。同期処理ユニット30は複数の動力ユニット20と連接している。同期処理ユニット30により、動力ユニット20のモータ22の回転速度を同期にすることが可能である。このように、回転体10の歯状部11と動力ユニット20のギヤ21との衝突又は力受けの不均一による損壊を回避可能である。また、省力の目的を達成するために、本発明は、回転体10の半径がギヤ21の半径を大幅に超える場合、すなわち、回転体10の歯状部11の歯数がギヤ21の歯数を大幅に超える場合に適用することが可能である。
【0017】
(実施例2)
図3を参照する。図3は本発明の実施例2のレイアウトを示す平面図である。回転体10の外側13に動力ユニット20を設けて回転体10を駆動する他、内側12の表面に歯状部11を設けて、複数の動力ユニット20のギヤ21を、互いに対向して対称するように回転体10の内側12に設けて歯状部11と噛合わせてもよい。このように、動力ユニット20の設置スペースを減少可能である。
【0018】
(実施例3)
図4を参照する。図4は本発明の実施例3のレイアウトを示す平面図である。本実施例では、動力ユニット20が三つある。三つの各動力ユニット20は、120度の間隔毎に設置され、回転体10を囲むように歯状部11と連接する。このように、全体の運転は安定的となる。
【0019】
このように、本発明の特定の例を参照して説明したが、それらの例は、説明のためだけのものであり、本発明を限定するものではなく、この分野に通常の知識を有する者には、本発明の要旨および特許請求の範囲を逸脱することなく、ここで開示された実施例に変更、追加、または、削除を施してもよいことがわかる。
【産業上の利用可能性】
【0020】
本発明は、回転構造に適用することができる。
【0021】
10 回転体
11 歯状部
12 内側
13 外側
14 受け面
20 動力ユニット
21 ギヤ
22 モータ
30 同期処理ユニット
40 プレート

(57)【要約】

【課題】回転機構の高負荷運転の過程中に、モータの負荷を減少可能であり、モータの寿命を延ばすことが可能であり、回転機構の運転を安定的に行うことができる多動力源回転構造を提供する。【解決手段】その回転の軸方向に平行する歯状部11を有する回転体10と、歯状部11と噛合うギヤ21と、ギヤ21と連接してギヤ21を伝動させることが可能なモータ22と、を備え、回転体10と連接している複数の動力ユニット20と、を含み、更に、複数の動力ユニット20の回転を制御する同期処理ユニット30を有し、同期処理ユニット30は複数の動力ユニットと連接している。


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