(54)【考案の名称】カーポート

(73)【実用新案権者】丸久鋼材株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、カーポートに関し、特に、前方から後方に車両が進入して駐車可能であり、複数台の車両が並列して駐車可能な駐車スペースに設けられるカーポートに関する。

【従来の技術】

【0002】
近年、環境問題に対する配慮から、太陽光発電を行うための太陽光パネルを住戸等の屋根に設けるケースが増えている。ところが、住戸等の屋根の日当たりが悪い場合、太陽光パネルを設置しても発電効率が悪い。
ところで、車両を駐車する駐車スペースは、通常、車両が通行可能な道路に面して設けられる。即ち、駐車スペースの前には太陽光を遮る建築物等が無いため、日当たりが良好である場合が多い。また、駐車スペースには、雨や雪等を遮る屋根を柱で支持するカーポートが設置される場合も多い。
【0003】
ところが、太陽光パネルは、一般的なカーポートの屋根材として用いられるポリカーボネート板に比べ、重量が重いため、一般的なカーポートに設置することはできない。
【0004】
そこで、太陽電池モジュールを屋根に載置し、この屋根を6本の支柱で支持するカーポートが提案されている(特許文献1を参照)。
このカーポートによれば、太陽電池モジュールの荷重を6本の支柱で支持することで、カーポートに太陽光モジュールを設置できる。
【0005】

【効果】

【0013】
本考案によれば、太陽光パネルを設置可能とするとともに、駐車が容易なカーポートを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本考案の一実施形態に係るカーポートの斜視図である。
【図2】前記実施形態に係るカーポートを前方から視た図である。
【図3】前記実施形態に係るカーポートを図2に示す左方向から視た図である。
【図4】前記実施形態に係るカーポートを図2に示す右方向から視た図である。
【図5】前記実施形態に係るカーポートが設けられた駐車スペースに駐車する際の車両の経路を説明する図である。

【0015】
本考案の実施形態に係るカーポート1の構成を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施形態に係るカーポート1の斜視図である。
図2は、前記実施形態に係るカーポート1を前方から視た図である。
図3は、前記実施形態に係るカーポート1を図2に示す左方向から視た図である。
図4は、前記実施形態に係るカーポート1を図2に示す右方向から視た図である。
【0016】
カーポート1は、前方から後方に車両100が進入して駐車可能であり、複数台(例えば、2台)の車両100が並列して駐車可能な駐車スペース200に設けられ、屋根10と、一対の端縁柱20と、中央柱30と、を備える。
【0017】
屋根10は、長方形形状に形成され、太陽光を集光する太陽光パネル11が載置されている。本実施形態において、太陽光パネル11は、要求される発電量や使用する太陽光パネルの仕様に応じて任意の枚数を屋根10に載置できる。
また、屋根10は、図3及び図4に示すように、後方側から前方側に上り傾斜して配置されている。これにより、屋根10上の雨水を後方側に排出できる。
【0018】
一対の端縁柱20は、カーポート1の前後方向に直交する方向(図2に示す左右方向)における、屋根10の両端縁を夫々支持する。
また、端縁柱20は、図3及び図4に示すように、後方側に設けられた端縁基礎21に支持され、後方側から前方側に上り傾斜して延びて、屋根10の端縁と前方側において連結されている。
【0019】
中央柱30は、屋根10の中央部分を支持する。
また、中央柱30は、図3及び図4に示すように、中央基礎31に支持され、屋根10の中央部分と後方側において連結されている。
詳細には、中央基礎31は前方側に設けられ、中央柱30は、前方側から後方側に上り傾斜して延びて、屋根10の中央部分と後方側において連結されている。
【0020】
また、端縁柱20及び中央柱30は、図3及び図4に示すように、基礎(端縁基礎21又は中央基礎31)から屋根10に向けて、前後方向の幅が徐々に広がって形成されている。これにより、駐車スペース200に駐車する際に障害となり得る下方部分の幅を狭めることができるとともに、より広い幅で屋根10を支持し、カーポートの剛性を向上できる。
【0021】
図5は、前記実施形態に係るカーポート1が設けられた駐車スペース200に駐車する際の車両100の経路を説明する図である。
本実施形態に係るカーポート1が設けられた駐車スペース200に駐車する際、運転者は、車両100を駐車スペース200の間口に対して、略横向きに車両100を配置する。その後、運転者は、図5中矢印が示すように、屋根10の後方側に配置された端縁柱20をかわしながら、車両100を回動させつつ後退し、駐車スペース200に進入させる。
【0022】
以上より、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
カーポート1の屋根10に太陽光パネル11を載置し、太陽光パネル11の荷重を、屋根10の両端縁の前方側において一対の端縁柱20で支持し、屋根10の中央部分の後方側において中央柱30で支持できる。よって、太陽光パネル11をカーポート1の屋根10に設置できる。
そして、カーポート1の屋根10の前方側を支持する端縁柱20は、後方側から前方側に上り傾斜して延びる。即ち、カーポート1の前方側の両端には、車両100を回動させながら駐車スペース200に進入させる際に、障害となる柱が無い。よって、駐車スペース200への駐車が容易となる。
したがって、太陽光パネルを設置可能とするとともに、駐車が容易なカーポートを提供できる。
【0023】
また、カーポート1を横方向から視たときに、後方側から前方側に上り傾斜して延びる端縁柱20と、前方側から後方側に上り傾斜して延びる中央柱30と、により略X字形状を形成するので、意匠性を向上できる。
【0024】
なお、本考案は前記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本考案に含まれるものである。
例えば、前記実施形態のカーポート1は、車両が2台駐車可能な駐車スペースに設けられているが、これに限らず、例えば、3台等、任意の台数の車両を駐車スペースに設けることができる。
この場合、駐車スペースの幅に応じて、屋根の左右方向の幅を広く形成する。そして、屋根の左右方向の幅に応じて、中央柱を車両1台分のスペース毎に増やし、屋根の左右端を端縁柱で支持し、中央部分を中央柱で支持する。
【0025】
1 カーポート
10 屋根
11 太陽光パネル
20 端縁柱
21 端縁基礎
30 中央柱
31 中央基礎



(57)【要約】

【課題】太陽光パネルを設置可能とするとともに、駐車が容易なカーポートを提供する。【解決手段】カーポート1は、前方から後方に車両100が進入して駐車可能であり、複数台の車両100が並列して駐車可能な駐車スペース200に設けられ、太陽光を集光する太陽光パネル11が載置された屋根10と、カーポートの前後方向に直交する方向における、屋根10の両端縁を夫々支持する一対の端縁柱20と、屋根10の中央部分を支持する中央柱30と、を備え、端縁柱20は、後方側に設けられた端縁基礎に支持され、後方側から前方側に上り傾斜して延びて、屋根10の端縁と前方側において連結し、中央柱30は、中央基礎に支持され、屋根10の中央部分と後方側において連結する。


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