(54)【考案の名称】プレゼントボックスセット

(73)【実用新案権者】株式会社千趣会

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、人生で大切な節目に贈呈するプレゼントを用意するために用いるボックスセットに関する。

【従来の技術】

【0002】
誕生日に所謂プレゼントを贈る習慣は一般的であるが、日常化してしまうと印象が薄れるのは否めない。特に最も親密な親子関係にあっては、このような機会を逃さずに有効に利用することができればより絆を強めることができる。ところが贈る側によっては、単に即物的な問題だけではなく、どのような表現方法で親密度を現してよいか悩むことが多い。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、この考案の課題は、プレゼントを贈る際に、時間的な要素を加味しながら、贈る側がある指針に従って積み重ねて行くことによって心のこもった贈り物が自然に出来上るように、特に成人や結婚などの重要な節目の際の贈り物として好適なものを用意できるようにすることである。

【効果】

【0006】
この考案によれば、以上のように、誕生日ごとの記録を継続して保管箱に保存しておくことにより、通常の物品では得られない時系列的な歴史という精神的価値の高い貴重な贈り物を自然に知らず知らずのうちに用意することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】保管箱の分解縦断面図、
【図2】(A)は生誕カードの展開平面図、(B)は折り畳んだ状態を示す平面図、
【図3】誕生日カードの平面図、
【図4】使用説明書の平面図、
【図5】シール用紙の縦断面図である。

【0008】
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1はこの考案のプレゼントボックスセットに用いる保管箱を示す。図示のように、保管箱1は、全体として直方体形状で、蓋10、中蓋20、箱本体30より成る。蓋10は平坦な長方形天板11とその周縁から垂下する周板12から成る。中蓋20は箱本体30内にゆるく内接する長方形の平板21より成り、中央に指掛け穴22が貫通して設けられている。前記箱本体30は前記蓋10の天板11と同形同サイズの底板31と、その周縁から立ち上る側板32から成り、側板32の内面に内側板33が全面に設けられ、その上端部33aは蓋10の周板12が丁度嵌り合う高さだけ側板33から突出している。また、内側板33の内面には、支持板34が固着され、中蓋20を箱本体30内に嵌め込んだとき、それを支持するストッパとなって、箱本体10の内部を中蓋20によって二つの収納部30aと30bに分割する。この保管箱1の材料は、合成樹脂や木材、金属、紙などいずれでもよいが、耐久性や印刷性の点から桐箱が好ましい。
【0009】
図2以下は保管箱1に予め収納しておくブランクカード類を示す。図2は生誕カードを示す。即ち生誕した時の記録カードであり、図2(A)に示すように、カード40は4角形の用紙が二つ折りになっており、一方のフラップ41には「祝誕生」などを意味する文字と中央に窓41aが設けられ、他方のフラップ42には誕生日時や性別、生誕時の身長、体重などのほか、その時の父親や母親などの感想を記入するメッセージ欄が設けられている。また、他方のフラップ42の裏面には、一方のフラップ41の窓41aに対応する個所に、生誕時の写真を貼り付ける枠42aが設けられている。従って、このカード40を折り目43で折り重ねると、図2(B)に示すように、窓41aから写真Pが見えるようになっている。
【0010】
図3は上記生誕カード40以降の誕生日に作成するカードを示す。この誕生日カード50は、1年毎であっても良いし、複数年毎になってもよく、特定の重要な節目の年例えば入学、成年、結婚など迄に連続して同じ規格のカードを用いるものとし、複数枚例えば20枚用意し、予め「誕生1年目」など適当な年令数を表す文字を印刷しておく。このカード50〜50nの表裏のブランクスペースは、その時々の適当なメッセージを記入したり、写真を貼り付ける。これらのカード50〜50nのサイズは9×14cm〜11×16cmの間で適当に選択することができる。また、前記生誕カード40と同様に二つ折りにすることもできる。その場合は単葉即ち一つのフラップが前記サイズになるようにすればよい。ブランクカード40と50の材料は、紙や不織布などの単体、これらと合成樹脂フィルム、薄い木材シートとの積層体等、色変りが少なく耐久性に優れたものがよい。
【0011】
図4は使用説明書60を示し、前記生誕カード40及び誕生日カード50をどのように使用するかを簡単に説明してある。説明の内容は先に生誕カード40と誕生日カード50の説明で述べたとほぼ同じである。
【0012】
図5は写真貼り付け用シール用紙を示し、これもボックスセットに含まれる。図示のように、シール用紙70は、基材である離型紙71に、多数のシールタブ72aを区画する切り目を設けたタブシート72を、粘着剤73を介して積層したものであって、シールタブ72aの部分を切り目に沿って指で剥すと、粘着剤が付着した小さなシールタブ72aがタブシート72から取り外されるので、このシールタブ72aの一部を写真などの4隅に付着し、カード40又は50に写真を貼り付けることができる。
【0013】
以上のカード40及び50、使用説明書60、シール用紙70を保管箱1に収納し、セットとして販売する。使用方法は、先述した通りであるが、まず子供の生誕という出来事に始まり、生誕カード40を用いて写真を貼り付けたりメッセージを記入し、そのカード40を保管箱1に保管しておく。またそのときの記念になる物品、例えばへその緒、母子手帳なども一緒に保管する。これらの記念品は、保管箱1の収納部30bに収め、カード40は収納部30aに分別して収めるのが好ましい。勿論写真などは、前記シール用紙70からシールタブ72aを剥離して貼り付ける。同様にして、誕生日ごとに誕生日カード50〜50nを用いて記録を続け、記念品と共に保管箱1に保管し、節目となる成人や結婚の際に、美麗に包装して贈呈する。
【0014】
このように、時の経過という贈られる者の歴史が化体した貴重な贈り物が知らず知らずのうちに蓄積されて出来上るので、精神的価値の極めて高いものが自然に得られる。勿論、保管箱には何を収めてもよく、実施形態で示したものは一例に過ぎない。
【0015】
1 保管箱
10 蓋
11 天板
12 周板
20 中蓋
21 平板
22 指掛け穴
30 箱本体
30a、30b 収納部
31 底板
32 側板
33 内側板
33a 突出部
34 支持板
40 生誕カード
41 一方のフラップ
41a 窓
42 他方のフラップ
42a 写真用枠
43 折り目
50、50n 誕生日カード
60 使用説明書
70 シール用紙
71 離型紙
72 タブシート
72a シールタブ
73 粘着剤

(57)【要約】

【課題】時系列的な積み重ねをプレゼントに化体することによって、プレゼントに価値を与えることができるようにしたプレゼントボックスセットを提供する。【解決手段】蓋10と中蓋20及び箱本体30から成る保管箱1に、生誕日の日時、身長、体重を記入する欄と生誕時の写真を貼り付ける欄を有する生誕カードと、以後の誕生日近辺の写真を貼り付ける欄とメッセージを記入する欄を有する複数の誕生日カードを収納してセットをし、これらのブランクカードを用いて写真などを貼り付け、前記保管箱に保管しておき、成人や結婚の際に贈呈する。


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