(54)【考案の名称】立体カード

(73)【実用新案権者】有限会社徳田屋書店

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】 図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、立体的に形成されて、三次元的に情報を記録した立体カードに関する。

【従来の技術】

【0002】
一般に、様々な絵入りのカード類をはじめとする印刷物が、安価な情報伝達手段として用いられている。かかるカード類として、例えば、絵入り葉書がある(例えば、非特許文献1を参照)。このような絵入りのカード類を見る者は、その絵から多くの情報を得ることができる。
【0003】
【非特許文献1】“郵便事業株式会社 絵入りはがき フォトギャラリー”[2012年9月18日検索]インターネット<URL:http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/hagaki/eiri_hagaki/hokkaido/index.html>

【考案が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、このようなカード類に表現される絵は二次元的に平面上に印刷されているにすぎない。したがって、このようなカード類によって三次元的な情報を伝達しようとしても、伝達できる情報には限度があると言わざるを得ない。
本考案は、上記問題を解決するものであり、その目的とするところは、二次元では表現しきれない情報を三次元的にわかりやすく伝達可能とする立体カードを提供することである。

【効果】

【0016】
上記のような立体カードであるので、二次元では表現しきれない情報を三次元的にわかりやすく伝達することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】立体カードの斜視図である。

【0018】
本考案の実施の形態を図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、立体カード1は、長方形をなし、その短手方向の縦辺11の長さは120mmであり、その長手方向の横辺12の長さは235mmである。そして、立体カード1は、熱可塑性の樹脂製シート(例えば、ポリ塩化ビニル製のシート)によって形成されている。
立体カード1は、その長手方向の左側半分の部分が、立体形状部20をなし、その長手方向の右側半分の部分が、平面部30をなしている。すなわち、立体カード1において、平面部30は立体形状部20に隣接している。
【0019】
立体形状部20には、例えば、鹿児島県の桜島とその周辺の地形を示す地図が、真空成型により立体的に型取りされている。具体的には、桜島の形状が、真空成型により立体的に立体的形状21Aとして型取りされている。
さらに、桜島においては、(公序良俗違反につき、不掲載)が特産品として収穫される。型取りされた立体的形状21Aの上には、桜島で収穫される(公序良俗違反につき、不掲載)の形状が、やはり真空成型により立体的に立体的形状21Bとして型取りされている。立体的形状21Bの位置は、桜島における(公序良俗違反につき、不掲載)の生産地域に該当している。
【0020】
また、立体的形状21Aの周囲には、海である錦江湾が、真空成型により平面的に型取りされている。なお、立体形状部20の最大厚さは、10mmとなっている。
なお、立体形状部20には、真空成型により平面的に型取りする前に、あらかじめ、桜島の地形とその周辺の錦江湾及び(公序良俗違反につき、不掲載)が印刷されている。
そして、立体形状部20の表面には、インク受容性を有する透明な合成高分子がコーティングされている。この合成高分子のコーティングによって、筆記用具による筆記を可能とする微細な凹凸が、立体形状部20の表面に形成されている。
【0021】
平面部30には、情報記載域31が形成されている。そして、情報記載域31の表面には、インク受容性を有する白色の合成高分子がコーティングされている。この合成高分子のコーティングによって、筆記用具による筆記を可能とする微細な凹凸が、情報記載域31の表面に形成されている。さらに、情報記載域31の右上部分には郵便番号記載用の欄(図示せず)が印刷されている。
【0022】
立体カード1は以上述べた構成を有している。次に、その作用効果について説明する。
立体カード1の情報記載域31には、例えば、郵便番号、住所、氏名を筆記用具により記載し、切手を貼って郵便物として投函することができる。なお、立体カード1の縦、横、厚さは、それぞれ120mm、235mm、10mmであるので、第一種郵便物として立体カード1を郵送可能である。
【0023】
筆記用具を用いて情報記載域31に記載した情報は、情報記載域31に形成した微細な凹凸によって定着し、消えにくい。
立体カード1を見る者は、立体形状部20に形成された立体的形状21Aから、桜島の地形に関する情報を、視覚的に簡単に把握することができる。また、立体的形状21Aを手で触ることにより、桜島の地形に関する情報を、触覚的にも簡単に把握することができる。さらに、立体的形状21Bを介して、桜島で収穫される(公序良俗違反につき、不掲載)についての情報をも取得することができる。
【0024】
また、必要に応じて、立体形状部20に、任意の情報を筆記用具により記載することができる。例えば、桜島に存在する観光地や商業施設の場所等の情報を立体形状部20の上に筆記用具により記載することができる。あるいは、桜島の中の訪れた場所や移動したルート等の情報を立体形状部20の上に筆記用具により記載することができる。筆記用具を用いて立体形状部20に記載した情報は、立体形状部20に形成した微細な凹凸によって定着し、消えにくい。
【0025】
本実施の形態においては、立体形状部20に桜島、(公序良俗違反につき、不掲載)及び錦江湾を形成し、情報記載域31に郵便番号、住所、氏名を記載するとした。これに代えて、立体形状部20に商品の形状を立体的に形成し、情報記載域31にその商品に関する情報等を記載し、立体カード1を商品の広告や案内に用いることも可能である。
通常のチラシやパンフレットでは、商品が紙面の上に二次元的に表されているにすぎない。これに対して、立体カード1を用いることによって、広告対象の商品を三次元的に表すことができるので、商品の消費者に対するインパクトが大きくなる。
【産業上の利用可能性】
【0026】
上記のような立体カードであるので、立体的な事物に関する情報を三次元的に伝達可能な立体カードとして有用である。
【0027】
1 立体カード
11 立体カードの短手方向の縦辺
12 立体カードの長手方向の横辺
20 立体形状部
21A 桜島を表す立体的形状
21B (公序良俗違反につき、不掲載)を表す立体的形状
30 平面部
31 情報記載域

(57)【要約】

【課題】 二次元では表現しきれない情報を三次元的にわかりやすく伝達可能とする立体カードの提供。【解決手段】熱可塑性の樹脂製シートを真空成型により立体的に型取りしてなる立体形状部20と、立体形状部20に隣接する平面により形成された平面部30と、により、立体カード1を構成し、平面部30の表面には、任意の文字、図形、記号を記載可能とする情報記載域31を形成し、情報記載域31の表面に、微細な凹凸を形成する。さらに、立体形状部20と情報記載域31の表面に、筆記用具による筆記を可能とする微細な凹凸を形成する。


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