(54)【考案の名称】おみくじシール付き名刺

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、紙面に剥離可能なシールを貼付しシールを剥離することでおみくじを引くことができるおみくじシール付き名刺に関する技術分野に属する。

【従来の技術】

【0002】
名刺には種々のものがあり、専ら自己紹介のために使われるものであって、紙製のものが多く用いられ、本人の氏名や会社名、所属、役職や電話、住所などの連絡先やURLやメールアドレスなどが印刷されたものが多い。職業人にとって欠かすことのできないツールとして社会に広く浸透はしているものの、受け取った側もその枚数が増えると整理が疎かになり勝ちで、後々特定の名刺を探すのに一苦労することが多い。近年、名刺整理ソフトなども開発されてはいるが、使いこなすのにはコツが必要なようである。
一方、くじで占うことが好きな人々も多く、寺社に参詣や参拝した人々がおみくじを引くことは年中行事となっている。おみくじは飲食店のおみくじ自動販売機でも引くことができる程普及してもいる。また、全国に宝くじ愛好家も多く、子供が靴や下駄を飛ばしてお天気占いをする風習も廃れてはいないようである。
【0003】
このような中、特許文献1(特開2001−357173号公報)には、はがきに特定寺社のお守りを所定のはがきにプリントアウトして、祈祷を済ませた後に郵送するものが記載されている。そして、そのはがきの面におみくじや占い部を登載するものが開示されている。そして、おみくじや占い部を弱粘着性のシールで目隠ししておき、剥がして読むようにすることも開示している。
しかし、お守りもおみくじも共に寺社が取り扱う典型的なものであるから、その組み合わせに意外性は存在しない。
【0004】
また、特許文献2(実用新案登録第3115360号公報)には、名刺に接離自在のラベルを貼るものが記載されている。人に手渡す時には裏面のラベルを剥がして渡し、剥がしたラベルに渡した人の名前と日付を記入して保管するものである。名刺には透かしの識別番号が、ラベルには対応する識別番号が記載されているから、名刺が不正使用された時に識別番号を照合して使用人物が特定できるというものである。
しかし、剥がしたラベルを使うのは名刺を渡した人であり、受け取った時点でラベルは剥がされているので、名刺を受け取った人がラベルを利用することは物理的に不可能である。
【0005】
このように、名刺におみくじを組み込んだものは存在しない。
【0006】

【効果】

【0010】
本考案の名刺は、おみくじが付いていることにより、受け取った人はその意外性から手渡した人物の印象を通常よりも強く感じることとなる。
後でおみくじを開いてみて、その内容に微笑んだり或いは自分の所作に役立てることができる。
また、名刺のおみくじ面が平滑になっていれば、ラベルが剥がしやすい。
また、ラベルが糊付きであれば、剥がした後に再利用することができる。
さらに、ラベルの表面部に印象的な文字または図柄が印刷されていれば、携帯電話や手帳などに貼り付けて楽しむことができる。
そして、おみくじの内容の上面に、おみくじの内容が外部から視認できる透明または半透明の素材からなり表面に平滑面を有するシールを貼着しておけば、おみくじの内容の視認を妨げることなくラベルの剥離効果を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は名刺の表面を表す全体図である。
【図2】図2は名刺の裏面を表す全体図である。
【図3】図3は名刺のおみくじ部を表す部分図である。

【0012】
この考案は、名刺の付加価値を意外性と御利益により高める構成を有している。
【0013】
図1は、本考案の名刺の表面を表す全体図である。この実施例は名刺1の表面1a全体に本人の上半身の写真を印刷してなっている。名刺下方には本人の氏名が○印で示すような配置で印刷してある。表面1aの左上部には、キャッチフレーズや諺、標語などが○印で示されるように印刷されている。
【0014】
図2は、本考案の名刺の裏面を表す全体図である。この実施例は名刺1の裏面1bの上部におみくじ部5が設けられていることを良く示している。おみくじ部5には例えば大吉といったおみくじ3が印刷されており、おみくじ3の内容が外から見えないようにラベル2により遮蔽されている。ラベル2の表面には○印で示すような文字や、図形で示すような模様が印象的に印刷されている。ラベル2の裏面は糊付きとなっていて、接離自在である。ラベル2を名刺1から剥がすとおみくじ3の内容を確認することができる。剥がしたラベル2は携帯電話、手帳、定期入れなどに再度貼り付けて再利用することができる。
名刺を受け取った人におみくじ付き名刺であることを簡単に理解して貰うために、おみくじ部5の近傍に、「おみくじ付き!」などの表示を付すことは有効である。また、おみくじ部5に矢印を付して「はがして携帯電話などにお貼り下さい。」などの表示を名刺面に付すことも有効である。さらに、裏面1bの中段に経時的に履歴を表示したり、携帯電話から簡単に本人のURLにアクセスできるように、2次元バーコードを付しておくことも有効である。
名刺1の裏面1bには、郵便番号と住所、電話番号やファックス番号を印刷し、さらにE-mailアドレスを掲載することもできる。
【0015】
図3は、本考案の名刺のおみくじ部を表す部分図である。この図はおみくじ部5からラベル2を剥がした後の状態を示している。おみくじ部5にはおみくじ3が表示されている。名刺1の裏面1bに設けたおみくじ部5、とりわけおみくじ3の表面が例えば写真の表面のように平滑面を呈している場合には、おみくじ3の上に直接接離自在のラベル2を貼り付けることも可能であるが、例えば通常の名刺に用いられるような紙質の標準紙のような場合、ラベル2が名刺面に貼り付いて剥がすのが困難になることが懸念される。このような場合には、おみくじ部5のおみくじ3の上面に、透明または半透明の材質からなるシール4をしっかりと貼り付けることができる。シール4の上面は蝋紙やプラスチック製で平滑面となっていることが必要である。シール4の材質故、おみくじ3の表示が外部から視認できると共に、名刺面にシール4がしっかりと貼り付いているので、ラベル2のみを簡単に剥がすことができる。
【0016】
以上実施例をあげて本考案について説明したが、本考案は上記実施例に限定されることはない。また本考案はその精神また主要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形で実施することができる。そのため前述の実施例は単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。更に実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は全て本考案の範囲内のものである。
【産業上の利用可能性】
【0017】
名刺とおみくじとの一体化を図ることにより、名刺の付加価値を高めているから、今後、この考案の実施化を望む名刺印刷業者の増えることが予想される。
【0018】
1 名刺
1a 表面
1b 裏面
2 ラベル
3 おみくじ
4 シール
5 おみくじ部

(57)【要約】

【課題】名刺とおみくじとの一体化を図ることにより、付加価値を高めた名刺を提供する。【解決手段】名刺1の表面全体に本人の上半身の写真を印刷してなり、名刺下方には本人の氏名が印刷してある。さらに、名刺1の裏面1bの上部におみくじ部5を設け、例えば大吉といったおみくじ3が印刷されており、おみくじ3の内容が外から見えないようにラベル2により遮蔽されている。ラベル2の表面には○印で示すような文字や、図形で示すような模様が印象的に印刷されている。ラベル2の裏面は糊付きとなっていて、接離自在である。ラベル2を名刺1から剥がすとおみくじ3の内容を確認することができる。剥がしたラベル2は携帯電話、手帳、定期入れなどに再度貼り付けて再利用することができる。


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