(54)【考案の名称】装身具

(73)【実用新案権者】株式会社明治堂

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図5

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、ペンダントとして、また指輪としての異なった態様で使用することができ、しかも各態様に簡単かつ確実に変更することができる装身具を提供することを目的とするものである。

【従来の技術】

【0002】
実開平5−28213号公報(特許文献1参照)には、一部を開口したリング部と、上記開口部間に差し渡して取り付けた回転軸と、この回転軸に回転自在に取り付けた宝石台と、宝石台の回転方向の一側面にペンダント用チェーン類の挿通孔を形成した指輪兼ペンダントが提案されている。
そしてこの指輪兼ペンダントについては、指輪とペンダントとに簡単に切り替えることができ、また指輪とペンダントのそれぞれに応じて無理のないデザインとすることのできるという効果が示されている。
【0003】
他方、米国特許第5722260号明細書(特許文献2参照)には一対の装飾体の開放端の側にそれぞれ磁石を取り付けて開閉式とした宝飾品組立体が記載され、この宝飾品組立体は一対の装飾体の間に連珠状の真珠を挟み込む構造となっている。
【0004】

【効果】

【0011】
この考案の装身具によれば、装身具はヒンジによって開閉可能に連結された一対の取付枠体と装飾本体とによって構成される。そのため、取付枠体と装飾本体との間に設けられた凹部にチェーン類を挟み込み、取付枠体と装飾本体との間を磁性体で閉じるだけで、装身具にチェーン類を簡単に取付けることができる。
【0012】
また、この考案の装身具によれば、前記取付枠体の適所に形成した係合溝に着脱自在に指輪を係合するようにしたので、前記取付枠体の係合溝に指輪を装着して取付枠体と装飾本体との間を磁性体で閉じるだけで装身具に指輪を簡単に取付けることができる。
したがって、この考案の装身具を種々の指輪と組み合わせることができ、多様なバリエーションを楽しむことができる。

(57)【要約】

【課題】別個の構成体としての装飾本体と指輪との着脱操作を簡易に行えるようにするとともに、装飾本体の装飾性を損なわないでペンダントとして使用することができ、このようにして異なった態様での使用を気軽に楽しむことのできる装身具を提供する。【解決手段】取付枠体12と、この取付枠体にヒンジによって開閉可能に連結した装飾本体13とを備え、前記取付枠体と装飾本体の開放端側に磁性体15を配置して、この磁性体の吸着によって前記取付枠体と装飾本体とを閉じた状態に保持するように装身具11を形成する。さらに、前記取付枠体の適所には指輪の係合溝17が形成され、また前記取付枠体12と装飾本体13との連結部位には、ペンダント用のチェーン類を挟み込むための凹部18が形成されている。


【パテントレビュー】

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