(54)【考案の名称】ゴルフ用光スイング練習具

(51)【国際特許分類】

A63B 69/36 ・ゴルフ用

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】 図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、正確なフォームでスイングしているか否かを確認することができるゴルフ用光スイング練習具に係り、特に、安全で、スイング理論に則った的確なボールヒットの練習が可能なゴルフ用光スイング練習具に関する。

【従来の技術】

【0002】
ゴルフのスイングは、アドレスから始まり、バックスイング、ダウンスイング、インパクト、フォロースルーに至る一連のスイング動作を正確に行う必要がある。そのため、プレイヤーにとって、このスイングの練習が最も重要な課題となっている。
【0003】
従来、このスイングの練習のため、光の軌跡を利用して室内でも正確なフォームでスイングしているか否かを確認するゴルフ用光スイング練習具が種々提案されている。
【0004】
一般にこの種の練習具は、特許文献1に記載のごとく、シャフトの先端にレーザー放出部を設けたものである。そして、このレーザー放出部から放出されたレーザー光線の軌跡がインパクトする際の正確な位置に当たるように練習するものである。
【0005】
また、特許文献2に記載の練習具は、レーザー光線の照射状態を、スポットやライン状などに変更可能にしたものである。更に、特許文献3に記載の練習具は、発光部とスイッチ構造を一体化してシャフトからの脱落を防止する構成である。
【0006】

【効果】

【0015】
本考案の請求項1によると、シャフト10のグリップ11側の内部に光源20を収納し、シャフト10の長手方向に沿って光源20からの光を通す光導通孔12を形成し、該光導通孔12の先端から光を照射するように構成したことにより、スイングの練習中に、シャフト10の先端が壁等にぶつかっても光源20の損傷を防止することができる。したがって、衝撃によりガラス球が破損したり部品が飛散したりする虞が全くないので、極めて安全な使用が可能になるものである。
【0016】
更に、光導通孔12の先端から光を照射することで、図3に示すようなアドレス位置と、テークバックからボールヒットに至るスイングのヘッド軌跡とを一致させる練習ができるものである。
【0017】
請求項2のごとく、光導通孔12は、前記シャフト10の内部に挿入した光径調整管13にて形成され、該光径調整管13の一端部から光を照射するように構成したことで、仮に懐中電灯Pの電球のような安価な光源でも、任意の径の光を光径調整管13から照射することができる。
【0018】
請求項3のごとく、シャフト10の先端周囲に、シャフト10を保護する衝撃吸収体14を設けたことにより、スイングの練習中に、シャフト10の先端が壁等にぶつかってもシャフト10の変形を防止すると共に、壁等の破損も少なくすることができる。
【0019】
また、シャフト10の先端周囲に、シャフト10の重量を変更する錘15を装着したことで、使用者の性別や体重に応じた使用が可能になるものである。
【0020】
請求項4のように、シャフト10を弾性のある材質で形成することにより、スイング時に発生するシャフト10のしなりを利用した練習が可能になるものである。すなわち、ダウンスイング時にシャフト10がしなっていても、インパクトの瞬間は、シャフト10が一直線状になっているのが好ましい。すなわち、グリップ11内の光源20から光導通孔12の先端部が一直線になっている状態である。そのため、弾性のあるシャフト10を使用すると、インパクト時にシャフト10が一直線になっていなければボールに光線を照射できないので、より実践的なスイングを練習することができる。
【0021】
請求項5のごとく、シャフト10内の光源20から光導通孔12の端部に至る光ファイバーを収納することで、シャフト10がしなっている状態でもダウンスイングやフォロースルーの光の軌跡を確認することができる。この結果、上級者に適したスイング練習が可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図3】本考案の使用状態を示す正面図である。

【0023】
本考案によると、スイングの練習中にシャフトの先端が壁面等に触れても光源の損傷を防止することができ、しかも、懐中電灯の電球のような安価な光源でも、正確なスイングの練習が可能になるなどといった当初の目的を達成した。
【0024】
以下、本考案の実施例を説明する。本考案は、シャフト10の先端から光を照射してスイングの軌跡を確認するゴルフ用光スイング練習具である。本考案の基本構成は、シャフト10と光源20とで構成されている。
【0025】
シャフト10は、通常のゴルフクラブを構成するシャフト10と同様の材質、形状、構造のシャフト10をグリップ11側で所定長さにカットして利用することができる。また、シャフト10を弾性のある材質で形成すると、インパクト時にシャフト10が一直線になっていなければボールに光線を照射できなくなる。この結果、実践的な練習が可能になる。
【0026】
更に、弾性を有したシャフト10の光源20から光導通孔12の端部に至る光ファイバーを光導通孔12に配置することも可能である。この場合、シャフト10がしなった状態でも光を照射できるので、特に、上級者の練習に好適なものになる。
【0027】
一方、金属製やプラスチック製等のような弾性のないパイプ材をシャフト10として利用することも可能である。この場合、常にシャフト10は直線状態になっているので、比較的初心者に適した練習が可能になる。
【0028】
光源20は、シャフト10のグリップ11側の内部に収納されるもので、シャフト10の先端部から光を照射する。そのため、シャフト10の内部には、光源20から光を通す光導通孔12をシャフト10の長手方向に沿って形成している。図示の光源20として、ペンシル型の懐中電灯Pをシャフト10のグリップ11側内部に収納することで、光源20が電球22及び電池23を含めて独立した状態になっている。このような光源20によると、メンテナンスや光源20の交換も容易に行えるものである。
【0029】
また、本考案の光源20は、照射レンズ21や電球22、電池23、スイッチ24等をシャフト10内に個々に配設して光源20を構成することも可能である。更に、従来のようなレーザー照射装置を光源20としてもよい。
【0030】
一方、光導通孔12は、シャフト10の内部に挿入した光径調整管13にて光の照射範囲を調整している。この光径調整管13の口径を調整することで、例えば高価なレーザー光線発射装置等を使用しなくても、光導通孔12の先端から照射される光の照射範囲を調整することができる。
【0031】
スイングの練習に適当な光の照射範囲は、ゴルフボールのサイズからゴルフクラブのヘッドのサイズに至る範囲が有効であるが、光導通孔12から光をピンポイントで照射することも可能である。また、光源20を、光径調整管13の端部に当接させて収納すると、シャフト10内に確実に固定することもできる。
【0032】
図中符号14は、シャフト10を保護する衝撃吸収体14である。この衝撃吸収体14をシャフト10の先端周囲に設けることで、シャフト10の先端部を保護することができる。また、衝撃吸収体14として生ゴム等、重い材質を選択すると、この衝撃吸収体14を錘として利用することも可能である。
【0033】
符号15は、シャフト10の重量を変更する錘15である。この錘15をシャフト10の先端周囲に装着することで、シャフト10の重量を調整し、使用者の性別、体重別等に適したスイングの練習ができるようになる。
【0034】
尚、本考案のシャフト10、光源20、グリップ11、光導通孔12、光径調整管13、衝撃吸収体14、錘15等の各種形状や寸法、材質等は、図示例や実施例に限られるものではなく、本考案の主旨を変更しない範囲での設計変更は任意に行えるものである。
【0035】
P 懐中電灯
10 シャフト
11 グリップ
12 光導通孔
13 光径調整管
14 衝撃吸収体
15 錘
20 光源
21 照射レンズ
22 電球
23 電池
24 スイッチ

(57)【要約】

【課題】安全で安価な提供が可能で正確なスイングの練習ができるゴルフ用光スイング練習具を提供する。【解決手段】シャフト10のグリップ11内部に光源20を収納する。シャフト10の長手方向に沿って光源20からの光を通す光導通孔12を形成する。シャフト10の内部に挿入した光径調整管13にて光導通孔12の照射範囲を調整する。該光径調整管13の一端部から光を照射するように構成する。シャフト10の先端周囲に、シャフト10を保護する衝撃吸収体14を設ける。シャフト10の先端周囲に、シャフト10の重量を変更する錘15を設ける。


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