(54)【考案の名称】家具転倒防止具

(73)【実用新案権者】株式会社 大塚家具

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、地震が発生した際、本棚やタンスなどの家具が転倒することを防止する家具転倒防止具に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来より、家具などの転倒を防止する器具として、天板と底板との間に伸縮可能な1本の支柱を取り付け、これを家具と天井との間に設置して突っ張らせることにより家具を支えて転倒を防止するものが存在する。このタイプの家具転倒防止具は、1本の支柱で構成されているため横方向の揺れに対する抗力が弱く、家具と天井の間に複数取り付けて横方向の揺れにも対応できるようにする必要がある。また、複数取り付けた場合でも、天井と家具に対する個々の器具の接触面積が小さいため、大きな揺れが生じた場合には突っ張り状態が維持できず、容易に外れてしまうおそれがある。
【0003】
大きな揺れに対応できるようにしたものとして、実用新案登録第3122280号公報に記載された家具転倒防止具が提案されている。
この考案は、天井に当接される平板状の天板と家具の天板上に載置される平板状の底板とを複数の伸縮可能な支持柱で接続することによって、天井及び家具に対する天板及び底板の接触面積を大きくし、広い面で支えることで大きな揺れが生じた場合にも突っ張り状態を維持できるようにしたものである。

【効果】

【0011】
この考案によれば、天板と底板とを接続する支持柱は互いに螺旋を介して連結される上部柱と下部柱とを有し、支持柱の上端は天板に、下端は底板にそれぞれ取り付け、螺旋の回転によって前記支持柱を伸縮させて前記天板の高さを調節できるようにしたので、この家具転倒防止具を家具と天井との間に設置して高さを調節する際、天板が天井面に当接した状態に達しても、螺旋部分を回転させることによって簡単に天板を天井面に圧着することができる。これにより、天井面を押圧しながら家具を固定することができ、かつ底板と天板による面支持なので、地震の揺れによって家具が移動することを可及的に防止することができる。
そして、支持柱は底板の奥行き方向中間部に複数配設したので、揺れによって家具が前方に移動した場合でも、支持柱と底板との接続部が家具天板上から外れにくく、突っ張り状態を可及的に保つことができる。
また、家具と天井とを面で支持しているので、家具と天井にかかる圧力を分散することができ、突っ張る機能を維持しながら天井と家具の破損を避けることができる。
【0012】
請求項2の考案によれば、支持柱は、傾動部を備えているので、天板が天井面を押圧しながら固定されている状態で横揺れが発生した場合、底板が受ける横揺れに応じて支持柱が傾動して揺れを吸収することができる。
また、支持柱が傾動することによって底板が家具の横揺れにある程度追随できるので、揺れによって家具が移動しても底板と家具との当接位置がずれにくく、底板が家具天板上から外れることを可及的に防止することができる。
さらには、支持柱が傾動することによって家具転倒防止具自体が破損することも防止できる。
【0013】
請求項3の考案によれば、天板前縁部と底板前縁部間及び天板側縁部と底板側縁部間にそれぞれ板を掛け渡して取り付けたので、天板と底板との間に掛け渡した板が補強板となり筋交いのような機能が得られ、家具転倒防止具自体の強度を増すことができる。また、天板、底板、支持柱などの部材がこの板によって目隠しされ、家具の上に設置したときにすっきりとした見映えのよい外観を得ることができる。

(57)【要約】

【課題】地震の揺れによって家具が移動することを可及的に防止するとともに、家具が前方に移動した場合でも器具による突っ張り状態を可及的に維持でき、設置状態においても見映えのよい家具転倒防止具を提供する。【解決手段】対向配置される天板2と底板1とこれらを接続する複数の支持柱とで構成し、支持柱は螺旋を介して伸縮可能に連結された下部柱31と上部柱32とを有し、上部柱32の上端は天板2に、下部柱31の下端は前記底板1にそれぞれ取り付け、下部柱31の取付位置は前記底板1の奥行き方向中間部とし、支持柱を伸縮させることにより天板2の高さを調節できるようにして構成する。


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