(54)【考案の名称】口腔衛生具

(73)【実用新案権者】ジーボックス有限会社

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は振動発生手段を有して口腔内の衛生を増進するための口腔衛生具に関する。

【従来の技術】

【0002】
実用新案登録第3123250号の医療用口内振動器は当考案者の考案になるものであり、マウスピースを上歯及び下歯で噛んで歯茎に振動を与えることによって、歯茎のマッサージや顎骨の内部の血流促進を図ると共に顎のリラックスや洗口剤の併用による口内洗浄も行えるようにしたものである。
【0003】
すなわち上顎の歯及び歯茎に被せる溝部を備えた上部溝部分と下顎の歯及び歯茎に被せる溝部を備えた下部溝部分と、これ等を一体に結合する中間層部分とを備えたマウスピースの、当該中間層部分に電磁振動部材とバッテリーとスイッチとが設けられているものである。
【0004】
この構成によって、マウスピースへの電磁振動部材及びこれを作動させるためのバッテリー並びにスイッチの配線が極めてコンパクトに行われるようになり、マウスピースの外面から突設するものが無くなり、その使用に際しての利便性が著しく高められているのである。
【0005】

【効果】

【0016】
この考案は、口腔衛生具の内部に振動発生手段を備えると共に、弾性体よりなるマッサージ部を備えるようにしたことによって、所望の歯または歯茎を選択的に且つ自在に振動を与えることが出来るようになっている。
【0017】
このことによる利益には顕著なものがあり、マウスピースを噛むことに違和感を感じたり上下の歯及び歯茎の全体に一斉に振動が加えられるのを好まないような人であっても、所望の歯や歯茎だけに部分的に振動を加えることが出来るのである。
【0018】
また上述したように唾液がたくさん分泌されるが、マウスピースのように歯や歯茎を覆ってしまうものではないため、多量の唾液を直接歯や歯茎に及ぼすことが出来、健康増進のために大いに役立つものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】 実施例1の内部構成の説明図である。
【図2】 同実施例の回路の模式図である。
【図3】 実施例2の回路の模式図である。
【図4】 同実施例の正面図である。
【図5】 実施例3の正面図である。
【図6】 実施例4の部分切欠説明図である。

【0020】
図1および図2でこの実施例の口腔衛生具を表す。このものは振動発生手段が電磁石を用いたバイブレータである点、このバイブレータが柄部とマッサージ部との間の位置に設けられている点、及び弾性体の表面に突起が設けられている点に特徴を有する。すなわち合成樹脂製の柄部1の先に、表面にたくさんの突起部20が形成されたシリコーンゴム製のカバーが被せられてマッサージ部2を構成しており、前記柄部1は中空に成型されており、ここにバイブレータとしてモータ3の回転軸30に偏心重錘31を取り付けたものが納められている。さらに柄部1にはこのモータ3を制御駆動するための制御部4(回路基板)と、これ等に電力を供給するための充電部(バッテリ)5が納められている。
【0021】
また前記制御部4の回路基板上には3種類のスイッチ40が設けられており、これ等のスイッチ40は柄部1の外側から押すことが出来るようにされている。また前記柄部1の後端部には充電端子50が設けられており、この充電端子50に外部の電源アダプター(図示せず)を接続し得るようになっている。なお図2に於いて制御部4の3種類のスイッチは、符号40−1、40−2、40−3で表されているものである。この内スイッチ40−1及び40−2はONスイッチである。そして40−1は弱振動、40−2は強振動のためのスイッチであり、何れも1回押すことでON状態となり2回目を押すことで脈動回転となるように制御部4にて制御される。なお40−3はOFFスイッチであるから40−1または40−2がON状態の時に40−3が押されるとモータ3が停止する。
【0022】
この実施例の口腔衛生具は、柄部1を手に持ってマッサージ部2を口に入れてマッサージしたいとする歯や歯茎の部分に選択的に当てるようにして振動を加えることが出来る。この振動によってたくさんの唾液が分泌されて食べかすや雑菌が除去され口内が効果的に洗浄される。なおこの際に口洗液を併用するようにしても良い。
【0023】
次に図3及び図4でこの実施例の口腔衛生具を表す。このものは振動発生手段が超音波振動子45を用いたものである点、また柄部が第1柄部6と第2柄部60とから成り、両者がヒンジ部61から角度を以て折曲自在である点、さらにタイマー部43を備えている点に特徴を有する。
【0024】
制御部41は充電部5からの電力の供給を受けて動作し、超音波発振器44の発振制御を行って、これに接続された超音波振動子45を駆動して超音波を発振させ、この超音波にてマッサージ部2を振動させる。これを実装したものが図4の口腔衛生具であり、各部間の配線はヒンジ61を跨いで為されている。そしてこのヒンジ61によって第1柄部6と第2柄部60との間の角度を調節することが出来るため、歯の裏側や歯茎の裏側にマッサージ部2とその突起部20を当てることが容易である。なお認知症などの障害を有する者がこの口腔衛生具を使用していることを忘れたり使用が長時間に及ばないようにするめに、制御部41にはタイマー部43を接続して、例えばスイッチ42がON状態にされてから2分が経過したら自動的に電源が切れる、などと製造時にOFFタイマーを設定することが出来るようにしている。
【0025】
次に図5はこの実施例の口腔衛生具であって、このものは内部構成に於いて上述の実施例1の口腔衛生具のそれに倣うものであるが、蛇腹部70が設けられた柄部7を備えている点で異なる。
【0026】
上述した実施例2の口腔衛生具に於いては、第1柄部6と第2柄部60とがその間のヒンジ部61から角度を以て折曲自在であったが、この実施例の口腔衛生具では前記蛇腹部70から緩やかに折曲自在である。
【0027】
次に図6はこの実施例の口腔衛生具であって、このものはその殆どの構成を上述した実施例1の口腔衛生具に倣うものであるが、制御部46はモータのON/OFFを操作するスイッチ47の他にLED(Light Emitting Diode)のON/OFFを操作するための照明スイッチ48を備えている点に特徴を有する。また透光性を有するシリコーンゴム製のマッサージ部8の中空部81に前記LED9が納められており、このマッサージ部8の表面部分には突起ではなく波状部80が形成されている点に特徴を有する。
【0028】
前記LEDによる照明手段を備えていることにより、暗い口腔内を明るく照らしてマッサージ作業をより行いやすいものとすることが出来て便利である。また波状部80によっても上述した突起20と同じような刺激効果が得られる。なおこの口腔衛生具の波状部80はLED9からの直進性の光を拡散させるレンズ効果を狙ったものであると言うことが出来る。
【0029】
なおこの考案は上述の実施例に限定されないから、例えば制御部との連係を設計し直せばスイッチが1つのものも可能であるし、マッサージ部の先端がく字状に曲がっているものや2又のものなども提供可能である。またスティック状ではないものや具象形状を呈するものなどデザインも自由に行い得る。また複数種の振動発生手段の併設も可能である。
【産業上の利用可能性】
【0030】
この考案の口腔衛生具はヒト用のみならず、家畜用品やペット用品としての設計が可能である。
【0031】
1 柄部 2 マッサージ部 20 突起部 3 モータ 30 回転軸 31 偏心重錘 4 制御部 40 スイッチ 41 制御部 42 スイッチ 43 タイマー部 44 超音波発振器 45 超音波振動子 46 制御部 47 スイッチ 48 照明スイッチ 5 充電部 50 充電端子 6 第1柄部 60 第2柄部 61 ヒンジ部 7 柄部 70 蛇腹部 8 マッサージ部 80 波状部 81 中空部 9 LED

(57)【要約】

【課題】所望の歯または歯茎に選択的に且つ自在に振動を与えることが出来るようにして、部分的に振動を加えることの利益を追求した口腔衛生具を提供する。【解決手段】合成樹脂製の柄部1の先に、表面にたくさんの突起部20が形成されたシリコーンゴム製のカバーが被せられてマッサージ部2を構成しており、前記柄部1は中空に成型されており、ここにバイブレータとしてモータ3の回転軸30に偏心重錘31を取り付けたものが納められている。さらに柄部1にはこのモータ3を制御駆動するための制御部4(回路基板)と、これ等に電力を供給するための充電部(バッテリ)5が納められている。使用に当たっては、柄部1を手に持ってマッサージ部2を口に入れてマッサージしたいとする歯や歯茎の部分に選択的に当てるようにして振動を加える。この振動によってたくさんの唾液が分泌されて食べかすや雑菌が除去され口内が効果的に洗浄される。


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