(54)【考案の名称】多機能マルチスタンド

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、太陽電池、又は、ダイナモにより発電された電気又は、それを充電用電池に充電した電気で、携帯電話の充電、ラジオ、警報発生、又は、時計の機能を行えるようにした、眼鏡立てなどに使える多機能マルチスタンドに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
通常、多機能マルチスタンドの照明部分に使う電源については、おもに乾電池が使用されており、乾電池が消耗した場合を考慮して、乾電池を別途備えておく必要がある。また、ダイナモを備えているが、充電池のみに充電する機能しか有していなかった。なお、地震などには有効な眼鏡立てには照明機能や警報機能などを、すでに備えている物があるが大震災などでは長期間、商用電源が復旧しない場合には、携帯充電機能がないため携帯電話機が使用不能になることを考慮して、ダイナモ付きの携帯充電器を別途備えておく必要があった。
【0003】
例えば、特許文献1に記載のように、電池の消耗を消費電流の少ないLEDに切換えて電池の消耗を防いでいる眼鏡立てが提案されているが、いずれ電池は消耗するためLEDは点灯しなくなる。
【0004】
また、特許文献2に記載のように、本体にラジオ機能、警報音機能、及び持ち上げたときや、本体が転倒したときに照明用LEDが点灯する眼鏡立てが提案されているが電池が消耗すれば使用できなくなる。
【0005】

【効果】

【0010】
本考案の多機能マルチスタンドは、ダイナモまたは、太陽電池からの電流で常に、充電用電池を充電状態におくことで、乾電池の電池交換が不要になり経済的な多機能マルチスタンドである。
【0011】
本考案の多機能マルチスタンドは、真っ暗で太陽電池が機能しない場合には、ダイナモのハンドルを回すことにより、充電用電池に充電することができ、さらに時計ユニットの取り付けは、面ファスナ、粘着テープ又は磁石で眼鏡立てに容易に装着できる。
【0012】
多機能マルチスタンド内部にはラジオ回路、警報音発生回路、携帯電話充電回路、ダイナモを備えており、スイッチの切換えで緊急時には携帯電話にも充電を行うことを可能にしている。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】多機能マルチスタンドの正面斜視図
【図2】多機能マルチスタンドの裏面斜視図
【図3】多機能マルチスタンドの底面図
【図4】多機能マルチスタンドの内部部品配置図
【図5】多機能マルチスタンドの回路基板図
【図6】多機能マルチスタンドの回路図

【0014】
本考案は、太陽電池、又は、ダイナモにより発電された電気又は、それを充電用電池に充電した電気で、携帯電話の充電、ラジオ、警報音発生、又は、時計の機能を行えるようにした、眼鏡立てなどにも使える多機能マルチスタンドである。以下、本考案の多機能マルチスタンドの実施例を説明する。図1から図3は多機能マルチスタンドを示す斜視図及び底面図であり、図4及び図5は内部部品配置図と回路基板図で、図6は回路図である。
【0015】
本考案の多機能マルチスタンドは、図1から図5に示すように、筒状本体1aと、下部の台部1b、底板1cで構成されており、底板1cと台部1bの下面には図示しないビスによって底板1cが固定されている。また、筒状本体1aと台部1b、底板1cはそれぞれ例えばABS樹脂などの硬質プラスチックの成型品で構成されている。内部の空間には照明用発光ダイオード8、ダイナモ6b、ダイナモギヤー6a、小型スピーカ10、転倒スイッチ4、充電用電池7、電源スイッチ5、その上部にはラジオ受信回路12a及び警報音発生回路12b、携帯充電回路12fの必要な部品を実装された回路基板12が収納されている。
【0016】
図1に示すように、成型品で出来た筒状本体1aの前面に脱着可能な時計表示部3を設け、またこの時計表示部3には電源が内蔵されており、筒状本体1aから取り外して独立して使用できるようになっている。
【0017】
図2に示すように、成型品で出来た筒状本体1aの背面に太陽電池2を設け、太陽光などで充電用電池7に充電するようになっている。また図おいて台部1bの横には、ダイナモ6bで充電するためのハンドル6d取り付けてあり、ハンドル6d部分は通常その部分に収納されており、使用時はハンドル6dを凹から起し伸張して使用する。なお、ダイナモハンドル6はハンドル6dを伸張した図である。
【0018】
図3は多機能マルチスタンドの底板1cの図で、転倒検知ノブ4a、電源スイッチ5、LED窓1d、照明用発光ダイオード8、放音穴10a、引っ張り用リング11a、制御プラグ11bがあり、放音穴10aはラジオの音声および警報音の放音穴の役目もかねている。転倒検知ノブ4aは通常、筒状本体1aの重量で底板1cの内部に押し込まれているが、多機能マルチスタンド1が転倒したり、手で持ち上げたりすると電源スイッチ5がオンになっていると照明用発光ダイオード8がオンになる機構になっており、照明が不要の時には電源スイッチ5でオフにすることもできる。
【0019】
つぎに、図4は台部1bの内部部品配置図で台部1bの側面の内部に警報用スイッチ11を設けて、制御プラグ11bを挿入することによってオフ、引き抜くことによってオンになる構造のもので、すなわち防犯ブザーのスイッチと同様なものである。引っ張り用リング11aは制御プラグ11bと固定されており、外部から抜き差しができるようにしてある。ダイナモ6bはダイナモギヤー6aとダイナモハンドル6を回すことで軸に結合されたダイナモギヤー6aとダイナモ6bが回転する。整流用ブリッジダイオード6cはダイナモ6bからの電流を整流し、充電切換えスイッチ12hにより充電用電池7に充電または、携帯充電回路12fに供給するためのものである。小型スピーカ10は厚みの薄い形状のものが使用され、これに対応して底板1cの底面には放音穴10aが適宣形成されている。照明用発光ダイオード8は底板1cに形成されたLED窓1dに位置し、且つ底板1cから突出しない状態で装着されている。なお、抵抗器9は照明用発光ダイオード8の電流制限用のために照明用発光ダイオード8に直列に接続されている。転倒スイッチ4は底板1cの形成された溝で固定されており、転倒検知ノブ4aを底板1cから突出する構造になっている。
【0020】
図5はラジオ受信回路、携帯充電回路及び警報音発生回路の基板で所要の回路パターンによってラジオ受信回路、警報音発生回路、携帯充電回路を構成するものである。ラジオの回路はラジオ受信回路12a、アンテナコイル12e、同調ツマミ12c、ボリューム12dのほか、必要な部品が実装されている。なお、同調ツマミ12cとボリューム12dはその一部は台部1bの側面から露出し、それぞれ手で操作可能となっている。警報音の回路は警報音発生回路12bのほか必要な部品が実装されている。携帯の充電回路も携帯充電回路12fのほか必要な部品が実装されている。携帯充電出力端子12gおよび充電切換えスイッチ12hの一部は台部1bの側面から露出し、充電切換えスイッチ12hのレバー操作できる構造になっており、携帯充電出力端子12gに専用プラグを接続することで充電可能となる。
【0021】
図6の回路図の詳細について説明する。充電用電池7は照明用発光ダイオード8、ラジオ受信回路12a、警報音回路12bに供給するものであり、ダイナモ6bおよび太陽電池2は充電用電池7に接続されており電源スイッチ5と転倒スイッチ4とは直列に接続されており、通常電源スイッチ5はオンになっている。又、転倒スイッチ4は転倒しないときはオフで照明用発光ダイオード8は点灯しないが、多機能マルチスタンド1が転倒してオンになると照明用発光ダイオード8が点灯する。なお、多機能マルチスタンド1を手に持って懐中電灯として使用する場合には電源スイッチ5で照明用発光ダイオード8をオン,オフすることができ、照明が不要なときは電源スイッチ5をオフすることで、電流が流れず充電用電池7の消耗を少なくする。なお、常に太陽電池2とダイナモ6bは並列に動作しており、発電した電流は充電用電池7に蓄電できるようになっている。また、太陽電池2と直列に逆流防止ダイオード2aが接続されており、充電用電池7からの電流が太陽電池2に逆流しないようにしている。なお、ダイナモ6bからの電流は充電切換えスイッチ12hの切換えによって携帯充電回路12f又は充電用電池7の何れかに接続されている。また、警報用スイッチ11をオンすることにより、警報音発生回路12bが働き小型スピーカ10より警報音を発する。
【0022】
時計表示部3は薄いカード型のものであって、図1で示すように筒状本体1aに面ファスナ、粘着テープ又は磁石で取り付けられている。時計表示部3は液晶の表示部で、時計操作ボタン3cを操作することにより時刻合わせなどの設定を行うことができる。時計表示部3の内部には時計制御回路3aと時計駆動電池3bが内蔵されている。
【0023】
また、ラジオ回路は充電用電池7に常に接続されているので、ボリューム12dを回すことによりラジオの電源をオン、オフすることができる。
【0024】
1 多機能マルチスタンド
1a 筒状本体
1b 台部
1c 底板
1d LED窓
2 太陽電池
2a 逆流防止ダイオード
2b 太陽電池への配線
3 時計表示部
3a 時計制御回路
3b 時計駆動電池
3c 時計操作部ボタン
4 転倒スイッチ
4a 転倒検知ノブ
5 電源スイッチ
6 ダイナモハンドル
6a ダイナモギヤー
6b ダイナモ
6c 整流用ブリッジダイオード
6d ハンドル
7 充電用電池
8 照明用発光ダイオード
9 抵抗器
10 小型スピーカ
10a 放音穴
10b ビス穴
11 警報用スイッチ
11a 引っ張り用リング
11b 制御プラグ
12 回路基板
12a ラジオ受信回路
12b 警報音発生回路
12c 同調用ツマミ
12d ボリューム
12e アンテナコイル
12f 携帯充電回路
12g 携帯充電出力端子
12h 充電切換えスイッチ


(57)【要約】

【課題】乾電池だけを主電源にする眼鏡立てではなく、ダイナモ、太陽電池と充電用電池、および携帯充電機能を設けることにより、停電時や地震などの災害時の簡易照明、および情報ならびに通信手段の確保にも使用できる多機能マルチスタンドを提供する。【解決手段】多機能マルチスタンド本体1の前面または、背面に太陽電池及び時計3を設け、さらに台部1bの内部にダイナモ、ラジオ受信回路、警報音発生回路、携帯充電回路、転倒スイッチ、照明用発光ダイオードを備える。さらに、ダイナモハンドル6を回すことにより本体に有する充電用電池ならびに緊急時、携帯電話器にも充電ができ、電池交換を不要にしたことを特徴として多機能マルチスタンドを形成する。


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