(54)【考案の名称】ルーバ面格子

(51)【国際特許分類】

E06B 7/092

(73)【実用新案権者】松本金属株式会社

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案はルーバ面格子の改良に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来ルーバ面格子において、左右に併設されているルーバ面格子は左右のたて枠間に中桟をとりつけ、たて枠と中桟間に多数のルーバが回転軸を介して回転して開閉可能にとりつけられている。しかしてルーバの開閉はそれぞれのたて枠にとりつけられている操作部材の操作によって連動バーを作動し、同時に一端が連動バーに係合し他端がルーバの回転軸に軸支している回転カムが回転し、ルーバの回転軸が回転してルーバが開閉する構成である。例示すれば特開2001−32646号公報に開示されている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
上記構成のルーバ面格子においては次のような問題点がある。
その1は操作部材が左右のたて枠のそれぞれにとりつけており、左右のルーバは別々に開閉操作しなければならず操作が2度必要であり面倒であること。
その2は操作部材が複数になりコストアップになること。
その3は左右のたて枠についている操作部材の手前は常に開放空間にしておかなければならず、そこに器物を配置できないことなどの問題点がある。

【効果】

【0007】
本考案は上記の構成作用を有しており、特に中桟の構成に特徴があり、中桟には所定の互いに対向しているルーバの回転軸に連結カムを軸支しており、該連結カムの係合部を連結具で連結していることである。それ故に次ぎの効果がある。
その1はたて枠の一方に取り付けている操作部材の操作によって左右に併設されているルーバが一度に開閉できるので開閉操作が簡単で早くできる。
その2は操作部材が1個であり、コストダウンできること。
その3は操作部材の取り付け箇所が1箇所であるので、その手前は常に開放空間にしておかなければならないが、他方のたて枠の手前に器物が配置できるのでその空間を有効利用できること。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本考案ルーバ面格子の正面図。
【図2】本考案ルーバ面格子の要部平面説明図。
【図3】本考案の連結具を示し、Aは正面図、Bは側面部図。
【図4】本考案ルーバ面格子の中桟の取付状態を示す拡大説明図。
【図5】本考案ルーバ面格子の別の実施例を示す要部平面説明図。

【0009】
本考案の実施形態について以下に図面を用いて説明する。
図1において1はルーバ面格子である。2は左右のたて枠、3は左右のたて枠の中間に取り付けられる中桟である。これらたて枠と中桟は上下の横枠4に組格されている。
上記たて枠と中桟間には回転軸を介して多数のルーバ5が回転して開閉可能にとりつけられている。6は一方のたて枠2に取り付けている操作部材である。操作部材の操作によって左右のルーバが同時に言わば1度に開閉するように構成されている。その機構の詳細は後述する。
【0010】
図2は本考案ルーバ面格子の要部平面説明図である。
左右のたて枠2には連動バー7と、該連動バーに一端が係合し、他端がルーバの回転軸5aに軸支している回転カム8を備えている。6は操作部材で、一方のたて枠に取り付けられており、連動バーに係合して連動バーを上下動するように作用する。この構成は公知である。
【0011】
3は中桟で、たて枠の間に有しており、たて枠と中桟間には回転軸5aを介して多数のルーバ5が回転して開閉可能にとりつけられている。
中桟3には所定の互いに対向している左右のルーバ5の回転軸5aに連結カム9の回転軸を軸支し、係合部9aを連結具10で連結している。
【0012】
操作部材6の操作によって操作部側、図示では右側の連動バー7が上下方向に作動し、連動バーに係合している回転カムが回転し、同時にルーバの回転軸を介してルーバが回転する。同時に中桟において左右の連結カム9、連結具10が回転し、同時に他方の所定のルーバの回転軸が回転し、該回転軸に軸支している回転カムが回転し、該回転カムに係合している連動バーを作動せしめて他方のルーバが同時に開閉する。
【0013】
図3は図2に示す連結具10の拡大図である。10aは連結カム9の係合部9aの係合孔である。10bは連結具の回転軸孔で遊嵌孔である。
図4は図2の中桟部分の拡大図である。
【0014】
上記実施例においては左右のたて枠と中桟間に配されるルーバを回転して開閉するに当たり、たて枠に連動バーと該連動バーに回転カムの一端を係合し、回転カムの他端を回転軸に軸支し、中桟にはルーバの回転軸をとりつける構成であるが、連動バーと回転カムを中桟側にとりつけて、たて枠には回転軸を取り付ける構成にすることもできる。上記構成は当業者であれば理解できるところである。要はルーバの回転のために一方の枠体に連動バーと回転カムを取り付け、他方の枠体に回転軸をとりつける構成であればよい。この構成は課題を解決するための手段の項に示している。
【0015】
図5は本考案ルーバ面格子の別の実施例を示す。
この実施例は左右のたて枠2の一方のたて枠には連動バー7を作動する操作部材6を有しており、該たて枠の中間には複数の中桟3、図面では2個の中桟を有しており、上記たて枠と中桟間、及び中桟同士間、言わば複数の中桟間には回転軸を介して多数のルーバ5が回転して開閉可能にとりつけられており、上記互いに対向するたて枠または中桟に、および互いに対向する中桟の一方に、連動バーと、該連動バーに一端が係合し、他端がルーバの回転軸に軸支している回転カムを備えており、中桟には所定の互いに対向している左右のルーバの回転軸に連結カムを軸支しており、該連結カムの係合部を連結具で連結しており、操作部材の操作によって連動バーを作動してたて枠と中桟間及び複数の中桟間にとりつけられているルーバが同時に回転して開閉可能にとりつけられている構成である。
【0016】
以上本考案の実施例について説明しているが、本考案の技術思想を逸脱しない範囲の設計変更は可能である。
【0017】
1 ルーバ面格子
2 たて枠
3 中桟
4 横枠
5 ルーバ
5a 回転軸
6 操作部材
7 連動バー
8 回転カム
9 連結カム
9a 係合部
10 連結具
10a 係合孔

(57)【要約】

【課題】ルーバの開閉操作が簡単で、早くでき、コストダウンができ、使い勝手のよいルーバ面格子を提供する。【解決手段】左右のたて枠の一方のたて枠2には連動バー7を作動する操作部材6を有しており、該たて枠の中間には中桟3を有しており、たて枠2と中桟間には回転軸5aを介して多数のルーバ5が回転して開閉可能にとりつけられており、たて枠2には連動バー7と、該連動バーに一端が係合し、他端がルーバの回転軸に軸支している回転カム8を備えており、中桟には所定の互いに対向している左右のルーバの回転軸に連結カム9を軸支しており、該連結カムの係合部を連結具10で連結しており、操作部材6の操作によって連動バー7を作動して左右のルーバが回転して開閉可能にとりつける。


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