(54)【考案の名称】エアブローガンの伸縮ブローガン管部

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案はエアブローガンの伸縮ブローガン管部に係り、特にブローガン管の長さに無段式伸縮調整が行え、さらに複数のブローガン管部を連結し延伸可能なエアブローガンの伸縮ブローガン管部に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来のエアブローガンの伸縮ブロー管は、図8及び図9に示すとおりであり、それは主に延伸管体50を含む。該延伸管体50の一端はブローガン5と連結し、延伸管体50の他端の端部ヘッド51にはクッションリング61、Oリング62、端部ヘッドの末端に配置するOリング63を内設し、並びに金属製の筒状挟持部70を螺設する。該筒状挟持部70前端の弾性筒状挟持部71にはナット72を螺合する。ブロー管80は、その一端を延伸管体50内に納め、且つクッションリング61及びOリング62を通り越し、末端には位置停止環81を螺設することにより、ブロー管80を延伸管体50内で滑動させ、任意位置にナット72を用いてブロー管80を固定し、ブロー管80を伸縮させる目的を果たす。
【0003】
前述の筒状挟持部70は図8に示すとおり、金属材質により作製され、特に前端の弾性筒状挟持部71は加工機械を用いて溝部72を形成するため、製造コストが高く、時間がかかり、溝部72エッジに未分離の鉄屑が残留することも多く、作業員が拭き取らなかった場合、残留した鉄屑によってブロー管80は摩擦され表面の損傷を引き起こす。
【0004】
また、該金属材質によって作製された弾性筒状挟持部71がブロー管80を挟み込む時、二つの金属材質がぶつかり合い、ブロー管80表面に窪んだ疵を残し、尚且つ使用者がうっかりとブロー管80を引っ張り動かした場合、弾性筒状挟持部71によってさらにブロー管の表面が疵つけられ、ブロー管80伸縮時に付けられた引っかき疵がOリング62を損傷するため、圧縮空気漏れが引き起こされ、ブローガンの使用寿命を低下させる。
【0005】

【効果】

【0011】
本考案のエアブローガンの伸縮ブローガン管部は、螺合構造の調整を用いて、ブローガン管の長さ調整に無段式の伸縮及び定位を可能にするため、危険な場所や狭い隙間に進入させて圧縮空気の噴流作業が行える。また、ブローガン管を挟み込む弾性筒状挟持部の材質が軽く、スムーズな滑動が行え、材質は弾性に富むため、挟持時の締付力が良好で、ブローガン管の表面を疵付けることがなく、製造が容易で迅速、低コスト等多くの長所があり、実用性、新規性及び進歩性を備える。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本考案の立体分解図である。
【図2】本考案の一部断面図である。
【図3】ブローガンに螺合した本考案の実施形態の説明図である。
【図4】ブローガン管を螺合した螺合構造の説明図である。
【図5】ブローガン管を緩めて自由可動状態にした螺合構造の説明図である。
【図6】本考案を他のタイプのエアブローガンに装着した説明図である。
【図7】本考案の多段式伸縮可能ブローガン管の説明図である。
【図8】公知の伸縮式ブローガン管構造の組立図である。
【図9】図8に示したA箇所の拡大図である。

【0013】
図1乃至図3に示すとおり、本考案エアブローガンの伸縮ブローガン管部は、延伸管体10と螺合構造20とブローガン管30とを含む。
【0014】
前記延伸管体10は、前連接端部11と、前連接端部11に相対する後連接端部12とを含み、前連接端部11と後連接端部12にはそれぞれネジ山111、121を設け、後連接端部12は回転連結部品13と連結し、ブローガン40に組み合わせる。延伸管体10内部は大、小孔径の段階状貫通孔14を備え、段状制止部141を形成する。貫通孔14の小孔径は前連接端部11箇所に位置させ、且つ適当長さとし、ブローガン管30を支持するためのもので、前連接端部11の端口箇所には内側に斜めに向いた内テーパ面112を設ける。
【0015】
螺合構造20は螺合部品21を含み、螺合部品21は一端と相対する他端を含み、螺合部品21の一端には内螺着孔211を設け、螺合部品21の他端には孔径が内螺着孔211より小さい貫通孔212を設け、且つ内螺着孔211は該貫通孔212に繋がる。該螺合部品21内には弾性筒状挟持部22及び密封部品23を配置し、該螺合部品21は内螺着孔211を用いて延伸管体10前端の前連接端部11のネジ山111に螺着し、密封部品23を延伸管体10前端の内テーパ面112に位置させる。弾性筒状挟持部22は一端を含み、該端にはテーパ面221を備え、テーパ面221の周囲には複数の切欠口222を設けることにより、テーパ面221に弾性を備えた変形機能を提供し、変形時には挟み込み効果を生じさせる。
【0016】
ブローガン管30は、延伸管体10内部の段階状貫通孔14に延伸して自由伸縮移動し、且つ延伸管体10内部に延伸するブローガン管30の末端には直径が比較的大きい位置停止環31を固設し、該位置停止環31は延伸管体10内のサイズの大きい貫通孔14内に納め、且つサイズの大きい貫通孔14内を滑動し、サイズの小さい貫通孔14の制限を受けて対応する段状制止部141を押圧するため、ブローガン管30は離脱することはない。
【0017】
図4と図5に示すとおり、ブローガン管30の固定または無段式伸縮の滑動は主に、螺合構造20の螺着によってコントロールし、螺合部品21を弛め、弾性筒状挟持部22を分離させることにより、弾性筒状挟持部22を初期状態に戻すことができる(図5を参照)。ブローガン管30を弾性筒状挟持部22の挟み込みから離脱させ延伸管体10内を自由に滑動できる状態になると、ブローガン管30の角度は任意回転し、使用する環境に応じて変化させられる。
【0018】
図1乃至図4に示すとおり、ブローガン管30を最長端のぎりぎりまで伸ばした時、位置停止環31は段状の貫通孔14の段状制止部141の制限を受けて、段状制止部141で停止するため抜け落ちの心配はない。
【0019】
ブローガン管30を締めて定位させたい時は、螺合部品21を螺着するだけでよく、螺合部品21を用いて徐々に弾性筒状挟持部22を締め、弾性筒状挟持部22のテーパ面221が押圧されて弾性を備えた変形を起こしてブローガン管30を挟み込み、ブローガン管30を定位させる。
【0020】
図1に示すとおり、前述の弾性筒状挟持部22は、非金属材質のエンジニアリングプラスチック製であり、軽量材質、スムーズな滑動、容易で迅速な製造ができ、低コスト等の多くの長所を有する。また、切欠口222の設計により、弾性筒状挟持部22は弾性を備えた変形を起こし物体を挟み込むことができ、且つ弾性筒状挟持部22の材質は弾性に富み、挟持時の締付力は良好であるため、ブローガン管30の表面を損傷することはない。
【0021】
図1と図3に示すとおり、螺合構造20に備えた密封部品23は、弾性筒状挟持部22と延伸管体10の内テーパ面112間に配置し、螺合部品21で弾性筒状挟持部22を螺着した時に、弾性筒状挟持部22の押圧と、内テーパ面112の斜面が下向きに導かれるのを受けて弾性を備えた変形を起こし、ブローガン管30を締め付けて延伸管体10を密閉する。これにより、延伸管体10は密封部品23を用いて密封効果を達成し、ブローガン管体30を緊密に挟み込む効果を果たすため、圧縮空気が螺合構造20箇所から漏れる心配をなくすことができる。
【0022】
図3と図6に示すとおり、本考案は、回転連結部品13と各種形式のブローガン40を組み合わせることにより、異なる技術分野及び異なる使用環境に応じて種々のエアブローガン40を組み合わせて使用することができる。無段式伸縮のブローガン管30はブローガン管30の長さを延長することで、危険な場所或いは狭い隙間に進入させて圧縮空気の噴流作業を実施できるため、本考案は非常に便利に使用できる。
【0023】
図1と図2に示すとおり、螺合部品21の内螺着孔211底部の端部に弾性筒状挟持部22のテーパ面221と同じ勾配のテーパ面213を設ける。螺合部品21のテーパ面213が弾性筒状挟持部22のテーパ面221を押圧し、弾性筒状挟持部22は徐々に収縮してブローガン管30を緊密に挟み込み、弾性筒状挟持部24の収縮挟持作業をスムーズにし、挟持時における良好な締付力を提供し、挟み込む際にブローガン管30の表面を損傷することはない。
【0024】
図7には本考案の多段式伸縮機能を備えたブローガン管の実施例を示す。複数の延伸管体10を連結した本実施例では、3つの延伸管体10、10A、10Bを嵌着し、末端の延伸管体10Bにブローガン管30を嵌着する。各延伸管体10、10A、10B間或いは末端の延伸管体10Bに嵌着したブローガン管30間は螺合構造20、20A、20Bを螺着して連結し、これにより、多段式の延伸管体10、10A、10B及びブローガン管30を組み合わせた構造が形成され、ブローガン管30及び延伸管体10は長さを延長できるため、ブローガン管30の末端をさらに遠い箇所に届かせることができ、特に、大型機器や機具、或いは深い溝のブロー作業を行う際でも、非常に便利に実施でき、長さを収縮した後は使用空間を減少する故、非常に実用性に富むものである。
【0025】
上述の説明によれば、本考案は螺合構造の調整を用いて、ブローガン管の無段式の長さ伸縮及び定位を可能にするため、危険な場所や狭い隙間に進入させて圧縮空気の噴流作業が行える。また、ブローガン管を挟み込む弾性筒状挟持部の材質が軽く、スムーズな滑動が行え、材質は弾性に富むため、挟持時の締付力が良好で、ブローガン管の表面を疵付けることがなく、製造が容易で迅速、低コスト等多くの長所があり、実用性、新規性及び進歩性を備える。
【0026】
10:延伸管体
11:前連接端部
111、121:ネジ山
12:後連接端部
112:内テーパ面
13:回転連結部品
14:貫通孔
141:段状制止部
20:螺合構造
21:螺合部品
211:内螺着孔
212:貫通孔
213:テーパ面
22:弾性筒状挟持部
221:テーパ面
222:切欠口
23:密封部品
30:ブローガン管
31:位置停止環
40:ブローガン
5:ブローガン
50:延伸管体
51:端部ヘッド
61:クッションリング
62、63:Oリング
70:筒状挟持部
71:弾性筒状挟持部
72:ナット
80:ブロー管
81:位置停止環

(57)【要約】

【課題】ブローガン管の長さを無段式伸縮調整し、複数のブローガン管部を連結し延伸可能なエアブローガンの伸縮ブローガン管部を提供する。【解決手段】本考案のエアブローガンの伸縮ブローガン管部は、延伸管体10と、螺合構造20と、ブローガン管30を含み、延伸管体10内部には大、小孔径の段階状貫通孔14を備え、ブローガン管30を納め、延伸管体10の一端は、内側に傾斜した内テーパ面112を備え、螺合構造20は、螺合部品21を含み、螺合部品21と延伸管体10は螺合連結し、螺合部品20内には、弾性筒状挟持部22、密封部品23を配置し、延伸管体10の内テーパ面112が弾性筒状挟持部22及び密封部品23を案内すると共に、密封部品23を押圧し、密封部品23は、弾性を備えた変形を起こしてブローガン管30を締め付けて延伸管体10を封鎖し、好ましい挟持力を備えるため、ブローガン管30を損傷しない効果を果たす。


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