(54)【考案の名称】直列式ファン接合構造

(73)【実用新案権者】奇▲こう▼科技股▲ふん▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、直列式ファン接合構造に関し、特に、係合によって直列式ファンを迅速に接合して位置決めすることができる上、振動を防止することができる直列式ファン接合構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
科学技術の進歩に伴い、人々の各種電子装置に対する依頼度も高まっている。しかし、電子製品(デスクトップ型パソコン、ノート型パソコンなど)は、作動時、内部の素子から多くの熱が発生する。この熱を電子製品の外部に即時に排出できない場合、電子製品が過熱状態となる。そこで、大部分の電子製品の内部には、ファンが設けられる。これにより、電子製品は、所定の操作温度の範囲内における作動を維持することができる。しかし、1つのファンのみによって提供される風力では不足する場合があるため、2つ以上のファンが直列に接合されることにより、十分な風力が提供される。
【0003】
特許文献1の「CPUユニットに用いられる冷却装置」は、放熱フィン及び少なくとも2つ以上ファンを含む。また、特許文献1の冷却装置は、第1のファンと第2のファンとが直列式に対向接合されることによって構成される。第1のファンと第2のファンとの間には、複数の連結柱により、所定の間隔が設けられる。これにより、放熱フィンがCPUユニットの熱を吸収した際、2つの直列式ファンにより、増圧された風量が提供されるため、冷却効果及び冷却速度が高められる。
【0004】
また、第1のファン及び第2のファンのフレームの四隅には、貫通孔が設けられる。これにより、第1のファンと第2のファンとを直列式に対向接合する際は、貫通孔にねじを貫通させ、第1のファンと第2のファンとを接合する上、放熱フィン上に螺設する。
【0005】
しかし、ねじのみによって2つのファンを接合する方式には、問題が存在する。2つのファンのねじが螺着される作用点は、一方のファンの側面であり、2つのファンの接合面ではない。これにより、ファン間の接合力が不足し、ファンが回転する際に騒音が発生しやすい。また、流体が接合面の隙間から漏れやすいため、放熱器の風量が影響を受け、放熱効果が低下する。
【0006】
また、他の従来技術による直列式ファン接合構造においては、直列接合するファン中の一方のファンの四隅に複数の貫通孔が設けられ、他方のファンの複数の貫通孔に対応する部分には、少なくとも1つの凸体がそれぞれ設けられる。各凸体を各貫通孔に嵌入することにより、2つのファンが直列接合されて固定される。この固定方式により、2つのファンを直列接合して固定することができるが、接合した後の緊密性が低いため、振動及び騒音が発生する。
【0007】
即ち、従来技術による直列式ファン接合構造は、以下(1)〜(3)に示す欠点を有する。
(1)2つのファンを接合する際の緊密性が低い。
(2)振動及び騒音が発生する。
(3)組立に不便である。
【考案が解決しようとする課題】
【0008】
本考案の目的は、直列式ファンを組み立てる際、迅速に位置決めし、組み合わせることができる直列式ファン接合構造を提供することにある。

【効果】

【0012】
本考案の直列式ファン接合構造は、直列式ファンを組み立てる際、螺着部材を使用することなく、迅速に位置決めし、組み合わせることができる。さらに、ファンとファンとの緊密性を高めることができるため、ファンが作動する際に振動及び騒音が発生しない。これにより、使用寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本考案の第1実施形態による直列式ファン接合構造を示す分解斜視図である。
【図2】本考案の第1実施形態による直列式ファン接合構造を示す斜視図である。
【図3】本考案の第2実施形態による直列式ファン接合構造を示す斜視図である。
【図4】本考案の第3実施形態による直列式ファン接合構造の第1の本体を示す斜視図である。
【図5】本考案の第3実施形態による直列式ファン接合構造の第2の本体を示す斜視図である。

【0014】
本考案の目的、特徴および効果を示す実施形態を図面に沿って詳細に説明する。
【0015】
(第1実施形態)
図1及び図2を参照する。図1は、本考案の第1実施形態による直列式ファン接合構造を示す分解斜視図である。図2は、本考案の第1実施形態による直列式ファン接合構造を示す斜視図である。図1及び図2に示すように、本考案の第1実施形態による直列式ファン接合構造は、第1の本体1及び第2の本体2を含む。
【0016】
第1の本体1は、第1の開口端11、第2の開口端12及び第1の流路13を有する。第1の開口端11及び第2の開口端12は、第1の流路13と連通している。第2の開口端12の四隅には、第1の係合体123、第2の係合体124、第1の被係合体121及び第2の被係合体122が設けられる。
【0017】
第2の本体2は、第3の開口端21、第4の開口端22及び第2の流路23を有する。第3の開口端21及び第4の開口端22は、第2の流路23と連通している。第4の開口端22の四隅には、第1の被係合溝221、第2の被係合溝222、第1の凸体223及び第2の凸体224が設けられる。第1の凸体223及び第2の凸体224は、第4の開口端22から径方向に延伸して構成される。第1の係合体123及び第2の係合体124は、第1の被係合溝221及び第2の被係合溝222に対応して係合され、第1の凸体223及び第2の凸体224は、第1の被係合体121及び第2の被係合体122に対応して係合される。
【0018】
第1の被係合溝221は、第1の開放側2211及び第1の封鎖側2212を有する。第2の被係合溝222は、第2の開放側2221及び第2の封鎖側2222を有する。第1の係合体123は、第1の係合端1231を有する。第2の係合体124は、第2の係合端1241を有する。第1の係合端1231及び第2の係合端1241は、第1の開放側2211及び第2の開放側2221にそれぞれ当接される。
【0019】
第1の凸体223は、第1の凸端2231及び第1の溝部2232を有する。第1の溝部2232は、第1の凸端2231部分に軸方向に凹設される。第2の凸体224は、第2の凸端2241及び第2の溝部2242を有する。第2の溝部2242は、第2の凸端2241部分に軸方向に凹設される。
【0020】
第2の開口端12は、第1の軸受台14及び複数の接続体15を有する。複数の接続体15の両端には、第2の開口端12及び第1の軸受台14が接続される。第4の開口端22は、第2の軸受台24及び複数の接続体25を有する。複数の接続体25の両端には、第4の開口端22及び第2の軸受台24が接続される。第1の軸受台14は、第2の軸受台24と対向接続される。これにより、第1の流路13と第2の流路23とは互いに連通する。
【0021】
本考案の第1実施形態中、第1の本体1と第2の本体2とが組み合わされる際、第1の本体1の第1の係合体123及び第2の係合体124が第2の本体2の第1の被係合溝221及び第2の被係合溝222に嵌入される。次に、第1の被係合溝221及び第2の被係合溝222の反対側に設けられる第1の凸体223及び第2の凸体224が第1の本体1に設けられる第1の被係合体121及び第2の被係合体122に係合される。
【0022】
(第2実施形態)
図3を参照する。図3は、本考案の第2実施形態による直列式ファン接合構造を示す斜視図である。図3に示すように、本考案の第2実施形態による直列式ファン接合構造は、一部部材及び部材間の対応関係が第1実施形態と同一であるため、同一部分は、ここでは繰り返して述べない。本考案の第2実施形態による直列式ファン接合構造においては、第1の開口端11の四隅に少なくとも1つの孔111が設けられる。また、第3の開口端21の四隅には、少なくとも1つの孔211が設けられる。
【0023】
(第3実施形態)
図4及び図5を参照する。図4は、本考案の第3実施形態による直列式ファン接合構造の第1の本体を示す斜視図である。図5は、本考案の第3実施形態による直列式ファン接合構造の第2の本体を示す斜視図である。図4及び図5に示すように、本考案の第3実施形態による直列式ファン接合構造は、一部部材及び部材間の対応関係が第1実施形態と同一であるため、同一部分は、ここでは繰り返して述べない。本考案の第3実施形態による直列式ファン接合構造においては、第1の被係合溝221が第1の圧迫部2213を有する。また、第2の被係合溝222が第2の圧迫部2223を有する。第1の本体1と第2の本体2とが組み合わされる際、第1の圧迫部2213及び第2の圧迫部2223は、第1の本体1の第2の開口端12に当接される。これにより、第1の本体1と第2の本体2との間の緊密性が高められる。
【0024】
1 第1の本体
11 第1の開口端
111 孔
12 第2の開口端
121 第1の被係合体
122 第2の被係合体
123 第1の係合体
1231 第1の係合端
124 第2の係合体
1241 第2の係合端
13 第1の流路
14 第1の軸受台
15 接続体
2 第2の本体
21 第3の開口端
211 孔
22 第4の開口端
221 第1の被係合溝
2211 第1の開放側
2212 第1の閉鎖側
2213 第1の圧迫部
222 第2の被係合溝
2221 第2の開放側
2222 第2の閉鎖側
2223 第2の圧迫部
223 第1の凸体
2231 第1の凸端
2232 第1の溝部
224 第2の凸体
2241 第2の凸端
2242 第2の溝部
23 第2の流路
24 第2の軸受台
25 接続体

(57)【要約】

【課題】組み立てる際、迅速に位置決めし、組み合わせることができる直列式ファン接合構造を提供する。【解決手段】本考案の直列式ファン接合構造は、第1の本体1及び第2の本体2を含む。第1の本体1には、第1の係合体123、第2の係合体124、第1の被係合体121及び第2の被係合体122が設けられる。第2の本体2には、第1の被係合溝221、第2の被係合溝222、第1の凸体223及び第2の凸体224が設けられる。第1の係合体123及び第2の係合体124が第1の被係合溝221及び第2の被係合溝222に対応して係合され、第1の凸体223及び第2の凸体224が第1の被係合体121及び第2の被係合体122に対応して係合されることにより、ファンを迅速に組み合わせ、振動を低減させることができる。


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