(54)【考案の名称】コンデンサ劣化診断装置の分割充電構造

(73)【実用新案権者】立蹟科技有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、コンデンサ劣化診断装置に関わり、特にコンデンサの充電劣化診断装置の新しい分割充電構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
工場出荷時の品質を維持するため、コンデンサ劣化診断装置(別称コンデンサの充電劣化診断装置)は主に、コンデンサの完成品への充電、活性化を行う測定などに使用され、コンデンサ劣化診断装置は通常、伝動ベルトが備わり、該伝動ベルトの上には、コンデンサを保持するため、間隔を開けて並ぶクランプが設けられることになっている。
【0003】
コンデンサ劣化診断装置は、充電効率の早さはもちろん、加工委託からの様々な要求に柔軟に対応することを考慮に入れて行われることも重要な課題の一つであり、従って、コンデンサ劣化診断装置は、大量なコンデンサユニットの充電測定の要求に対応するため、単一本体には、数百個のコンデンサユニットを保持するように配置する場合が多く、そこで、各コンデンサユニットに必要な充電時間を満たすために、動作が遅くなる。従来のコンデンサ劣化診断装置の電気制御設計では、クランプの充電数値はすべて統一され、均一数値に設定されているので、業者は異なる充電数値を求める新しい注文を受けたとき、コンデンサ劣化診断装置にあったコンデンサユニットの充電測定をすべて終えてから、次の異なる充電数値のコンデンサユニットへの充電測定を行うようにしなければならない。そこで、コンデンサ劣化診断装置にあったコンデンサユニットの測定作業をすべて終了するには、数時間から一日までかかることで、本体でのクランプがそれまで作業できないことで、エネルギーや時間の無駄になり、コスト増加や利益減少という問題点、欠点があり、その改善が、関連業者が取り組む技術課題でもある。
【0004】
それゆえ、上述した従来のコンデンサ劣化診断装置の充電構造に存在する問題点について、より理想的で実用性のあるオリジナルな構造を開発するのが、使用者が望むことで、当業者がそれを乗り越えて開発するように取り組むべき目標と方向でもある。
【考案が解決しようとする課題】
【0005】
本考案は、コンデンサ劣化診断装置の分割充電構造を提供することを目的とし、解決しようとする課題は、改良してより理想的で実用性のある新しいコンデンサ劣化診断装置の充電構造を開発することにある。

【効果】

【0008】
本考案による技術的効果は下記の通り。
上述した本考案の“コンデンサ劣化診断装置の分割充電構造”は、該充電モジュールのユニット充電ステーション、クランプに対応したストロークセンサー、充電分配プロセッサーを備えてなるものであり、[背景技術]に掲示された従来の構造では、クランプの充電数値はすべて統一され、均一数値に設定されており、異なる充電電圧値要求のコンデンサユニットに対応する場合、コンデンサ劣化診断装置にあったコンデンサユニットの充電をすべて終えてから、異なる充電値コンデンサユニットの充電に入るようになるが、本考案では、充電ステーションをそれぞれ、異なる充電電圧の強さに設定、クランプが異なる充電ステーションを通ると、該ストロークセンサーは該クランプの移動位置信号を取得して、該信号を充電分配プロセッサーへ伝送するように設けられ、該充電分配プロセッサーは加工設定指令により、各ユニット充電ステーションの対応したクランプのプリセットされた充電数値を自動的に変更するようにしているので、従来の一回持続充電方法よりも充電速度が大きく向上し、コンデンサ劣化診断装置の充電效率が有効に向上、作業時間の短縮、生産能力の向上に役立つという実用性、進歩性と好適な産業上の経済的効果がある。
【0009】
上述した実施例に掲示したのは、本考案を具体的に説明するために用いられる内容であり、文の中で専門用語で説明してきたが、それを以って本考案の特許請求範囲を制限してはならず、当該技術分野の分かるものが本考案のコンセプトや考えに基づき、その変化や改造などを行って、それと同等な効果を得たとしても、すべて本考案の実用新案登録請求範囲に含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本考案のコンデンサ劣化診断装置の構造の平面図。
【図2】本考案のコンデンサユニットの充電動作状態における局所構造の平面拡大図。
【図3】本考案のコンデンサユニットの局所構造の立体拡大図。
【図4】本考案の単一クランプとコンデンサユニットとの立体図。

【0011】
図1、図2に示すのは、本考案のコンデンサ劣化診断装置の分割充電構造の好適な実施例であり、これらの実施例は説明のみに用いられ、実用新案登録請求の際、それらの構造に制限されないものとする。該コンデンサ劣化診断装置Aの本体10は、往復移動を伝動する伝動ベルト20、該伝動ベルト20に間隔を開けて並ぶ複数のクランプ30、クランプ30にそれぞれ設けられた電気接続ピン31及びコンデンサユニット50を保持するための保持部32、それに、クランプ30の電気接続ピン31と電気的に接続する充電モジュール40を備えている。
【0012】
該充電モジュール40は少なくとも、二ユニットの充電ステーション41A〜41Jに分かれるように配置、各充電ステーション41A〜41Jの起終点の間はプリセット間隔を開けるように配置され、クランプ30の電気接続ピン31はそれぞれ、所定時間(例えば、10分間)内に、電気的に接続している状態で、一ユニット充電ステーション41Aから、次のユニット充電ステーション41B(図2図の矢印L1)へと入るように設けられており、異なる該ユニット充電ステーション(例えば、41Aと41B)は、強さの異なる充電電圧(例えば、3V、5V、10V等)で充電するが、該充電モジュール40は更に、電気的に接続するストロークセンサー43と充電分配プロセッサー44を備えてなり、該充電分配プロセッサー44は、各ユニット充電ステーション41A〜41Jと電気的に接続し、該ストロークセンサー43は少なくとも、一クランプ30に対応したところに配置、クランプ30の移動位置信号を取得して、該信号を充電分配プロセッサー44へ伝送するように設けられ、該充電分配プロセッサー44は加工設定指令により、各ユニットの充電ステーション41A〜41Jが少なくとも一グループのクランプ30に対する充電電圧値設定を自動的に制御、変更して、分割充電機能を果すように設けられている。ここでいうグループに分けのクランプ30の設定は、図2の部品番号C1、C2に示すように、各グループのクランプ30はそれぞれ、異なる充電数値にプリセットされていることをいい、各グループのクランプ30の間は、複数のクランプ30がコンデンサユニット50を保持せず、間隔を開けるように配置し(図1、図2を参照)、それにより、該ストロークセンサー43が異なるグループのクランプ30の移動位置を識別し、その信号を充電分配プロセッサー44へ伝送し、各ユニット充電ステーション41A〜41Jの充電電圧値への変更を行い、分割充電の效果を達成させるようにするが、
図3に示すように、該コンデンサユニット50は長いシート状で、間隔を開けて並ぶコンデンサの本体53、各コンデンサの本体53の一方側に突き出した複数の第一極ピン51、各コンデンサの結晶53の他方側に突き出した複数の第二極ピン52、及び各第二極ピン52を連結するための連結シート54を備えている。
【0013】
図4に示すように、各クランプ30の電気接続ピン31は間隔を開け、プラス極、マイナス極の二つに配置され、該充電モジュール40のユニット充電ステーション41A〜41Jはそれぞれ、対応する導電スライドレール42(詳しくは図2に示す)が設けられ、各クランプ30の電気接続ピン31は、各ユニット充電ステーション41A〜41Jを通じて、該導電スライドレール42にスライド、接触して、確実な電気的接続を持つように設けられている。
【0014】
該充電モジュール40のストロークセンサー43は機械式センサー、光センサーのいずれかの一つに設けられてもよく、それに制限がなく、どれもセンサー機能を果すことができる。ここでいう機械式センサーはタッチスイッチなどのようなセンサー部品で、光センサーは光電センサーなどのようなセンサー部品で、例を挙げて説明してみたが、当業者に知られているどのようなタイプのものでもよい。
【0015】
上述の構造、組合せ設計により、本考案の使用、動作状況について次のように説明する。
【0016】
図1、図2に示すように、本考案の該コンデンサ劣化診断装置の分割充電構造を実際に使用するとき、電子制御で、該ユニット充電ステーション41A〜41Jの異なる充電電圧の強さ、例えば、3V、5V、10V…などのプリセット設定を行えるが、使用者が予め、異なる充電数値設定済みのコンデンサユニット50をグループ分けに、クランプ30の保持部32に配置、複数のグループのクランプ30にする(図2の部品番号C1、C2で示す)が、そこで、各グループのクランプ30の間は、複数のクランプ30がコンデンサユニット50を保持せず、間隔を開けるように配置し、それにより、充電モジュール40のストロークセンサー43が異なるグループのクランプ30の移動位置を識別できるようにし、コンデンサ劣化診断装置Aの伝動ベルト20が作動、移動すると、各クランプ30の電気接続ピン31がすぐ伝動ベルト20の移動設定速度に従い、電気的に接続している状態で、一ユニット充電ステーション41Aを通るが、例えば、図2に示すように、クランプ30(部品番号C1)がユニット充電ステーション41Aへ移動したとき、該ストロークセンサー43を通り、そこで、該ストロークセンサー43は、該クランプ30の移動位置信号を取得して、該信号を充電分配プロセッサー44へ伝送するように設けられ、そして加工設定指令により、ユニット充電ステーション41Bの充電電圧値設定を自動的に変更することになっており、該クランプ30がユニット充電ステーション41Bへ移動すると、充電電圧値が変わり、予定される充電效果が実現されるが、それと同様に、他のグループのクランプ30も充電する。ただし、該クランプ30の分割ユニット充電ステーション41A〜41Jに関する分割数には制限がなく、六個、八個または十個のステーションなどの配置もよく、業者の加工ニーズに応じて行われる。
【0017】
コンデンサ劣化診断装置 A
本体 10
伝動ベルト 20
クランプ 30
電気接続ピン 31
保持部 32
充電モジュール 40
ユニット充電ステーション 41A〜41J
導電スライドレール 42
ストロークセンサー 43
充電分配プロセッサー 44
コンデンサユニット 50
第一極ピン 51
第二極ピン 52
コンデンサの結晶 53
連結シート 54
部品番号 C1、C2


(57)【要約】

【課題】コンデンサ劣化診断装置の分割充電構造を提供する。 【解決手段】充電モジュール40は間隔を開けて、少なくとも二ユニット充電ステーション41A〜41Jに分かれるように配置、それにより、各クランプ30の電気接続ピン31は所定時間内に、電気的に接続している状態で、一ユニット充電ステーションから、次のユニット充電ステーションへと入る。該充電モジュール40は更に、電気的に接続するストロークセンサー43と充電分配プロセッサー44を備えてなる。該充電分配プロセッサーは、各ユニット充電ステーションと電気的に接続し、ストロークセンサーは少なくとも、一クランプに対応したところに配置、クランプ30の移動位置信号を取得して、該信号を充電分配プロセッサーへ伝送するように設けられ、充電分配プロセッサーは加工設定指令により、各ユニット充電ステーションのグループ分けのクランプの充電数値設定を自動的に制御、変更するように設けられている。


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