(54)【考案の名称】瓶蓋の密封構造

(73)【実用新案権者】宏全國際股▲分▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は瓶蓋の密封構造に関し、より詳細には漏れを防止して密封効果を強化する瓶蓋の密封構造に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
瓶蓋の多重密封構造の公知技術に関しては、特許文献1の中華民国実用新案公告第586511号、特許文献2の日本特開第2000−191019号、特許文献3の日本特許第4634598号等において開示されている通りである。
【0003】
前記特許文献1(第586511号)及び特許文献3(第4634598号)では、瓶蓋の内側面の下方向に緊密環状体及び下圧漏れ防止環状体を突設していて、蓋体を容器の瓶口に回転させて被嵌した時に、下圧漏れ防止環状体が瓶口の上部を圧して押さえ、緊密環状体が瓶口の外側縁と密着することにより、漏れ防止効果を発揮する。前述した二つの緊密環状体構造にあっては何れにも、それが生じさせる充分な変形量を許容する長さと形状を備えるが、形状変化の応力が緊密環状体と瓶蓋内の上面の連接箇所に発生し易く、さらに冷熱の温度変化の影響を受けた該緊密環状体が亀裂を生じて脱落する慮もある。
【0004】
特許文献2(第2000−191019号)では、瓶蓋の内側面の下方向に下圧漏れ防止環状体を突設していて、それと上述の下圧漏れ防止環状体の機能は同様であるが、下圧漏れ防止環状体の密封漏れ防止効果は上述した二つの特許と比べ明らかに劣るものである。
【0005】

【効果】

【0008】
本考案の瓶蓋の密封構造において、瓶口と瓶蓋を結合した時に、該密封構造は形状変化を起こさずに該瓶口の上面外側角を緊密に圧迫する。
また、構造強度を前述した公知技術での緊密環状体と比較すると、本考案の密封構造の方が良好である。
本考案の密封構造は、熱膨張冷縮を受け止める効果を備えるため、応力集中による裂罅問題を防ぐことができる。
さらに、本考案の密封構造は構造強度及び安定性を備え、密封構造の漏れ防止効果を強化し、その持続性を確実に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本考案の瓶蓋の全体断面図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】本考案の密封構造を示した図である。
【図4】瓶口と本考案の瓶蓋を結合させた一部断面図である。

【0010】
以下図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。
【0011】
図1、図2、図3に示すとおり、本考案の密封構造30は、瓶蓋2の内側環状体10と該瓶蓋2の側壁11間に設置し、瓶蓋内側上面3から下向きに突出する環状物である。
該密封構造30の断面形状は不等辺三角形とする。
第一辺32と第二辺33の交じり合う箇所には円弧角31を形成する。
第一辺32の長さは第二辺33より長い。
第一辺32と瓶蓋2内側上面3の交わる角度は90度以上とし、第二辺33と瓶蓋2内側上面3の交わる角度は90度以下とする。
また、第一辺32と第二辺33と瓶蓋2の内側上面3が交じり合う境界には、第一境界点34と第二境界点35をそれぞれ形成する。
尚、第一境界点34と第二境界点35間は一直線距離を備える。該直線距離は密封構造30の底辺36として定義し、該密封構造30の底辺36の長さは第二辺33を超えるものとする。
【0012】
図4には本考案の瓶蓋を瓶口に結合した状態の断面図を示す。
内側環状体10を瓶口の内壁41に密着させ、瓶口外壁42のねじ山43と瓶蓋2側壁11のねじ山12とを結合する。
密封構造30の第一辺32の長さが第二辺33より長く、尚且つ、第一辺32と瓶蓋2内側上面3の交わる角度が90度を超える形状の特徴により、第一辺32は動きに沿って瓶口上面の外側角45を圧して押さえる。
また、第二辺33と瓶蓋2内側上面3の交わる角度が90度以下である特徴によって、密封構造30は外側角45に相対する作用力を生じさせて緊密に上部を圧して押さえるが、密封構造30は形状変化を起こすことなく、応力が第一境界点34と第二境界点35に集中してしまう状況を防ぐことができる。
【0013】
前述した従来技術に取り上げた緊密環状体と比較すると、本考案の密封構造30は、構造強度と安定性が明らかに良好である。
本考案の密封構造30は、熱膨張冷縮を受け止める効果を備え、かつ、底辺36の長さが第二辺33より長いため、大幅に密封構造30の裂罅による脱落問題を減少させ、密封効果を強化し、その持久性を確実に保つことができる。
【0014】
2 瓶蓋
3 瓶蓋内側上面
10 内側環状体
11 瓶蓋側壁
12 ねじ山
30 密封構造
31 円弧角
32 第一辺
33 第二辺
34 第一境界点
35 第二境界点
36 底辺
41 瓶口内壁
42 瓶口外壁
43 ねじ山
44 瓶口上面
45 外側角

(57)【要約】

【課題】漏れを防ぎ密封効果を強化する瓶蓋の密封構造を提供する。【解決手段】本瓶蓋の密封構造は、瓶蓋の内側環状体10と側壁間に設置する環状物であり、該密封構造の断面形状は不等辺三角形とし、第一辺32と第二辺33が交じり合う箇所に円弧角31を形成する。該第一辺の長さは第二辺を超え、第一辺と瓶蓋内側上面の交じり合う角度は90度以上とし、第二辺と瓶蓋内側上面の交じり合う角度は90度以下とする。瓶蓋と瓶口を結合する時、密封構造は、形状を変化させることなく緊密に瓶口の上面外側角を圧迫する。


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