(54)【考案の名称】スマートフォン・ディスプレイの画面転送コントロール装置

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、携帯電話側をプラットフォームとし、単一のディスプレイ側を組み合わせ、双方側に常駐デバイスドライバを組み込み、各種マルチメディアモバイル機器の機能を備えた技術を提供するスマートフォン・ディスプレイの画面転送コントロール装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
一般のスマートフォンの機能は、すでに、ノートブックパソコン(NoteBook PC)レベルまで発展を遂げており、さらに発展が続く中、電子書籍、デジタルカメラ、ナビゲータ等のその他のパーソナル機器の機能を整合する域にまで至っている。電信業者は、携帯電話に対して、元来の言語サービスだけでなく、ワイマックス等の付加価値サービスをはじめている。また、携帯電話のプラットフォーム業者であるMicrosoft、Google、Apple、Blackbary等は、次々に、機能をさらにアップさせたWP7.、Android等のオペレーティングシステムを推進し、ノートブックパソコン、携帯電話、テレビ等の機器すべてに、一つのプラットフォームを共用させ、同時動作を行わせている。よって、スマートフォンは既に、単なる携帯電話ではなく、多機能化したモバイル機器であり、現代生活の中では、不可欠な絶対必要な道具と化した。
【0003】
しかし、スマートフォンは、携帯における便利性を備えているため、設計上に、体積や重量が大きすぎず重すぎないことを考慮しなければならない(現在、ディスプレイの最大は4.3インチ)。そのため、データの閲覧やマルチメディア機能の使用では眼に負担がかかり、しかも、実物のキーボードがないため、携帯電話内に搭載したスクリーンキーボードで入力を行わなければならず、入力速度はおそく、反作用力が大きいために指が痛くなり、人体工学に符合しないものである。そこで、将来のモバイルオフィス及びマルチメディアモバイル機器に玉に瑕となる従来技術に対し、本考案は、その不足点を補い、一機多機能効果を達成する。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
現在ある類似商品の機能は、静態文書の画像を表示できるだけであり、マルチメディアの再生は実行できない。そこで、本考案の無線伝送技術には、ブルートゥース及びワイファイ(Wireless Fidelity)を同時に利用し、動態の映像を確実に再生する。また、前記類似商品の外観は、ノートブックの如く厚みや重量もあり携帯に不便であるが、本考案のディスプレイは、タブレットパソコンの外観の如く軽く携帯に便利で、マルチメディア再生を可能とする。

【効果】

【0009】
本考案のスマートフォン・ディスプレイの画面転送コントロール装置は、携帯電話側をプラットフォームとし、単一のディスプレイ側を組み合わせ、双方側に常駐デバイスドライバを組み込むため、各種マルチメディアモバイル機器の機能を備えるという特徴をもつ。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本考案の概略図である。
【図2】本考案のディスプレイ常駐ドライバのブロック図である。
【図3】本考案の携帯電話常駐ドライバのブロック図である。
【図4】本考案のバーチャルディスプレイ駆動プログラムの主要機能に関するブロック図である。
【図5】本考案のPC Linux化の実施例図である。
【図6】本考案の解像度を拡大した実施例図である。
【図7】本考案に関し、映像ファイルを有線伝送している実施例図である。
【図8】本考案に関し、映像ファイルを無線伝送している実施例図である。

【0011】
以下、添付図面を参照して本考案の実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1、図2、図3、図4に示すとおり、ディスプレイ側1と携帯電話側2内にはそれぞれ、即時及び同時コミュニケーションのデバイスドライバを搭載する。前記ディスプレイ側1には、コントロール装置内部にディスプレイ常駐デバイスドライバ12(Screen Resident Device Driver)を設ける。LCDディスプレイ、超小型プロジェクタの投影したスクリーン、アイパッド(Ipad)やノートブックパソコンのディスプレイ等とすることも可能であり、それは、図2で示したとおり、即時オペレーティングシステム121と、TCP/IP通信プロトコル122と、USB及びホスト機器通信プロトコル123と、ネットワーク及び表示サーバー124と、携帯電話駆動及び連絡処理プログラム125と、ブルートゥース及びホスト機器通信プロトコル126とを含む。
【0013】
前記即時オペレーティングシステム121は、TCP/IP通信プロトコル122、USB及びホスト機器通信プロトコル123、ブルートゥース及びホスト機器通信プロトコル126、ネットワーク及び表示サーバー124、携帯電話駆動及び連絡処理プログラム125等のモジュールの管理、協調を行う責任があり、並びに、携帯電話側2とディスプレイ側1間の画像フレーム表示時間差を制御し、遅延時間を5マイクロ秒以内とする。
【0014】
前記TCP/IP通信プロトコル122は、即ち、ネットワーク通信プロトコルのロジック層合計6層であり、設けたのなら使用し、使用しない余分なものは、メモリ空間の無駄を防ぐために削除する。
【0015】
前記USB及びホスト機器通信プロトコル123において、ヒューマンインタフェースは、キーボード/マウス/タッチ制御/ハードディスクドライブ等の入力機器とし、ディスプレイ側1との有線での通信プロトコル及びハブ(Hub)の使用分配管理を行う。
【0016】
前記ネットワーク及び表示サーバー124は、ネットワークを利用して、携帯電話側2ですでにパケット圧縮したバーチャル画面23をディスプレイ側1に転送し解凍した後、バーチャルディスプレイ駆動プログラム226を利用して複製保存をし、さらに、携帯電話側2が表示を要求した解像度に基づいて、等倍率拡大をおこない、モニタ11の実画面111上に映し出す管理と制御をおこなう。
【0017】
前記携帯電話駆動及び連絡処理プログラム125は、ディスプレイ側1に外付けしたキーボードでの入力、或いは外付けしたマウスでの作業時のいずれにおいても、同時に携帯電話側2に転送できる。また、ディスプレイ側1に外付けしたフラッシュメモリーでのダウンロード及び保存時、或いはSD(Secure Digital)カードのデータを変換して携帯電話側2に転送処理する場合も同様である。
【0018】
前記ブルートゥース及びホスト機器通信プロトコル126において、ヒューマンインタフェースは、キーボード/マウス/タッチ制御/ハードディスクドライブ等の入力機器とし、ディスプレイ側1との無線通信プロトコル及びハブ(Hub)の使用分配管理をおこなう。
【0019】
また、携帯電話側2は、携帯電話本体内部に携帯電話常駐デバイスドライバ22(Mobilephone Resident Device Driver)を備え、それは、図3に示すとおり、常駐探知作業221と、ヒューマンインタフェースリモートコントロール222と、ヒューマンインタフェース装置−ディスク処理リモートコントロール受信223と、ディスプレイ解像度制御224と、機能切替管理リモートコントロール受信225と、バーチャルディスプレイ駆動プログラム226とを備える。
【0020】
前記常駐探知作業221(Resident Detect Operation Service)は、キー/カーソル/タッチ制御/ハードディスクドライブの差込みや抜取り等の入力機器の動作を探知し確認する。
【0021】
前記ヒューマンインタフェースリモートコントロール222(Remote HID−kb/Mouse/Touchscreen)は、ディスプレイ側1のヒューマンインタフェース装置から、キーボード/マウス/タッチパネル等の関連コマンド動作を受信、処理し、同時に、携帯電話ディスプレイ21上に表示する。
【0022】
前記ヒューマンインタフェース装置−ディスク処理リモートコントロール受信223(Remote HID−Disk)は、ハードディスクドライブの差込みや抜取り動作を探知し確認した後、ディスクデータの保存管理を実行する。
【0023】
前記ディスプレイ解像度制御224(Display Resolution Control)は、ディスプレイ側1に転送したい携帯電話側2のバーチャル画面23の解像度をあげるか、変えない制御を実行する。
【0024】
前記機能切替管理リモートコントロール受信225(Remote Transaction Event Handler)は、ディスプレイ側1からのコマンドを受信し、タッチ制御或いはキー方式で携帯電話側2をリモートコントロールし、異なる機能への切り替えをおこなったり同時実行させる。
【0025】
前記バーチャルディスプレイ駆動プログラム226(Virtual Display Driver)は、ディスプレイ側1に転送したい携帯電話の画面21を、バーチャル方式で等倍率拡大をし、定時にバーチャル画面23を一部圧縮、或いは全圧縮してメモリのバッファ内に保存し、その後、即時に、ネットワーク及び表示サーバー124を通してディスプレイ側1に転送する。このような構造により、両側ディスプレイ画面の同時表示、及び両側コマンド動作の同時受信を行なう使用効果を達成する。
【0026】
図1、図5〜図8に示した本考案の実施例のとおり、携帯電話側2は、Win mobileスマートフォンをプラットフォームとして、ディスプレイ側1のLCDディスプレイ或いはノートブックパソコンのディスプレイに組み合わせる。また、それぞれのディスプレイコントロール装置及び携帯電話本体に、ディスプレイ常駐デバイスドライバ12及び携帯電話常駐デバイスドライバ22を搭載し、携帯電話常駐デバイスドライバ22の常駐探知作業221、ディスプレイ解像度制御224、バーチャルディスプレイ駆動プログラム226を通して、携帯電話の画面21を必要なバーチャル画面23に等倍率拡大し、並びに、定時に、画面を一部圧縮或いは全圧縮して、メモリバッファに保存し、さらに、ディスプレイ常駐デバイスドライバ12の即時オペレーティングシステム121、TCP/IP通信プロトコル122、USB及びホスト機器通信プロトコル123、ネットワーク及び表示サーバー124、携帯電話駆動及び連絡処理プログラム125を経て、有線方式を用いて、即時にモニタ11に転送した後、解凍し、拡大した実画面111にする。こうして、携帯電話側2からの任意のファイルフォーム及び再生映像画面を同時表示する。解像度を変化させたり高くすることなく(図1参照)、画面にエイリアシングを発生させず、良好な鮮明度を示す使用効果を奏する。また、携帯電話常駐デバイスドライバ22の常駐探知作業221、ヒューマンインタフェースリモートコントロール222、ヒューマンインタフェース装置−ディスク処理リモートコントロール受信223、機能切替管理リモートコントロール受信225、及びディスプレイ常駐デバイスドライバ12の即時オペレーティングシステム121、TCP/IP通信プロトコル122、USB及びホスト機器通信プロトコル123、携帯電話駆動及び連絡処理プログラム125を通して、携帯電話側2もまた、ディスプレイ側1のコマンドを同時受信し、関連作業をおこない、同一画面を携帯電話側2とディスプレイ側1のモニタ11上に同時表示する。本考案は、キーボード、キー、マウス、カーソル、ハードディスクドライブ等を用い、ディスプレイ側1にタッチコントロール装置を外付けしたなら、タブレットパソコンの如くものとなる。即ち、いずれかの必要なディスプレイに表示したり、映像の再生をおこなえるモバイル機器の機能を備えたものとなる。機能には、例えば、ポータブルナビゲーションデバイス(PND)、デジタルピクチャフレーム(DPF)、電子書籍(e−book)、ネットブック(netbook)、タブレットパソコン(Tablet)、テレビ等があげられ、一つの装置に複数装置の機能を備えさせ、携帯電話側のディスプレイ画面を転送したり二方向操作を行う実際の効果を提供する。
【0027】
図5は、Win XP環境をPC Linux環境に変換した模擬実験である。よって、両環境のいずれにも対応するネットワーク及び表示サーバー124の機能と、対応するディスプレイ常駐デバイスドライバ12の機能を発揮しなければならない。
【0028】
図6は、Win XP環境において、Win Mobile携帯電話を利用してバーチャルディスプレイ駆動プログラム226を組み入れ、解像度を320×240から800×600に拡大し、電子書籍の解像度に符合させた図である。
【0029】
図7は、有線伝送方式による映像ファイル再生のテスト図である。
【0030】
前述のディスプレイ常駐デバイスドライバ12中のUSB及びホスト機器通信プロトコル123を、ブルートゥース及びホスト機器通信プロトコル126に替え、有線方式から無線方式に変更して伝送及びコミュニケーションを行うことが可能である。これによって、操作制御と携帯の方便性を備えた効果を提供する。
【0031】
図8は、無線伝送方式による映像ファイル再生のテスト図である。図4に示した前述のバーチャルディスプレイ駆動プログラム226を参照する。そのうち、主な機能には、バーチャル表示インタフェースと、バーチャルハードウェア表示インタフェースと、バーチャル表示画面バッファキャッシュ制御と、画面バッファ圧縮と、バーチャル画面パケット圧縮とネットワーク伝送とを含む。
【0032】
前記バーチャル表示インタフェースは、元来の表示インタフェースが提供できなかった機能を提供する。それは、例えば、動態解像度の切り替え、複数の表示装置の切り替え等を含む。
【0033】
前記バーチャルハードウェア表示インタフェースは、模擬ハードウェアシステム機能を呼び出し模擬表示インタフェースに変換し、表示バーチャル画面23をバーチャル表示メモリ内に書き込む。
【0034】
前記バーチャル表示画面バッファキャッシュ制御において、
(1)ミラーリングモードは、定時に、携帯電話の画面21を保存する。
(2)バーチャル表示は、主メモリがバーチャル表示画像フレームを割り当て、伝送メモリバッファを区分けする。
(3)リモート表示は、静態画面または動態影像に基づき、バーチャル画像フレームメモリまたは主表示メモリを圧縮源とする。
【0035】
前記画面バッファ圧縮は、定時に、携帯電話の画面21の変更部分を圧縮するか携帯電話の画面21全部を圧縮する。
【0036】
前記バーチャル画面パケット圧縮とネットワーク伝送は、圧縮した携帯電話の画面21データをネットワークを用いて遠方の受信端に伝送する。
【0037】
1 ディスプレイ側
11 モニタ
111 実画面
12 ディスプレイ常駐デバイスドライバ
121 即時オペレーティングシステム
122 TCP/IP通信プロトコル
123 USB及びホスト機器通信プロトコル
124 ネットワーク及び表示サーバー
125 携帯電話駆動及び連絡処理プログラム
126 ブルートゥース及びホスト機器通信プロトコル
2 携帯電話側
21 携帯電話ディスプレイ
22 携帯電話常駐デバイスドライバ
221 常駐探知作業
222 ヒューマンインタフェースリモートコントロール
223 ヒューマンインタフェース装置−ディスク処理リモートコントロール受信
224 ディスプレイ解像度制御
225 機能切替管理リモートコントロール受信
226 バーチャルディスプレイ駆動プログラム
23 バーチャル画面

(57)【要約】

【課題】各種マルチメディアモバイル機器の機能を備えたスマートフォン・ディスプレイの画面転送コントロール装置を提供する。【解決手段】携帯電話常駐デバイスドライバとディスプレイ常駐デバイスドライバを備え、携帯電話のディスプレイ画面は、必要なバーチャル画面となるまで等倍率拡大をおこなう。さらに、定時に、画面を一部圧縮するか、全圧縮して、メモリバッファに保存し、有線または無線を用いて即時に解像度を変えないかあげて、別のディスプレイに伝送した後、解凍し、拡大した実画面にして表示及び再生を行う。携帯電話側は同時に、ディスプレイ側からのコマンドを受信し関連作業をおこない、同時に、同一画面を携帯電話側とディスプレイ側のモニタ上に表示し、画面の同時表示と、同時受信動作を提供する。


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