(54)【考案の名称】画像表示装置

(51)【国際特許分類】

H05K 5/02 ・細部

(73)【実用新案権者】株式会社カワサキ特殊印刷

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図5

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、デジタルフォトフレーム装置、液晶モニタ、または液晶テレビジョン受信機等の静止画像または動画像を表示するための画像表示装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
近年、デジタルカメラの急速な普及により撮影した画像データをそのまま表示させてフォトフレームのようにして使用することができるデジタルフォトフレーム装置が普及していきている(例えば、特許文献1〜3)。
【0003】
現状流通しているデジタルフォトフレーム装置、液晶モニタ、液晶デジタルテレビ(以下、デジタルフォトフレーム装置等と称する。)は、映像・画像を映し出す液晶モニタ画面とそれをカバーする本体ボディ部分により構成されているが、その本体ボディ部分に関しては単一色で一般的な形状に形成されている場合がほとんどである。そのため、近年、デジタルフォトフレーム装置等に対して、液晶部分に映る画像や映像だけを楽しむのではなく、それを取り巻きカバーする本体ボディ部分も各ユーザの好みに合わせて着色や装飾をしたり、形状を自由にカスタマイズしたいという要望がある。
【0004】
このような要望を実現しようとして、デジタルフォトフレーム装置等の本体ボディ部分の配色に関しては白・黒・赤・茶・シルバー等のカラー色豊かなラインナップで販売されてきつつあるが数多くのカラーバリエーションを取りそろえる事は製造面とコスト面から不効率且つ不経済であり現実的には不可能である。また、キャラクター・イラスト・写真画像等によりデジタルフォトフレーム装置等を装飾しようとしても、本体ボディ部分は液晶ディスプレイ以外の領域がほとんど存在しないため、本体ボディ部分のごく限られた一部分にしか装飾することができないという問題もある。
【0005】

【効果】

【0018】
本考案によれば、ユーザの好みに応じた装飾を特別な技術等を必要とすることなく容易に行うことが可能となるとともに、図柄内容の変更を容易に行うことが可能になるという効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本考案の一実施形態の液晶表示装置を正面から見た斜視図である。
【図2】本考案の一実施形態の液晶表示装置を背面から見た斜視図である。
【図3】本考案の一実施形態の液晶表示装置の機能構成を示すブロック図である。
【図4】装飾パネル20に設けられた印刷可能領域21、22を説明するための図である。
【図5】装飾パネル20を交換する際の手順を示す斜視図である。
【図6】装飾パネル20を交換する際の手順を示す背面斜視図である。
【図7】装飾パネル20を装飾パネル20aに交換した後の液晶表示装置の外観を示す斜視図である。
【図8】装飾パネル20を装飾パネル20bに交換した後の液晶表示装置の外観を示す斜視図である。
【図9】装飾パネル20を装飾パネル20cに交換した後の液晶表示装置の外観を示す斜視図である。
【図10】装飾パネル20を装飾パネル20dに交換した後の液晶表示装置の外観を示す斜視図である。

【0020】
次に、本考案の実地形態に係る画像表示装置を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態の画像表示装置の正面から見た斜視図であり、図2は背面から見た斜視図である。
【0021】
本実施形態の画像表示装置は、図1、図2に示されるように、本体液晶部10と、装飾パネル20と、前フレーム30とから構成されている。また、本体液晶部10には、図2に示されるように、スタンド40がスクリューノブ70により固定されている。また、本体液晶部10には、壁掛穴50が設けられている。
【0022】
本実施形態の画像表示装置は、スタンド40をスクリューノブ70により固定して平らな台上に置くようにして使用してもよいし、スタンド40をはずして、壁掛穴50を用いて壁に掛けるようにして使用するようにすることも可能である。
【0023】
本実施形態の画像表示装置は、デジタルカメラ等により撮影された画像データを保存したUSBメモリ等の記憶媒体を接続することで画像データを表示可能とするいわゆるデジタルフォトフレーム装置に本考案を適用したものである。
【0024】
次に、本実施形態の画像表示装置の機能構成を、図3のブロック図を参照して説明する。
本実施形態の画像表示装置は、図3に示されるように、入力端子11と、画像データ入力部12と、制御部13と、外部から供給された画像データを格納する画像データ格納部14と、画像を表示するための液晶ディスプレイ15とを有している。
【0025】
画像データ入力部12は、例えばUSB端子等の入力端子11に接続されたUSBメモリ等の記録媒体から画像データを入力する。
【0026】
制御部13は、画像データ入力部12を介して入力された画像データを画像データ格納部14に格納する。そして、制御部13は、画像データ格納部14に格納された画像データのうち、指定された画像データを液晶ディスプレイ15に表示させる。
【0027】
次に、図1、2に示した装飾パネル20の構成を図4を参照して説明する。
【0028】
図4に示されるように、装飾パネル20には、図柄を印刷可能な2つの印刷可能領域21、22が前フレーム30の左右にそれぞれも受けられている。
【0029】
図4には示されていないが、この装飾パネル20の印刷可能領域21、22には、それぞれ、キャラクター、イタスト、写真画像等の連続した図柄がUVインク(紫外線硬化型インク)により印刷されている。
【0030】
次に、この装飾パネル20を交換する際の手順を図5、図6を参照して説明する。図5は、装飾パネル20を交換する際の手順を正面から説明するための斜視図であり、図6は、装飾パネル20を交換する際の手順を背面から説明するための斜視図である。
【0031】
図5、図6に示すように、装飾パネル20は、前フレーム30と本体液晶部10とに挟まれるようにして固定されている。そして、装飾パネル20は、本体液晶部10の液晶ディスプレイの部分に対応する箇所に開口部を有する。また、前フレーム30も、本体液晶部10の液晶ディスプレイの部分に対応する箇所に開口部を有する。
【0032】
そして、前フレーム30には4つのビス受け部が設けられており、前フレーム30と本体液晶部10とは4つのビス60とにより固定される構成となっている。つまり、前フレーム30に設けられたビス受け部と4つのネジ60により、装飾パネル20を挟み込むようにして前フレーム30を本体液晶部10に脱着可能に固定する固定機構が構成されている。
【0033】
図5、図6に示すように、本体液晶部10のビス穴に設けられているビス60をドライバ等により回転させて取り外すことにより前フレーム30を本体液晶部10外すことができる。すると、装飾パネル20は、前フレーム30と本体液晶部10とに挟まれて固定されているだけであったため、装飾パネル20自体を取り外すことが可能となる。
【0034】
そして、取り外した装飾パネル20の代わりに、他の図柄の装飾パネルを用いて再度組み立てを行えば、異なる図柄の装飾パネルへの交換を容易に行うことができる。
【0035】
なお、本実施形態では、開口部の左右方向にそれぞれ印刷可能領域21、22を備えた装飾パネル20を用いて説明しているが、装飾パネルには少なくとも1つの印刷可能領域を備えていれば良く、図7、図8に示すように、開口部の左右のいずれかにのみ印刷可能領域が備えられた装飾パネル20a、20bを用いるようにしてもよい。
【0036】
また、図9に示すように、開口部の上方向に印刷可能領域を備えた装飾パネル20cを用いるようにすることも可能である。
【0037】
さらに、装飾パネル20は、本体液晶部10と前フレーム30とに挟まれる部分以外の形状は任意の形状とすることができる。そのため、装飾パネルの形状は長方形である必要はなく、図10に示すように、印刷可能領域に印刷された図柄に合わせた形状を有するよ
うな装飾パネル20dを用いるようにすることも可能である。このように装飾パネルの外形形状を自由なものとすることにより様々な図柄と組み合わせてユーザの好みにあった多様な装飾パネルを製作することが可能となる。
【0038】
本実施形態の画像表示装置では、装飾パネル20の印刷可能領域21、22にキャラクター、イラスト、写真画像等の連続した図柄を印刷することが可能であるため、シール状の粘着シート等を使用した場合と比較して、カラー色のキャラクター・イラスト・写真画像等の連続した図柄を、必要なデザインで必要な台数だけ優れた美観で少ない手間で簡便に表現することが可能となる。
【0039】
また、その印刷可能領域21、22を有する装飾パネル20を容易に取り外し可能な構成としているため、別の形状の装飾パネル、印刷可能領域に別の図柄が印刷された装飾パネルと交換することが可能となる。その結果として、ユーザの気分や液晶パネルに表示する画像内容に合わせたキャラクター、イラスト、写真画像等の図柄により装飾された画像表示装置を実現することができる。
【0040】
なお、印刷可能領域21、22に図柄を印刷する場合、UVインクを用いたUVインクジェット印刷により図柄を印刷することが好ましい。この理由を下記に説明する。
【0041】
近年急速に技術の進歩、発展をなした他の印刷方法として昇華転写方式や熱転写方式があるが昇華転写方式に関しては既存プリンタでは装飾パネル20の厚みが問題となる可能性がある。また、昇華転写方式では精度の面が問題となる可能性がある。そして、熱転写方式では、転写シートまたはフィルムを利用し熱を加えることによって画像を印刷対象の物へ転写させているため、樹脂材料により構成されることが多い装飾パネル20に対して転写の際の熱により形状変化等を引き起こす危険性が多大に有る。そのため、熱転写方式の印刷方法は、現状では熱があまり問題とならないシャツ等の布媒体に画像を転写する事を目的として利用されているケースがほとんどである。
【0042】
このような理由により、本実施形態では、UVインクジェット印刷により、キャラクター・イラスト・写真画像等の連続した図柄を装飾パネル20の印刷可能領域21、22に印刷するようにしている。
【0043】
そして、UVインクジェットプリンタを用いたUVインクジェット印刷により装飾パネル20の印刷可能領域21、22上に、カラフルな色や、カラー色でキャラクター・イラスト・写真画像等のデザインを印刷することにより、手軽に必要な台数の画像表示装置を製作することができる。そして、カラフルな色や、カラー色でキャラクター・イラスト・写真画像等で装飾された画像表示装置を希望するユーザにとっては、シール状の粘着シートや画像修整ソフトや機材を購入する必要がないため、無駄な出費と手間を抑える事ができる。
【0044】
また、本実施形態では、UVインクジェット印刷により直接、装飾パネル20の印刷可能領域21、22上に図柄を印刷していて、シール状の粘着シート等を使用しないため、貼りつけたシール状の粘着シートが徐々にシートの断面より剥がれたり、ずれて斜めになったりして見栄えが悪くなるような問題は発生せず、美観に優れている。
【0045】
このように、本実施形態によれば、装飾パネル20の外形形状が自由となり、また装飾パネル20を脱着を容易にして交換可能とすることにより、カラフルな色や、カラー色でキャラクター・イラスト・写真画像等のデザインの自由度が大きく、適宜デザインを変更することも容易にできることとなる。
【0046】
[変形例]
上記実施形態では、デジタルフォトフレーム装置に対して本考案を適用した場合について説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、外部から入力された静止画像、動画像等の画像データを表示する液晶モニタ、デジタル放送電波を受信して画像を表示する液晶デジタルテレビ装置等の画像を表示させるような全ての画像表示装置に対しても同様に本考案を適用することができるものである。
【0047】
10 本体液晶部
11 入力端子
12 画像データ入力部
13 制御部
14 画像データ格納部
15 液晶ディスプレイ
20、20a〜20d 装飾パネル
21、22 印刷可能領域
30 前フレーム
40 スタンド
50 壁掛穴
60 ビス
70 スクリューノブ

(57)【要約】

【課題】ユーザの好みに応じた装飾を特別な技術等を必要とすることなく容易に行うことを可能とするとともに、図柄内容の変更を容易に行うことを可能とする。【解決手段】装飾パネル20は、前フレーム30と本体液晶部10とに挟まれるようにして固定されている。本体液晶部10のビス穴に設けられているビス60をドライバ等により回転させて取り外すことにより前フレーム30を本体液晶部10外すことができる。すると、装飾パネル20は、前フレーム30と本体液晶部10とに挟まれて固定されているだけであったため、装飾パネル20自体を取り外すことが可能となる。そして、取り外した装飾パネル20の代わりに、他の図柄の装飾パネルを用いて再度組み立てを行えば、異なる図柄の装飾パネルへの交換を容易に行うことができる。


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