(54)【考案の名称】プレス機及びその水平移動式作業プラットホーム

(73)【実用新案権者】坤典利有限公司

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案はプレス機及びその水平移動式作業プラットホームに関し、特に可動プラットホームは、固定台に相対して移動するプレス機及びその作業プラットホームで、これにより操作者は、プレスを待つ被加工材を、手で安全に、可動プラットホームの金型上にセットし、その後、可動プラットホームの移動を制御することができるため、プレス作業の安全を確保することができるプレス機及びその水平移動式作業プラットホームに関する。

【従来の技術】

【0002】
現在一般に使用されているプレス機等の工作機械は、危険性が非常に高いため、操作者の手や指への傷害を避けるため、通常は、安全装置を設置している。
【0003】
安全装置の構造には、2010年12月11日公告の特許文献1「プレス機安全制御装置」がある。それは、プレス機の作業プラットホーム上の適当な位置に、センサーを設置し、しかもペダル連動装置のカッターガード下方には、気圧シリンダーを設置し、コントローラーの判断により、その上の位置限定棒を前記カッターガードへと、伸長或いは縮小させるものである。
【0004】
手がプラットホーム上にあると、センサーは、探知した信号を、配線を通して感知装置中のコントローラーに伝送し、物体が存在することを判読する。さらに、気圧シリンダーを駆動し、位置限定棒を、カッターガード下方に密着するよう伸長させ、その下への移動を阻害する。
【0005】
プラットホーム上に手がない時には、センサーは、探知した信号を、配線を通して感知装置中のコントローラーに伝送し、物体が存在しないことを判読する。さらに、気圧シリンダーを駆動し、位置限定棒を縮小させ、カッターガード下方から離し、これにより操作者は足で踏み作動させられ、自動安全防護を提供することができる。
【0006】
上記した特許文献1が使用する感知装置は、エレクトリックアイであるが、これは高価で、しかも使用においては死角が存在するため、使用者への保護が理想的であるとはいえない。本考案は、従来の安全装置の上記した欠点に鑑みてなされたものである。
【0007】

【効果】

【0010】
本考案のプレス機及びその水平移動式作業プラットホームは、以下の長所を備える。
1.第一動力源を利用し可動プラットホームを制御し、固定台に相対し移動させるため、操作者がプレスを待つ被加工材をセット後に、可動プラットホームを移動させて定位し、プレス作業を行う。これにより操作者の安全を確保することができる。
2.第二動力源を利用しプレス機のクラッチを直接制御し、駆動機構に噛み合わせ、これにより駆動機構はプレス台を駆動して下方へと移動させ、プレス作業を行う。すなわち、伝動に連棒ユニットを全く使用しないため、時間と労力を節約することができる。
3.プッシュスイッチ、足踏みスイッチ、第一タッチスイッチ及び第二タッチスイッチを利用して制御を行うため、作動が正確で確実で、死角の発生はありえず、誤作動の恐れもない。
4.完全自動化制御で、しかも構成部材の製造と組み立てが容易であるため、製造コストを大幅に引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本考案部分構造の立体模式図である。
【図2】本考案の外観正視図である。
【図3】本考案固定台及び可動プラットホームの模式図である。
【図4】本考案可動プラットホームが固定台に相対して移動し伸出する様子を示す模式図である。
【図5】本考案第二動力源の模式図である。
【図6】本考案可動プラットホームが固定台に相対して移動し縮入する様子を示す模式図である。
【図7】本考案がプレス作業を開始する様子を示す模式図である。
【図8】本考案第二動力源が伸出する様子を示す模式図である。
【図9】本考案プレス台が下降してプレス作業を行う様子を示す模式図である。

【0012】
以下に図面を参照しながら本考案を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
【0013】
図1、2、3に示すように、本考案は、ベース1、可動プラットホーム2、第一動力源3、第二動力源4、制御ユニット5を備える。
【0014】
ベース1には、固定台11を設置し、固定台11上には、相対する2個のスライドレール12を設置する。ベース1上には、回転式の駆動機構13を設置し、駆動機構13は、クラッチ14の制御を受け、噛み合い伝動される。駆動機構13は、噛み合い後に、プレス台15を駆動し、下方へと移動させ、プレス作業を行わせることができる。プレス台15頂点縁には、頂点棒16を設置する。
【0015】
可動プラットホーム2は、ベース1の固定台11上にスライド状に設置し、固定台11に相対して移動する。可動プラットホーム2には、スライドレール12と相互に対応するスライドブロック21を設置し、これによりスライドレール12に相対して、縦方向 (或いは横方向、斜め方向)に移動することができる。可動プラットホーム2後方には、プッシュ棒22を設置する。
【0016】
第一動力源3は、ベース1上に設置する(図4参照)。第一動力源3は、気圧シリンダーで、それには第一圧棒31を設置し、可動プラットホーム2と相互に連結し、可動プラットホーム2の縦方向移動を連動する。第一動力源3は、プッシュスイッチ32を電気的に連接し、これにより第一圧棒31の移動縮入を制御する。第一動力源3は、第一タッチスイッチ33及び第二タッチスイッチ34をそれぞれ電気的に連接する。中でも、第一タッチスイッチ33は、プレス台15頂点棒16の上昇移動ルート上に設置し、第一圧棒31の移動伸出を制御する。第二タッチスイッチ34は、プッシュ棒22の移動ルート上に設置し、プッシュ棒22に接触されることで、起動信号を出力する。
【0017】
第二動力源4は、ベース1上に設置する(図5参照)。第二動力源4は、気圧シリンダーで、それには第二圧棒41を設置し、第二圧棒41は、シフトレバー42を連接し、これによりクラッチ14を押して噛み合いを行わせる。第二動力源4は、足踏みスイッチ43を電気的に連接し、足踏みスイッチ43は、第二タッチスイッチ34が発する起動信号を受け取り、ペダル動作を経た後、第二圧棒41の移動伸出を制御することができる。
【0018】
制御ユニット5は、ベース1の背面に設置し、第一動力源3、プッシュスイッチ32、第一タッチスイッチ33、第二タッチスイッチ34、第二動力源4、足踏みスイッチ43にそれぞれ電気的に連接し、それらに通電して作動を制御する。
【0019】
使用時には、図1、3、4に示すように、プレス台15上には、パンチヘッドAを設置する。可動プラットホーム2上には、プレス用の金型Bを固定する。可動プラットホーム2は、外へと突出し、プレス台15のパンチヘッドA下方ではない位置にある。よって、操作者は安全に手でプレスを待つ被加工材を、金型B内にセットすることができる。
【0020】
被加工材のセットが完成した後、操作者は再び手でプッシュスイッチ32を押し、制御ユニット5により、第一動力源3の第一圧棒31を移動縮入させる(図6図参照)。これにより、可動プラットホーム2を連動して、固定台11に相対して、縦方向移動を行うことができる。第一圧棒31が完全に縮入すると、可動プラットホーム2後方のプッシュ棒22は、ちょうど第二タッチスイッチ34に接触し、制御信号を制御ユニット5へと発出し、これにより足踏みスイッチ43は、起動スタンバイ状態となる。
【0021】
この時、可動プラットホーム2は既に、プレス台15の下方位置にあるため、パンチヘッドAもまた既に、金型B内の被加工材に照準を合わせている。操作者は、足で足踏みスイッチ43を踏み(図7参照)、足踏みスイッチ43は、制御ユニット5を通して、第二動力源4の第二圧棒41を制御し、移動伸出させる(図8参照)。これにより、第二圧棒41のシフトレバー42は、クラッチ14を動かし、駆動機構13に噛み合わせる。駆動機構13は、プレス台15を駆動し、下方へと移動させ(図9参照)、これによりパンチヘッドAは、被加工材に対してプレス作業を行う。
【0022】
プレス台15が上昇を始めると、頂点棒16は、第一タッチスイッチ33に接触する。すると、第一タッチスイッチ33は、制御ユニット5を通して、第一圧棒31の移動伸出を制御し、同時に、可動プラットホーム2を連動して、固定台11に相対し、縦方向の移動伸出を行わせる。こうして、可動プラットホーム2は、再び、プレス台15のパンチヘッドA下方位置を離れるため、操作者は、再び安全に、手で、プレスを待つ被加工材を、金型B内にセットすることができる。これにより、繰り返してプレス作業を行い、使用における操作者の安全を確保することができる。
【0023】
上記の本考案名称と内容は、本考案技術内容の説明に用いたのみで、本考案を限定するものではない。本考案の精神に基づく等価応用或いは部品(構造)の転換、置換、数量の増減はすべて、本考案の保護範囲に含むものとする。
【産業上の利用可能性】
【0024】
本考案は実用新案登録の要件である新規性を備え、従来の同類製品に比べ十分な進歩を有し、実用性が高く、社会のニーズに合致しており、産業上の利用価値は非常に大きい。
【0025】
1:ベース
11:固定台
12:スライドレール
13:駆動機構
14:クラッチ
15:プレス台
16:頂点棒
2:可動プラットホーム
21:スライドブロック
22:プッシュ棒
3:第一動力源
31:第一圧棒
32:プッシュスイッチ
33:第一タッチスイッチ
34:第二タッチスイッチ
4:第二動力源
41:第二圧棒
42:シフトレバー
43:足踏みスイッチ
5:制御ユニット
A:パンチヘッド
B:金型

(57)【要約】

【課題】プレス作業の安全を確保することができるプレス機及びその水平移動式作業プラットホームを提供する。【解決手段】プレス機及びその水平移動式作業プラットホームはベース上に固定台11を設置し、可動プラットホーム2は固定台11上にスライド状に設置する。第一動力源3には第一圧棒31を設置し、可動プラットホーム2と相互に連結し、第一動力源3はプッシュスイッチ32を電気的に連接し、第一タッチスイッチ33及び第二タッチスイッチ34をそれぞれ電気的に連接する。また、第二動力源4の第二圧棒41にはシフトレバー42を設置し、クラッチを押して動かし噛み合わせ、第二動力源4には足踏みスイッチ43を電気的に連接する。制御ユニット5は第一動力源3、プッシュスイッチ32、第一タッチスイッチ33、第二タッチスイッチ34、第二動力源4、足踏みスイッチ43にそれぞれ電気的に連接し、それらに通電して作動を制御する。


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