(54)【考案の名称】直差し型充電器の構造

(73)【実用新案権者】株式会社ナカヨ通信機

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】 図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、ACアダプタを内蔵し、通電・非通電状態の切替え機能を有する充電器の構造に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
商用交流電源からの電力を直流電圧に変換して携帯電話機の充電器等へ給電するACアダプタは、
携帯電話機を充電していない状態でも、ACプラグが商用交流電源のコンセントに挿入されているだけで、僅かながら電力が消費されている。この電力消費を抑えるため、ACアダプタと充電器を一体化し、充電器に搭載されたボタン押下式スイッチにより通電・非通電状態を切替え、ボタンを押下していない場合はACアダプタに通電をしない構造が開示されている(例えば特許文献1)。
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載されている構造によると、ボタン押下式スイッチを搭載するスペースを必要とするため、充電器自体が大きくなってしまうという欠点があった。
【0004】

【効果】

【0007】
本考案によれば、ACアダプタの電力消費を抑え、ボタン押下式スイッチを搭載しない省スペース構造を有する直差し型充電器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本考案における直差し型充電器全体の斜視図
【図2】(a)本考案における直差し型充電器の内部構造の斜視図 (b)プラグ2と基板導電部31、32における構造の拡大図
【図3】(a)プラグ2の斜視図 (b)プラグ2の側面図
【図4】基板導電部31、32の斜視図
【図5】切替えスイッチ4の斜視図
【図6】充電端子部51の斜視図
【図7】基板61の斜視図
【図8】(a)図2の切替えスイッチを切替えた場合における内部構造の斜視図 (b)プラグ2と基板導電部31、32の構造の拡大図
【図9】(a)プラグ2を商用交流電源に接続し収納した状態における内部構造の斜視図 (b)プラグ2と基板導電部31、32の構造の拡大図

【0009】
図1は本考案における直差し型充電器(以下、本充電器とも呼称することもある)を使用した一例の斜視図であって、携帯電話1をアダプタ3に装着し、プラグ2が商用交流電源に接続され、切替えスイッチ4が後述する通電状態にあることを示す。尚、本実施例においては図1の様にアダプタ3に携帯電話1を装着出来る状態の事を展開した状態とし、また図1からプラグ2を軸としてアダプタ3を回転させ、垂直に立てた状態の事を収納した状態と呼称する。
【0010】
図2に本充電器の使用時における内部構造の斜視図であって、プラグ2を商用交流電源に挿入し、本充電器を展開した状態で使用した場合の図を示す。
図2は、プラグ2、プラグ2の接点部21、22、基板導電部31、32、切替えスイッチ4、充電端子51、基板61で構成される。プラグ2の接点部21と、基板導電部31が接触している状態であり、基板導電部31が切替えスイッチ4と接触し、切替えスイッチ4は充電端子51と接続されていることにより、携帯電話1に通電する事ができる。この場合、プラグ2の接点部22は基板導電部32と接触していないため、通電しない。
【0011】
図3にプラグ2の詳細構造を示す。プラグ2は接点部21と、接点部21と並行しない位置までプラグの軸を中心に所定の角度ずらして配置した(ここでは直角とする)接点部22、接点部21、22と直結するプラグ先端25、接点部21,22を覆う絶縁部28、プラグ先端25を固定する軸27から構成される。
尚、本実施例ではプラグ2の軸を四角柱の形状として表現し、接点部21を四角柱の上下面に、接点部22を側面に配置しているが、本考案はこれに限定されない。接点部21と接点部22が同時に基板導電部31、32に接触しないという条件で本考案は成立するため、プラグ2の軸の形状は前記の条件が満たされる形状であればよい。
【0012】
図4に基板導電部31、32の詳細構造を示す。基板導電部31、32はプラグ接触面35と、スイッチ接触面36から構成される。
【0013】
図5に切替えスイッチ4の詳細構造を示す。切替えスイッチ4は導電部41、42と、非導電体で導電部41、42を繋ぎかつスイッチつまみの役割を持つ突起部43から構成される。
【0014】
図6に充電端子51を示す。充電端子51は、携帯電話接触部52と、スイッチ接触部53から構成される。
【0015】
図7に基板61の詳細構造を示す。基板61は、プラグ2の軸と接触する基板導電部31、32と、携帯電話1と接触する充電端子51から構成される。
【0016】
図8に、図2の状態から切替えスイッチ4を切替えた場合の図を示す。切替えスイッチ4の導電部41,42は基板導電部32のスイッチ接触面36と接触しているため、プラグ2の接点部21と、基板導電部31のプラグ接触面35が接触しているが、基板導電部31のスイッチ接触面36が切替えスイッチ4の導電部41,42と接触せず、通電しない。
【0017】
図9に、プラグ2を商用交流電源に挿入し、本充電器を収納した状態で使用した場合の図を示す。この場合、プラグ2の接点部21と基板導電部31のプラグ接触面35が接触していないため、通電しない。ここで、本充電器を収納した状態から切替えスイッチ4を図8に示す位置に移動することにより、プラグ2の接点部22と基板導電部32のプラグ接触面35が接触し、また基板導電部32のスイッチ接触面36と切替えスイッチ4の導電部41、42が接触するため、前記収納した状態において通電を行うことができる。
【0018】
1・・・・携帯電話
2・・・・ACプラグ
3・・・・アダプタ
4・・・・切替えスイッチ
21,22・・・・接点部
25・・・・プラグ先端
27・・・・軸
28・・・・絶縁部
31,32・・・・基板導電部
35・・・・プラグ接触面
36・・・・スイッチ接触面
41,42・・・・導電部
43・・・・突起部
51・・・・充電端子
52・・・・携帯電話接触部
53・・・・スイッチ接触部
61・・・・基板

(57)【要約】

【課題】 ボタン押下式スイッチを使用せずに通電・非通電状態を切替え、充電をしていない時はACアダプタに通電しない事により電力の消費を抑え、かつボタン押下式スイッチを搭載しなくてもよい省スペース構造を有する直差し型充電器を提供する。【解決手段】 商用交流電源に接続するプラグ2の軸に設けた接点部21と、基板導電部31が接触することにより基板61の内部回路に通電する。また、プラグ2および軸を所定の位置まで回転した場合、接点部21と基板導電部31が接触しないため非通電状態となる。


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