(54)【考案の名称】誕生記念用ぬいぐるみ、及びこれの置台

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、誕生祝い等に好適な誕生記念用ぬいぐるみであって、誕生したときの新生児の情報等を一纏めにして残すための誕生記念用ぬいぐるみ、及びこれの置台に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来より、この種のぬいぐるみとしては、例えば特許文献1のようなものが存在している。
【0003】
このぬいぐるみは、足の裏に新生児(所謂赤ちゃん)、両親の名前、誕生年月日、誕生時の体重、身長等を刺繍により入れてなり、誕生時の体重と同じ重さに仕上げるというものである。したがって、そのぬいぐるみを足の裏を見ただけで赤ちゃん当時の背丈等がわかる。
【0004】
しかしながら、足の裏に情報を刺繍等するだけであるから、情報量が少ない上、実際の新生児がどのようであったかは、数値のみの情報であることから、少し物足りなさ及び味気なさが残るものであった。
【0005】
したがって、この種の販売業者及び購入者の間では、新生児に関するできるだけ多くの情報を残すことができ、且つ数値だけではない実際の新生児の記録を鮮明に残すことが可能な誕生記念用ぬいぐるみやこれに付随するものが開発されることを待ち望んでいる。
【0006】

【効果】

【0015】
この考案は上述のような構成であり、次の効果を有する。
【0016】
この考案の誕生記念用ぬいぐるみ、及びこれの置台によると、新生児に関するできるだけ多くの情報を残すことができ、且つ数値だけではない実際の新生児の記録を鮮明に残すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】この考案の実施例1の誕生記念用ぬいぐるみの正面図。
【図2】前記誕生記念用ぬいぐるみの背面図。
【図3】前記誕生記念用ぬいぐるみの背中側に設けられた情報記録面及び蓋材の説明図。
【図4】前記情報記録面及び蓋材の断面図。
【図5】前記誕生記念用ぬいぐるみの置台の外観斜視図
【図6】前記置台の蓋体、収容部及び中蓋の斜視図
【図7】小型マイク及びスピーカーを頭部に設け、音声録音・発生手段を胴部2に設けた状態を示す説明図
【図8】前記音声録音・発生手段を駆動状態等にするための操作部を情報記録面に設けた状態を示す説明図。

【0018】
以下、この考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0019】
図1はこの考案の実施例1の誕生記念用ぬいぐるみBの正面図、図2は前記誕生記念用ぬいぐるみBの背面図、図3は前記誕生記念用ぬいぐるみBの背中側に設けられた情報記録面12及び蓋材13の説明図、図4は前記情報記録面12及び蓋材13の断面図、図5は誕生記念用ぬいぐるみBの置台Dの外観斜視図、図6は前記置台Dの収容部5、蓋体6及び中蓋62の斜視図を示している。
【0020】
(この誕生記念用ぬいぐるみBの基本的構成について)
この誕生記念用ぬいぐるみBは、図1や図2に示すように、表面を布地で構成させた熊のぬいぐるみ、特に可愛らしさを備えたテディベアーを使用したものであり、基本的には胴部1と、頭部2と、一対の腕部3と、一対の脚部4ととから構成されていると共にほぼ全体が比較的長い体毛で覆われたものとなっている。
【0021】
ここで、この誕生記念用ぬいぐるみBは以下の(1)〜(4)に示すような特徴を有している。
【0022】
(1)誕生記念用ぬいぐるみBは、図1に示すように、脚部4の足の裏40には新生児の足型41が印刷形成されている。
【0023】
足の裏40の素材は布地としてあり、足型41は、熱転写プリント、シルクスクリーンプリント、インクジェットプリントにより好みの色に設定することができる。ところで、この足型41は、新生児の足から採った足型を鏡像ではなく実像で印刷形成してある。この手法としては、誕生記念用ぬいぐるみBの購入者(注文者)に足型を採ってもらい、その足型をコンピュータで反転処理を行うものとしている。
【0024】
(2)誕生記念用ぬいぐるみBは、図3に示すように、胴部1の背中側に情報記録部10を備えている。
【0025】
この情報記録部10は、胴部1における背中側の体毛を切除した布地19部分にベース11となる布製の情報記録面12を縫着し、さらに、外側面がぬいぐるみの毛と同じもので覆われた蓋材13により前記情報記録面12を被蓋する構成を採っている。前記情報記録面12に対して蓋材13は、これらの外側辺がヒンジとなる形態で開閉可能とすると共に、「閉」状態を維持し且つ比較的容易に「開」状態にできるようにすべくマジックファスナーMF(「登録商標」、このマジックファスナーにかえてゴムマグネットの磁着力を採用することができる)を周囲に取り付けてある。また、前記蓋材13の開く側の辺には、開閉時の把手を兼ねる商標入りタグ15を設けてある。そして、この実施例では蓋材13の裏面側にも情報記録面14を設けてある。なお、情報記録面12,14には、「新生児の名前」、「両親の名前」、「誕生日」、「誕生場所」、「誕生時間」、「誕生日の天候」、「身長」、「体重」、「血液型」、「星座名」等が明記される。
【0026】
この誕生記念用ぬいぐるみBは、上記のような構成であるから、新生児の多くの情報を残すことができると共に、図2に示すように、蓋体13を閉じた状態では外観上、情報記録面12,14の存在がまったく判らず、通常のぬいぐるみのように見える。
【0027】
なお、情報記録面12,14への情報記録内容は、購入者から提示してもらい、その内容を販売者が印刷又は刺繍する。要するにこの点についても販売者と購入者が一体となって新生児誕生の情報記録部10を作り上げるのである。
【0028】
(3)この誕生記念用ぬいぐるみBは、図3に示すように、胴部1の背中側が開口部17となる空洞部16を備えている。
【0029】
前記空洞部16には、新生児の「臍の緒」、「毛」、「爪」のうち少なくとも一つが収容できるようになっており、開口部17は全体が樹脂で形成されたファスナー18により開閉される。
【0030】
ここで、上記開口部17は、背中のほぼ中央部に設けられており、その大部分は情報記録面12内の端部に位置しており、僅かな下部分のみが情報記録面12から外れている。したがって、ファスナー18を閉じると共に上記蓋材13を閉じ、さらに、情報記録面12,14から外れたファスナー18部分をまわりの毛で覆うようにすれば図2に示すように、ファスナー18の存在は目立たないものとなる。
【0031】
(4)この誕生記念用ぬいぐるみBは、一見すると通常のぬいぐるみのように見えるが、上記(1)〜(3)の内容から、新生児のできるだけ多くの情報を残すことができ、且つ数値だけではない実際の新生児の記録を鮮明に残すことが可能である。
【0032】
(この誕生記念用ぬいぐるみBの置台5の基本的構成について)
この置台Dは、全体が木製又は樹脂製のものであり、図5や図6に示すように、収容部5と、収容部5の上側開放部を覆う蓋体6と、中蓋62(落とし蓋)を備えている。そして、この置台Dでは、収容部5と蓋体6とが蝶番tでヒンジ結合してあり、他方、前記収容部5に対して蓋体6が特定の者しか開けられないようにするためのダイヤル式キーKを設けてある。
【0033】
収容部5は、図6に示すように比較的深い凹み部50を形成してあり、前記凹み部50の底部には区画された実質的収容部51,52,53,54を形成してある。なお、実質的収容部51には新生児の映像を記録したDVD(記録媒体)を収容し、またその他の実質的収容部52,53,54には臍の緒、産毛、爪、印鑑等を収容できるようにしてある。
【0034】
蓋体6は、図5に示すように、その外面上部分に生記念用ぬいぐるみBが転倒することなく安定して保たれるような凹状の嵌込部60(臀部及び脚部を嵌め込む)を形成してある。また、この蓋体6は、図6に示すように、内面側に新生児の写真を入れるための写真入れ61が設けられている。
【0035】
中蓋62は、図6に示すように、薄板状のものであり指で取り出すための孔63を設けてある。
【0036】
なお、中蓋62の上には母子手帳や証書類、父母や祖父母からのメッセージを収納できるようにしてある。
【0037】
図7は小型マイク7及びスピーカー8を頭部2に設け、音声録音・発生手段9を胴部1に設けた状態を示す説明図、図8は前記音声録音・発生手段9を駆動状態等にするための操作部90を情報記録面12に設けた状態を示す図を示している。
この実施例2の誕生記念用ぬいぐるみBは、基本的には実施例1と同じであるが、以下に示す別機能を備えたものとなっている。
【0038】
この実施例2の誕生記念用ぬいぐるみBでは、図7に示すように、頭部1における鼻21付近には小型マイク7を、口部20にはスピーカー8を、それぞれ設けており、さらに、胴部1内には音声録音・発生手段9を、情報記録面12には操作部90を、それぞれ設けている。前記操作部90には、実施例1で示した記録情報以外に、「電源オン・オフスイッチ」「録音」、「再生」、「早送り」、「早戻し」等のタッチパネルが設けられている。なお、前記構成に関しては、例えば、特開2004−237016、実用新案登録第3077150号、特開2001−162055、昭62−295682等を採用できる。
【0039】
したがって、実施例1の誕生記念用ぬいぐるみBが有する効果以外に、新生児の泣き声等を保存・再生でき、前記新生児が少し大きくなったときの笑い声等も保存・再生できる。
【0040】
(その他の実施の形態について)
上記実施例では、情報記録面12は背中側に設けてあるが、これに限定されることなく、背中側又は/及び胸側に設けることができる。
【0041】
上記実施例は熊のぬいぐるみであったが、これに限定されることなく、他の動物のあってもぬいぐるみであってもよい。
【0042】
B 誕生記念用ぬいぐるみ
D 置台
1 胴部
12 情報記録面
13 蓋材
2 頭部
3 腕部
4 脚部
40 足の裏
41 足型
5 収容部
6 蓋体


(57)【要約】

【課題】 新生児のできるだけ多くの情報を残すことができ、且つ数値だけではない実際の新生児の記録を鮮明に残すことが可能な誕生記念用ぬいぐるみ、及びこれの置台を提供すること。【解決手段】 全体がぬいぐるみ毛で覆われた胴部を有し、胴部の背中側又は/及び胸側に情報記録部が形成されており、この情報記録部は、ぬいぐるみ毛と同じもので外側面を覆われた蓋材により開閉可能に被蓋され、また、胴部には、新生児の臍の緒等が収納できる空洞部が形成されており、この空洞部への開口部は操作箆を有するファスナーにより開閉自在となっており、開閉部の下部分のみが情報記録部から外れるものであり、ファスナーを閉じると共に前記蓋材を閉じて情報記録部を被蓋した状態では、閉状態にある開口部の上端を含む部分、及びファスナーの前記操作箆が、共に蓋材により覆われている。


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