(54)【考案の名称】情報保管装置及び情報復元装置

(73)【実用新案権者】東日情報処理センター株式会社

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、コンピュータに入力された情報を保管しその保管された情報を復元するための装置に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
産業分野のみならず、家庭にまでインターネットが普及し、マルチメディアの大量のデータが行き交う時代になっている。最近では、デジタルカメラ、携帯電話などの新しい機器の登場・普及も著しく、これに伴って、そのデータを記録する大容量記録媒体の利用もますます広範囲となってきている。これらの記録媒体は、ハードディスク(HD)を代表とする磁気ディスクをはじめとして、カード型半導体メモリやDVD等の光ディスクなどの記録媒体が存在し、極めて大容量の情報財をより高速に読込及び書込でき、正確に保存可能となっている。
【0003】
また、スキャナ等から画像データを取り込んで、その取り込んだ画像データをGIF・JPEG・BMP等の可逆圧縮形式により数値化し、画像データの情報量を圧縮して光ディスク等の記録媒体に記録し、画像データを保存する画像保存及びその復元の態様が知られている。
【0004】
しかし、保存媒体として、機械と一体のハードディスク(HD)では、機械が故障しただけで記録情報がなくなるため、FD、MO、CD、DVDなどの可動媒体へのバックアップが必ず必要である。もちろんFD、MO、CD、DVDなどの可動媒体も危険分散のために複製を取り、別の場所に保管するなどの処置が必要となる。また、情報の長期間活用には記録媒体の寿命と装置の耐久性が問題となるが、裸眼可視媒体の紙やマイクロフィルムの場合には、媒体自体の寿命が情報の活用期間になるところ、電磁記録は媒体自体の寿命と読み取る装置の耐久性が活用期間に関係する。媒体自体の寿命は、マイクロフィルムは適正な保存条件では500年以上の実績があるのに対し、電磁記録媒体の場合、CD−Rは100年程度、FDやMOも5〜10年の寿命である。従って、電磁記録の場合には現在使用している装置の耐用年数の方が短いので、長期間活用の要因は媒体の寿命ではなく装置の耐用年数になる。また、マイクロフィルムや紙の場合には汚れやキズで読み難くなっても情報は残るが、電磁記録の場合にはキズや故障により情報がまったくなくなることがあるので、電磁記録の寿命に対する信頼性は劣るといえる。マイクロフィルムで保存条件を維持すること以上に、電磁記録の場合には保存に関して手を加えること(故障対策、装置変換、媒体変換など)が必要となる問題点を有している。
【0005】
これとは逆に、紙やマイクロフィルムには不可視情報は記録できず、また、大容量の情報は記録できないという欠点もある。また、ルーペ等を使用すれば内容が判読できてしまうため、機密情報の記録には向いていない。

【効果】

【0010】
通称QRコードと呼ばれている二次元バーコードに代表されるコード化されたシンボル画像は、プリンタ等の印刷装置により紙などに印刷して使用され、これらの印刷されたシンボル画像は、スキャナやデジタルカメラ等の読取装置によって情報を読み取ることとなる。しかしながら、紙などに印刷されたシンボル画像は、劣化や汚損によって正確に読み取れなくなる場合が生じ得る。これに対し、本考案にかかる情報保管装置・復元装置によれば、情報をシンボル画像に相互交換できるソフトの開発によって、該シンボル画像をそのままマイクロフィルムやDVD等の記録媒体に記録・保管するためデータの劣化や汚損等による問題も生じることはない。そして、読取装置を必要としないことから、シンプルな構成となってコスト面でも大きく貢献するという効果が得られる。
【0011】
また、従来におけるシンボル画像のスキャナやデジタルカメラ等による読み込み作業は、手作業であるため煩雑であり、時間と労力を要するとともに、一旦は紙等に印刷しなければならないため非常に不経済である。これに対し、本考案によれば、手作業による読取工程を省略でき、作業者の労力軽減を可能とし、経済的効果も奏する。
【0012】
さらに、従来において、可視情報の記録媒体のひとつであるマイクロフィルムに記録した情報は、イメージデータでしか出力できなかったが、本考案によれば、本来可視情報記録媒体であるマイクロフィルムに、情報をシンボル画像に変換した不可視情報を記録可能となる効果が得られるとともに、マイクロフィルの一領域にシンボル画像を複数配置することによって、極めて大容量の情報を記録することができるという効果も奏する。
【0013】
またさらに、MO・CD・DVD・ハードディスク(HD)等の記録媒体は、前述の通り、機械の故障・装置の耐用年数・電磁記録の寿命に対する信頼性に欠ける面があるが、本装置における記録媒体としてマイクロフィルムを採用することにより、汚れやキズで読み難くなっても情報は残り、長期保存も可能となるため、重要な情報の保管に優れた効果を有する。
【0014】
そしてまた、従来のマイクロフィルムは、ルーペ等により容易に判読できてしまい、機密情報の記録には向かないという欠点があったが、本考案によれば、情報そのものではなく、コード化したシンボル画像を記録するため、機密情報の安全性の向上に資する効果も奏する。

(57)【要約】

【課題】コンピュータに入力された情報を所定のシンボル画像にコード化(暗号化)し、該シンボル画像を記録媒体に記録することによって、大容量・長寿命な情報の保管・復元をする装置を提供する。【解決手段】コンピュータと記録装置からなる情報保管装置であって、情報を所定のシンボル画像にコード化(暗号化)し、該シンボル画像を所定の領域に配置して、かかる領域を記録媒体に記録する構成となっている。また同時に、かかる情報保管装置によりコード化(暗号化)された情報を復元するためのコンピュータと読取装置からなる情報復元装置であって、記録媒体に記録されている領域を読み取り、かかる読み取った領域からシンボル画像を抽出して、該シンボル画像にコード化(暗号化)された情報を復元する構成となっている。


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