(54)【考案の名称】防犯用留め環による傷防止のボトルキャップロック機構

(73)【実用新案権者】リビング ファウンテン プラスチック インダストリアル カンパニー リミテッド

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、ボトルキャップロック機構に関わり、特に防犯用留め環による傷防止のオリジナルな設計に関する。

【従来の技術】

【0002】
現在、市販されている各種の瓶詰め商品(例えば、飲み物、ミネラルウォーター、口内洗浄水等)について、使用者が購入するまでの瓶詰め商品の安全性のために、瓶の蓋を簡単に開けさせないようにする防犯用ボトルキャップロック機構が開発されている。
【0003】
防犯用ボトルキャップロック機構の形態設計は、各製造元によりやや異なるが、大抵、ボトルキャップの開口端に、防犯用留め環が設けられている。防犯用留め環とボトルキャップとの間は、リブ(間隔細肋)でつなげられ、防犯用留め環の内側には、通常、ストッパー機構が設けられる。ボトルキャップを上へ回して緩めると、防犯用留め環とボトルキャップとの間にあるリブ(間隔細肋)が切れるため、そこから、ボトルキャップが開けられたと判断することができ、防犯用識別機能を果たすことができる。
【0004】
しかしながら、上述した従来の防犯用ボトルキャップロック機構は、長い間使用されてきた経験によると、幾つかの商品に用いられる場合に、次のような問題点が生じる。
【0005】
一般的な瓶詰め商品の場合、使用者は、そのボトルキャップをコップとして使用しない。それは、ボトルキャップの容量が小さいため、コップとして適していないためである。一方、口内洗浄水の商品の場合、それとは異なり、例えば瓶の開き口に直接口をつけて飲むと、飲み込む量が多すぎてしまい、また、口内洗浄水の商品が毎回約10ccという微量で使用する特別な性質から、ボトルキャップのサイズを口内洗浄水の商品の毎回の使用分量に合わせて作るようにしてある。したがって、口内洗浄水の多くの使用者は、ボトルキャップをコップとして使用して口内洗浄水を口に入れるようにしている。
【0006】
従来の防犯用ボトルキャップロック構造は、このように使用者がボトルキャップを口につけて、口内洗浄水を飲むとき又はそれを飲んでいるときに、唇を刺したり、切ったりする場合が多い。これは、防犯用留め環とボトルキャップとの底部が切れたときに、ボトルキャップの開口端に間隔を置いて突出した棘(すなわち、リブ(間隔細肋)が切れたときの残り)があるためである。すなわち、使用者は、このようなボトルキャップに口をつけたときに、うっかりすると、唇がボトルキャップ開口端から突出した棘に刺されたり、切られたりするためである。特に、気候が寒く、乾燥している地域に住んでいる人達は、唇が比較的乾燥して弱い方であるため、このような事がよく起こったりする。
【0007】
それゆえ、上述した従来の防犯用ボトルキャップロック機構に存在する問題点について、より理想的で実用性のあるオリジナルな構造を開発するのが、使用者の望みであり、関連業者が取り組み、開発して突破すべき目標と方向でもある。
【0008】
上述した点を鑑みて、考案者は、それに関する製品の製造や開発及び設計に携わる長年の経験から、上述の目標について詳しく設計し、慎重に評価した上で、ようやく実用性のある本考案を得ることができたのである。
【考案が解決しようとする課題】
【0009】
本考案は、防犯用留め環による傷防止のボトルキャップロック機構を提供することを目的とし、解決しようとする課題は、より理想的で実用性のあるボトルキャップロック機構を目標として開発し、突破することである。

【効果】

【0012】
本考案に掲示しているボトルキャップロック機構は、瓶の開口部外側の下セクションとキャップ体の開口部内側との間に、二段式留め環が嵌められているオリジナルな構造設計により、背景技術の従来の構造に対して、キャップ体が開けられたときに、上環部と下環部との間にある接続リブが切られ、二段式留め環の上環部と下環部を分離させる。それゆえ、キャップ体が開けられたとき、開口部が平らになるため、防犯用識別機能を有するとともに、唇が刺されたり、切られたりする傷等の発生を避けて使用上の安全性を確保できる実用性、進歩性を有する。
【0013】
また、本考案による新効果は、キャップ体の上部壁に、突出環縁が設けられ、突出環縁が瓶の開口部の最上部の内側を突当てているため、漏れ防止の効果を高める。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本考案の好適な実施例の組合関係の立体図である。
【図2】本考案の好適な実施例の組立状態の立体図である。
【図3】本考案の好適な実施例の組立状態の平面断面図である。
【図4】本考案の接続リブが切れたときの平面図である。
【図5】図4の局所の拡大図である。
【図6】本考案のボトルキャップが開けられたときの平面図である。
【図7】本考案のキャップ体のもう一つの実施例の立体斜視図である。
【図8】本考案のキャップ体のもう一つの実施例の平面図である。

【0015】
図1〜図4は、本考案の防犯用留め環による傷防止のボトルキャップロック機構の好適な実施例であり、これらの実施例は説明にのみに用いられるもので、実用新案登録請求の際、それらに制限されないものとする。
【0016】
防犯用留め環による傷防止のボトルキャップロック機構は、容器瓶5の最上部(てっぺん)に、中空突出管の形をした瓶の開口部10を備え、瓶の開口部10の外側には、上セクション11と下セクション12がある。上セクション11には、ネジ山部13が設けられている。
【0017】
また、瓶の開口部10の外側にある下セクション12に突出するように設けられた下ストップ縁14と、瓶の開口部10の外側にある下セクションに突出し、間隔を開けて、下ストップ縁14の上方に設けられている上ストップ縁15とを有している。
【0018】
また、帽子(凹部)の形をした中空部で、上部壁21、周辺壁22、及び周辺壁22の底端にある開口部23を有するキャップ体20を備える。キャップ体20の具体的な形態は、錐状体(例えば円錐台)(図7、図8)であるが、それに限られない。また、キャップ体20の開口部23内側に突出するように設けられている引止縁部24を備え、引止縁部24は、上ストップ縁15、下ストップ縁14の間の高さに対応して設けられている。
【0019】
瓶の開口部10の外側にある下セクション12及びキャップ体20の開口部23の内側の間には二段式留め環30を備えている。
【0020】
二段式留め環30は、リング状で、上ストップ縁15、下ストップ14間の高さに対応するところに嵌められている上環部31と、リング状で、下ストップ縁14の高さに対応するところに嵌められている下環部32と、間隔を置いて配置されている上環部31と下環部32を接続するための複数の接続リブ33とを備えている。
【0021】
また、二段式留め環30は、引止縁部24により上へ持ち上げられ、上環部31の外側に突出するように設けられている外突出縁34と、上環部31の内側に突出し、上ストップ縁15、下ストップ縁14の間隔のあるところに入るように設けられている上突当て内縁35とを備えている。
【0022】
上突当て内縁35は、上ストップ縁15との間に、上突当て内縁35を位置移動用キャップXに沿って位置移動させる位置移動用キャップXが設けられ、下環部32の内側に突出し、上向きで下ストップ縁14に突き当てるように設けられている下突当て内縁36が設けられている。
【0023】
キャップ体20の周辺壁22には、間隔を置いて設けられた引止縁部24の上方に、位置限定縁25があり、位置限定縁25は、下向きで二段式留め環30の上環部31の最上部(てっぺん)を突き当てるように設けられている。
【0024】
キャップ体20の上部壁21には、突出環縁26が設けられ、突出環縁26は、瓶の開口部10の最上部(てっぺん)の内側を突き当てて、漏れ防止の効果を高めるように設けられている。
【0025】
瓶の開口部10に設けられている、上ストップ縁15、下ストップ縁14、二段式留め環30の外突出縁34、及び上突当て内縁35、下突当て内縁36は、リング状、又は間隔をもって分布する何れかの一つの形態に該当するものである。
【0026】
上述の構造、組立設計により、本考案に掲示されるボトルキャップロックの中核設計として、瓶の開口部10の外側の下セクション12及びキャップ体20の開口部23の内側との間に二段式留め環30が嵌められているという技術特徴がある。
【0027】
これにより、キャップ体20を回して上へ緩めるようにするとき、二段式留め環30の下環部32にある下突当て内縁36を上向きで、瓶の開口部10にある下ストップ縁14に突き当てるようにするが、その位置限定作用によって、二段式留め環30の上環部31をキャップ体20に導かれるように、上へ位置移動するようにして、上環部31と下環部32の間にある接続リブ33を切らせる(図4)。
【0028】
これにより、二段式留め環30の上環部31と下環部32を分離させ、上環部31の上突当て内縁35が位置移動用キャップXに沿って、上ストップ縁15に突き当たるまで上へ位置移動して、引止縁部24が外突出縁34から離れると(図5)、キャップ体20が開けられる(図6)ことになり、従来のボトルキャップに突出した棘がある問題点が解決される。
【0029】
それゆえ、本考案のボトルキャップロックは、二段式留め環30の増設により、キャップ体20が開けられたとき、突出した(飛び出た)棘がなく、開口部23が平らになるため、ボトルキャップロックが防犯用及び安全性確保の効果を兼ね備えることになる。
【0030】
上述の実施例は、本考案を具体的に説明するために用いられ、文中では特定の専門用語を用いて説明してきたが、それらにより、本考案の実用新案登録請求の範囲は限定されるものではない。また、当該技術分野の者が、本考案の精神やコンセプトを理解した上で、その変更や改造等を行い、それと同等な効果を得たとしても、その変更や改造等は、全て後述の実用新案登録請求の範囲に含まれる。
【0031】
5 容器瓶
10 瓶の開口部
11 上セクション
12 下セクション
13 ネジ山部
14 下ストップ縁
15 上ストップ縁
20 キャップ体
21 上部壁
22 周辺壁
23 開口部
24 引止縁部
25 位置限定縁
26 突出環縁
30 二段式留め環
31 上環部
32 下環部
33 接続リブ
34 外突出縁
35 上突当て内縁
36 下突当て内縁
X 位置移動用キャップ

(57)【要約】

【課題】防犯用留め環による傷防止のボトルキャップロック機構を提供する。【解決手段】瓶の開口部、キャップ体、及び、前記瓶の開口部外側の下セクションとキャップ体の開口部内側の間に嵌められている二段式留め環を備え、前記瓶の開口部の外側の下セクションに突出している下ストップ縁、下ストップ縁の上方に間隔もって設けられた上ストップ縁、前記キャップ体の開口部内側に突出している引止縁部が設けられ、前記二段式留め環は、上環部、下環部、前記上環部、前記下環部を接続するための接続リブ、前記上環部の外側に突出している外突出縁、前記上環部の内側に突出している上突当て内縁、及び前記下環部の内側に突出している下突当て内縁を備えることを特徴とする。


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