(54)【考案の名称】防水通気栓

(73)【実用新案権者】全冠企業有限公司

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は防水ボックスの防水通気栓の構造に関し、特に水分がボックス内に入るのを防止し、及びボックス内部の換気及び湿気を排出する装置に関する。

【従来の技術】

【0002】
市販の防水ボックス、特に電気ボックス装置内部に様々な電気、電子装置を設置する、或いは電気ボックス本体は、金属で作られている。湿気が電気ボックス装置内に入ると、湿気を帯びる或いは電気ボックス内部の温度が上昇し、温度が変わることで蒸気が発生し、当該水分子が内部の電気部品を浸食する。よって、通常は電気ボックス装置の上に穴を開け、従来技術の防水通気栓を設置し、内部の湿気を排出する。該従来技術の防水通気栓の構造は、一つの中空の固定栓及び一つの中空のナットで構成し、該中空の内部は互いに連通して流体が流れるルートを形成する。該通気フィルムを該固定栓の流体ルートに固定し、水分などの流体が電気ボックス装置内に入るのを防止し、気体は該電気ボックス装置の内外に流通させ、湿気を帯びる確率を下げる。
【0003】
蒸気の電気ボックス装置は、使用する目的及び機能によって、体積の大小或いは内部の作業温度の違い、或いは暴風雨に対応できる、或いは水中に設置する必要があるために、更なる通気流量及び防水機能が必要など、様々である。電気ボックス装置のサイズは一般的に変動せず、及び該ボックスにある防水通気栓の固定穴の口径は簡単に変えられるものではないため、上記従来技術の防水通気栓を設置し、ボックス内の湿気問題を克服する。従来技術の防水通気フィルムの防水性は一定なものであり、世界の至るところに異常気象が発生する現在、大量の降雨量と台風などで、湿気が電気ボックス内部に入りやすくなっているため、防水通気栓の防水通気フィルムの防水機能をアップする必要がある。
【0004】
従来技術の防水通気栓の気体ルートに防水通気フィルム(生地)を置く或いは結合するが、防水通気フィルム(生地)の素材が薄く、防水通気栓の気体ルートの中に固定するのは容易いものではない。組み立てる過程でダメージを与えやすく、また粘着剤を使って貼合すると、該防水通気フィルムに化学粘着剤が穴を塞ぎ、或いは硬化して裂けることがあるため、更なる改善が必要であった。
【0005】

【効果】

【0012】
本考案は栓、防水通気フィルム、蓋で構成し、該栓に固定台、中ネジ、多数のアーチ型凸柱を含み、該アーチ型凸柱を通気孔の周りに設置し、該アーチ型凸柱同士の間にある開口をフリー開口と定義する。該蓋は多数のバルブを含み、該蓋を回転してバルブの露出を微調整することで、防水通気栓のフリー開口の口径を変えることができ、電気ボックス装置の換気速度を上げる。また、フリー開口の幅を縮小することができるため、暴風雨、或いは水中にて、水分子や流体が電気ボックス装置に入るのを阻止する
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本考案における分解断面図である。
【図2】図1に示す最良実施例の使用略図である。
【図3】本考案における第2実施例の分解立体図である。
【図4】図3に示す第2実施例の使用略図である。
【図5】図4に示す実施例に多数の防水通気フィルムを結合した使用略図である。
【図6】本考案の使用状態略図である。主に電気ボックス装置の組立状況を示す。

【0014】
本考案による防水通気栓の構造を明確に示すために図に沿って詳細な説明を行う。
【0015】
図1から図2に示すように、本考案の防水通気栓に含まれるのは一つの栓2及び少なくとも一つの防水通気フィルム(生地)3及び蓋5である。該栓2に含まれるのは固定台21、中ネジ23、多数のアーチ型凸柱25である。該固定台21の中央に一つの通気孔211を具有し、該中ネジ23は固定台21の片側に形成し、該通気孔211と通じる。前記アーチ型凸柱25の外縁251にねじ山253を設け、該アーチ型凸柱25を固定台21の別サイドの通気孔211の周囲に設置し、該アーチ型凸柱25の隙間にある多数の開口をフリー開口255と定義する。該防水通気フィルム(生地)3を該アーチ型凸柱25の中間に設置し、前記通気孔211と結合する。該蓋5は多数のバルブ51及びナット53を含み、本実施例のアーチ型凸柱25或いは該バルブ51はそれぞれ4つである。該ナット53の内側に溝55を形成し、該溝55の周囲にねじ山57を設ける。多数のバルブ51は垂直に該溝55内に設置し、内側のねじ山57とスペース59を具有する。前記栓2のアーチ型凸柱25のねじ山253を該蓋5のバルブ及びねじ山57のスペース59内に回しいれ、内側ねじ山57と螺合する。蓋5は同時に該栓2にある多数のフリー開口255の一部を覆い、別部分の多数のフリー開口255を露出して換気する。また、多数のバルブ55を該アーチ型凸柱25の内側に設置し、同時に該防水通気フィルム(生地)3に抵触する。それによって、蓋5を回転してバルブ51の露出を微調整することで、フリー開口255の開き具合を変える。
【0016】
本考案の体積と相同する従来技術の防水通気栓と比較すると、本考案はフリー開口255の口径を調整して大きくすることができ、それにより電気ボックス装置の換気効率をよくする。大型の電気ボックス装置に適用し、大量の湿気を排出する、或いは内部の作業温度が比較的高くなる電気ボックス装置の内部にある冷気と熱気が凝結して生じる水分による湿気を排出する。及び該フリー開口255を縮小、或いは一番小さい開口幅に調整し、暴風雨に適用、或いは水中にて水分子或いは流体が電気ボックス装置に進入するのを防ぐのに適用する。
【0017】
前記防水通気栓にある防水通気フィルム(生地)3の周りに、更に粘着剤を接着し、該固定台21の通気孔211の周りに固定することで、防水通気フィルム(生地)3の固定強度を高める。
【0018】
前記防水通気フィルム(生地)3の周りを固定台21の通気孔211の周りに固定する際に、高周波を使うことで、防水通気フィルム(生地)3の固定強度を高める。
【産業上の利用可能性】
【0019】
前記蓋5にあるバルブ51はアーチ型であり、前記栓2にある多数のアーチ型凸柱25に合わせて、該アーチ型バルブ51を回してフリー開口255の開き具合を緊密に、スムーズに調整することができる。
【0020】
図3及び図4に示すのは、本考案の第二実施例である。前記防水通気栓は少なくとも一つのワッシャー4を結合し、多数のアーチ型凸柱25で囲まれた柱状スペース250、及びアーチ型凸柱25の間の隙間である多数の開口をフリー開口255と定義し、それにより該防水通気フィルム(生地)3及びワッシャー4がツールを使用せずに、指の操作だけで素早くしっかりと防水通気フィルム(生地)3及びワッシャー4を順に柱状スペース250の中に挿入して固定することができる。更に蓋5を螺合すれば本考案の組立が完成であり、素早く且つ防水通気フィルム(生地)3を傷つけることがない。
【0021】
前記実施方法を介し、該蓋5にある多数のバルブ51をワッシャー4に抵触し、蓋5は上向きに少なくとも一つ分のワッシャー4の高さに押し上げると、該栓2のフリー開口255が大きく開き、軸方向の換気口径が大きくなる。この実施例では更に多くのワッシャー57を結合し、大幅に蓋5の高さを高くすることで、該フリー開口255の軸方向の開口幅を最大の換気口径にし、本考案の換気速度を上げる目的に達する。前記ワッシャー4は水漏れ防止の役割をも果たす。
【0022】
図5に示すように、前記ワッシャー4は弾力性があり、該アーチ型凸柱25に囲まれた柱状スペース250の内側に抵触することでダンピングを固定或いは調整し、該防水通気フィルム(生地)3を通気孔に固定することができる。よって、多くの防水通気フィルム(生地)3を入れることができ、栓2のアーチ型凸柱25で形成する柱状スペース250の中に、少なくとも一つのワッシャー4を使って、該防水通気フィルム(生地)3を押さえ、該蓋5を栓2に螺合すれば、本考案の組立が完成する。数層の防水効果を形成し、防水通気栓の防水効果を上げる。
【0023】
図3から図6に示すように、該防水通気栓は更に一つのO字型リング7、一つのナット6を結合し、該O字型リング7を中ネジ23に通す。該中ネジ23を電気ボックス装置8の固定穴81に通してからナット6で該中ネジ23を固定する。
【0024】
2 栓
21 固定台
211 通気孔
23 中ネジ
25 アーチ型凸柱
250 柱状スペース
251 外縁
253 ねじ山
255 フリー開口
3 防水通気フィルム(生地)
4 ワッシャー
5 蓋
51 バルブ
53 ナット
55 溝
57 内側ねじ山
59 スペース
6 緊迫ナット
7 O型リング
8 電気ボックス装置
81 固定孔

(57)【要約】

【課題】各種の電気ボックス装置に適用し、防水通気栓を通る空気の量を調節でき、換気速度を高める。或いは暴風雨の時など、様々なシーンに防水通気栓の開口口径を自在にサイズ変更ができる防水通気栓の構造を提供する。【解決手段】栓2に固定台21、中ネジ23、多数のアーチ型凸柱25を含み、該固定台の中央に一つの通気孔を具有し、該アーチ型凸柱を通気孔の周りに設置し、該アーチ型凸柱同士の間にある開口をフリー開口と定義する。防水通気フィルム3を通気孔と結合する。蓋5は多数のバルブ51及びナット53を含み、前記栓のアーチ型凸柱のねじ山をナットと螺合し、同時に多くのバルブを該アーチ型凸柱の内側に設置する。該蓋を回転してバルブの露出を微調整することで、防水通気栓のフリー開口の口径を変えることができ、電気ボックス装置の換気速度を上げるとともに、フリー開口の開口幅を縮小することができるため、暴風雨、或いは水中にて、水分子や流体が電気ボックス装置に入るのを阻止する。


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