(54)【考案の名称】レシート要・不要確認具

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、レシート(領収書)要・不要確認具に関し、更に詳しくは、例えば、コンビニエンスストアー等の店の商品受け渡し台(レジ)又はその近傍に設置するレシート要・不要確認具に関する。

【従来の技術】

【0002】
コンビニエンスストアー等の店では、客が商品等を購入して料金を支払った後、商品等と共に、必ず、レシートと必要に応じて釣銭を客に渡す。しかし、客の殆どはレシートを不要なものとしてごみ箱に捨てる。時には店内又は路上等に捨ててしまうことさえもある。このような事態を回避すべく、とりわけ、コンビニエンスストアーでは、商品受け渡し台の付近に小さなゴミ箱を設置して、客が受け取ったレシートを直ちにかつ簡便に捨てられるように工夫している。これにより、店内又は路上等にレシートが捨てられると言う事態をある程度回避することができている。
【0003】
しかし、必ずしも釣銭と一緒にレシートを渡す必要はないことも事実である。殆どの客がレシートを不要なものとして捨てている現状を鑑みれば、レシートを必要とする客のみにレシートを渡すことができれば便利である。また、レシートを不要とする客にとっては、レシートを釣銭と一緒に渡されたのでは、レシートと釣銭とを分別して、商品受け渡し台の付近に設置してあるゴミ箱にレシートを捨てるために手間及び時間がかかる。一方、店の側にしても、客がレシートと釣銭とを分別するために、商品受け渡し台付近に長時間滞留していたのでは次の客への対応が遅れるなど、効率が悪い。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
本考案は、店の商品受け渡し台又はその近傍に設置して、客がレシートの要又は不要を意味する表示に触れることにより、又は、該表示の上部のゾーンに手をかざすことにより、レシートを必要とするか否かの意思表示をし、同時に店員がレシートの要又は不要を目視により容易かつ迅速に判断することができる、新規なレシート要・不要確認具を提供するものである。

【効果】

【0008】
本考案のレシート要・不要確認具によれば、客がレシートを必要とするか否かを簡単な動作、例えば、レシート要又は不要を意味する表示に手を触れる動作で示すことにより、又は、該表示の上部のゾーンに手をかざす動作で示すことにより、店員がレシートの要・不要を目視により容易かつ迅速に判断することができる。従って、レシートを必要としない客にまでレシートを手渡す手間及び時間を省くことができる。故に、一人当たりの商品受け渡し台での接客時間を短縮でき、店側にとっては効率を高めることができる。一方、客側にとっても、混雑時にレジに長時間並ぶことを回避し得、かつ不要なレシートを受け取ることがない。また、店員が外国人であっても、レシート要又は不要に関し、言葉によることなしにコミュニケーションを図ることができ、無用なトラブルを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本考案のレシート要・不要確認具の一実施態様を示した説明図である。
【図2】図2は、本考案のレシート要・不要確認具の使用状態の一実施態様を示した説明図である。

【0010】
本考案のレシート要・不要確認具は、任意の形状を有する板状体の表面にレシート要及び不要を意味する表示が備えられている。そして、客がいずれかの表示部分に触れることにより、又は、いずれかの表示部分の上部のゾーンに手をかざすことにより、店員がレシートの要又は不要を確認し得るのである。レシート要及び不要を意味する表示の内容に特に制限はなく、客及び店員がレシートの要又は不要を確認できる表示であればよい。例えば、「レシート(領収書)要」の文字と「レシート(領収書)不要」の文字、「レシート(領収書)あり」の文字と「レシート(領収書)なし」の文字等が挙げられる。もちろん、これに組み合わせて、又はこれに代えて、図形、例えば、「○」、「×」等、及び絵等を使用することもできる。好ましくは、上記の文字と手の形状の図形との組み合わせを使用することができる。手の形状の図形としては、好ましくは、手首より先を手のひらの側から見た、手を開いた状態の図形が挙げられる。手の形状の図形を併用することにより、手でレシート要・不要確認具の所定の箇所に触れれば、又は、所定の箇所の上部のゾーンに手をかざせば、客がレシートの要又は不要を店員に知らせることができることを認識し得る。
【0011】
これらの表示は、板状体の表面を略二等分した一方の側及び他方の側に備えられる。例えば、レシート要を意味する表示が、板状体の表面を略二等分した一方の側であって、客から見て左側に備えられ、かつ、レシート不要を意味する表示が、板状体の表面を略二等分した他方の側であって、客から見て右側に備えられる。客の殆どがレシートを必要とせず、かつ右利きの場合を想定すると、上記のように配置するのが効率的である。もちろん、この配置は、時と場合によって適宜変更し得る。ここで、板状体の表面とは、文字通り表面であるが、該板状体上に描かれたレシート要及び不要の表示を保護すべく、その表面を透明体で覆ったものであってもよい。
【0012】
本考案のレシート要・不要確認具は、任意の表面形状を有する板状体である。表面形状に特に制限はなく、レシート要及び不要を意味する表示が客に認識させ得るものであればよい。例えば、三角形、四角形又は円形が挙げられる。好ましくは、四角形のものが使用される。
【0013】
本考案のレシート要・不要確認具の材質に特に制限はなく、レシート要及び不要を意味する表示ができるものであればよい。例えば、紙、プラスチック、ガラス、木等が挙げられる。好ましくは、紙又はプラスチックより形成されているシート状のものが使用される。
【0014】
本考案のレシート要・不要確認具は、好ましくは、店の商品受け渡し台又はその近傍に設置して使用される。商品受け渡し台又はその近傍に設置することにより、客が商品を受け取る際又は料金を支払う際に、レシート要又は不要のいずれかの表示に、手を触れることにより、又は、該表示の上部のゾーンに手をかざすことにより、レシート要又は不要の意思表示をし、一方、店員はレシート要又は不要のいずれかを迅速かつ確実に知ることができる。
【0015】
以下の実施例において、本考案を更に詳細に説明するが、本考案はこれら実施例により限定されるものではない。
【0016】
(実施例)
図1に示した本考案の紙製のレシート要・不要確認具を用意した。該レシート要・不要確認具の寸法は、縦:約30cm、横:約40cm、厚さ:1mm以下であった。コンビニエンスストアーの商品受け渡し台(レジ)を想定して、本考案のレシート要・不要確認具を図2に示したように、仮想の商品受け渡し台(レジ)の上に設置した。この状態で、延べ50人の試験者に対して、商品受け渡しの試験を実施した。レシート要又は不要の意思表示及び確認は円滑に行うことができ、商品、釣銭及びレシートの受け渡しも円滑に行うことができるであろうことが分かった。なお、この試験に際しては、直前に試験者に、レシートの要又は不要を該確認具の所定の箇所を手で触れることにより又は、所定の箇所の上部のゾーンに手をかざすことにより、意思表示してほしい旨を伝えて実施した。従って、本試験では、若干、意思表示の円滑さに欠けるところもあったが、該確認具が普及するに従って、実際の客は使用法を熟知すると考えられることから、問題はないと考えられた。
【産業上の利用可能性】
【0017】
本考案のレシート要・不要確認具によれば、客がレシートを必要とするか否かを簡単な動作で示すことにより、店員がレシートの要又は不要を目視により容易かつ迅速に判断することができる。従って、店、とりわけ、コンビニエンスストアー、ファーストフード店等での利用が大いに期待される。
【0018】
1 レシート要・不要確認具
2 商品受け渡し台
3 レジスター
4 客
5 店員

(57)【要約】

【課題】店の商品受け渡し台又はその近傍に設置して、客がレシートの要又は不要を意味する表示に触れることにより、又は、該表示の上部のゾーンに手をかざすことにより、レシートを必要とするか否かの意思表示をし、同時に店員がレシートの要又は不要を目視により容易かつ迅速に判断することができる、レシート要・不要確認具を提供する。【解決手段】板状体の表面の一部分にレシート要を意味する表示を備え、かつ、該板状体の表面の他の一部分にレシート不要を意味する表示を備える。


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