(54)【考案の名称】カラーセラピー用カード及びカードセット

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、色彩を利用して人間の心の診断を行うカラーセラピーの技術分野に関する。

【従来の技術】

【0002】
カラーセラピーとは、主として「色」を利用して人の潜在意識や顕在意識を読み解くことで、人間が受けるストレス等に対処したり、更には、自分を見つめ直すために行われる診断行為である。このカラーセラピーは、予め用意した複数の色から意識的又は無意識的に選択した色によって、その人の精神状態等を分析し、アンバランスな部分を修正したり、今後どういった手段を選択するのが良いのか等をアドバイスする。このように、特定の色を目にしたときの人間の心理や生理現象を応用し、「色」によって人の心を癒すことなどを主たる目的としている。
【0003】
カラーセラピーの手法には様々なものが存在し、ホワイトボード等に複数の色が区画された標示物を用いて診断することもあれば、溶液入りのボトル(色付き)が利用されたり、更には色付きカードが利用されることもある。
【0004】
これらのうち、カラーセラピー用のカードとして特許文献1に記載の発明が公知である。この特許文献1に記載のカラーセラピー用カード(カードセット)は、トランプ大の大きさに形成され、片面が2色に塗り分けられたものである。
【0005】

【効果】

【0014】
請求項1に記載の考案により、診断のバリエーションが広がる。例えば、カードの片面には色と共に非対称模様が表示されているので、この非対称模様を利用してカードを好みの方向(例えばその模様を見て一番しっくりする方向)に回転等し、その方向に何らかの意味を与えるような診断ができる。更に、カードの裏面(他面)には、カードの色に対応する言葉(例えば「静寂」、「飛躍」といった意味のある言葉)が複数表示されているので、選択したカードに記載されているこれら複数の診断ワードから更に好みの(若しくは好みでない)言葉等を選択させるといった診断が可能となる。
【0015】
請求項2に記載の考案により、色彩として視覚を通じて得られた感覚に加えて、文字情報として色を伝えることができ、診断をより確実なものにすることができる。
【0016】
請求項3に記載の考案により、繰り返し使用によるカードの折損、汚損等を防止でき、長期間に渡って正確な色を表現し続けることができる。
【0017】
請求項4に記載の考案により、数多く存在する名刺入れ(カードケース)を利用して収納することができると共に、携帯性が向上する。
【0018】
請求項6に記載の考案により、当該カードを名刺として利用することができると共に、名刺交換をする際に簡易的なカラーセラピーを行なうことができるので、相手に対して自己を強く印象付けるアイテムとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】(a)は本考案にかかるカラーセラピー用カードの正面図、(b)は同背面図である。
【図2】図1における矢示II−II線に沿う断面図である。
【図3】名刺情報を表示したカードを用いて名刺交換する際のイメージ図である。

【0020】
以下、添付図面を参照しつつ、本考案に係るカラーセラピー用カードの実施形態の一例につき詳細に説明を加える。
【0021】
〈カラーセラピー用カードの構成〉
本考案にかかるカラーセラピー用カード1は、少なくともその表面(片面)10aに特定の色が施されたカラーセラピー用カードであって、この表面10aには特定の色と共に表示された非対称模様14と、裏面(他面)10bに表示された複数の診断ワードと、を備えている。またこの診断ワードは表面10aの色に対応している。
【0022】
カラーセラピー用1は、カード本体10に対してその全面が透明な樹脂製のフィルム12でラミネート処理されている。更にこのラミネート処理された状態での縦横の寸法が丁度名刺大の大きさとされている。より具体的には、長さLが約9センチメートル、幅Wが約5.5センチメートルのサイズである。
【0023】
また表面10aには、上下左右などいずれの方向からも見ても非対称な非対称模様14が表示されている。本実施形態においては、波のような模様が表示されている。
【0024】
一方、裏面10bには、上方に表面10aの色に対応する色の名称16が記載されており、その下に、同様に表面10aの色に対応する言葉(ここではAAAA、BBBBと表現しているが、実際には「静寂」、「飛躍」といった意味のある言葉)18が複数(本実施形態では4つ)記載されている。なおこれら色の名称16や色に対応する言葉18が「診断ワード」となる。
【0025】
なお、ここでは特定の一枚のカード1を例に説明しているが、表面10aに表現されている色には沢山のバリエーションが存在し、更にこのバリエーションの色毎に裏面10bに記載されている診断ワード(色の名称16、色に対応する言葉18)は異なる。一方、表面10aに表示される非対称模様14は、いずれの色のカードでも同じ非対称模様として備わっている。
【0026】
〈カラーセラピー用カードの作用・機能〉
次に、カラーセラピー用カード1の使い方と共に、その作用・機能を説明する。
【0027】
カラーセラピストは、当該カード1がバリエーションとして複数用意されたカードセットを用いて診断行為を行なう。例えば、机上に数枚のカード1を配列し、その中から相手に特定のカードを選択させる。この選択の際には一定の制約を加えたりする場合もある。例えば、「一番好きな色のカードはどれですか?」、「一番嫌いな色のカードはどれですか?」といったような制約である。
【0028】
このようにして選択されたカード1にはそれぞれ、表面10aの色に対応する診断ワードが裏面10bに複数表示されているので、この診断ワードの中から、更に選択をさせる。この時においても、選択の際には一定の制約を加えたりする場合もある。例えば、「一番好きな言葉はどれですか?」、「一番嫌いな言葉はどれですか?」、「一番気になる言葉はどれですか?」といったような制約である。
【0029】
また、全てのカード1の表面10aには非対称模様14が表示されているので、例えば最終的に選択した(辿り着いた)カード1を利用して、所望の方向(例えば自分で見て一番しっくり感じる方向、診断ワードの意味を一番的確に表現できると考える方向など)にカード1の向きを決定させる。この決定した向きに対して何らかの診断アドバイスが提供される。
【0030】
このように、本考案に係るカラーセラピー用カード1(及びカードセット)は、単に色付きのカードというだけでなく、表面10aに表現された非対称模様14や、裏面10bに表示された診断ワードの存在によって、診断にバリエーションを持たせることができる。その結果、癒しのみならず積極的にモチベーションの向上を図るなど気持ちを前向きにさせる(前進させる)ような診断を行うことも可能となる。
【0031】
また、本考案に係るカード1は名刺大の大きさとされているので、カードケース(図示していない)に収容でき携帯に便利である。
【0032】
〈その他の実施形態〉
上記では、非対称模様14として波様の模様が表現されていたが、これに限られるものではない。上下左右等いずれの方向から見ても非対称である限りその他様々な模様を利用することが可能である。
【0033】
また上記では、カード全体がラミネート処理されていたが、これは必須の要件ではなく、単にカード本体10のみで構成されていても耐久性の面では劣るものの、同様の効果を発揮し得る。
【0034】
また上記では、表面10aに特定の色と非対称模様14が表示されているに過ぎなかったが、例えば図3に示しているように、表面10aに名刺情報(社名20、氏名22、会社住所24などの名刺に印刷する情報)を表示して、当該カード1を名刺として利用することも可能である。
【0035】
このように構成すれば、例えば、名刺交換の際に複数枚の名刺(それぞれ色が異なる)を提示して好きなものを選択させることによって、簡易的なカラーセラピーを行なうことができると共に、これにより名刺交換をした相手に対して自分を強く印象付けることが可能となる。
【0036】
1…カラーセラピー用カード
10…カード本体
10a…表面
10b…裏面
12…樹脂フィルム(ラミネート処理部)
14…非対称模様
16…色の名称(診断ワード)
18…色に対応した言葉(診断ワード)






(57)【要約】

【課題】よりバリエーションに富んだ使い方ができ、その結果として診断行為にもバリエーションを持たせることができるカラーセラピー用カード及びカードセットを提供する。【解決手段】少なくとも片面に特定の色が施されたカラーセラピー用カードであって、前記片面に前記特定の色と共に前記特定の色以外の色で表示された非対称模様14と、他面に表示された前記特定の色に対応する色の名称16及び複数の診断ワード18と、を備えてカラーセラピー用カード及びカードセットを構成する。


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