(54)【考案の名称】視覚障害者誘導システム

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図4

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は視覚障害者誘導システムに関し、特に、視覚障害者に危険を案内するシステムを導入することによって安全にしかも円滑に誘導する視覚障害者誘導システムに関する。

【従来の技術】

【0002】
視覚障害者が歩行する際には、補助者が同行、あるいは盲導犬による誘導等が行われるが、主に街路では視覚障害者用誘導ブロックが設置され、視覚障害者自らが杖によりこれらを確認しながら通行することが可能となっている。
この視覚障害誘導ブロックは表面に凸凹が形成されているため、この凹凸の上は視覚障害者にとって不安定で歩きにくく、どうしてもブロックの突起を避けながら、白杖でブロックの突起を辿ることになる。また、一般歩行者、車椅子利用者、老人等の通行にとっても妨げとなる場合がある。
そこで、誘導ブロックによらず電子的システムによって視覚障害者を誘導する特開2003−109176号公報、特開2003−131556号公報が提案されている。

【効果】

【0010】
前記構成を採用したことにより、本考案では次の効果を有する。
請求項1記載の視覚障害者誘導システムでは、歩行路に沿って配置されて位置情報を発信する電子チップと、視覚障害者が歩行時に携帯し、前記電子チップと交信して歩行位置を確認する携帯端末とから構成されるので、視覚障害者は携帯端末で歩行路を確認しながら歩行することができる。
また、携帯端末は、電子チップと通信を行う通信手段、電子チップとの通信によって電子チップとの交信可能領域にあるか否かを確認する確認手段を備えているので、視覚障害者は歩行路上にあるか否かを確実に検知できる。
そして、電子チップとの通信によって歩行履歴を記憶する歩行履歴記憶手段を備えているので、以前に歩行したルートを円滑に案内することができる。
さらに、危険情報を発信する電子チップを認識した場合には視覚障害者に警報を伝達する警報手段を備えているので、危険領域の検知が確実に行われ、事故を未然に防止できる。
【0011】
請求項2記載の視覚障害者誘導システムにおいては、記憶した歩行履歴と現在位置を照合し、目標地点への距離・方向を音声によって案内するナビゲーション機能を備えているので、目的地までの案内が詳細に行われ、視覚障害者にとって目的地への歩行が容易となる。
【0012】
請求項3記載の視覚障害者誘導システムにおいては、歩行路周囲を撮影する映像撮影機能を備え、その撮影した映像を遠隔送信する送信機能を備えているので、不意の事故等が生じても映像を通して原因追及が可能となり防犯効果が得られる。
【0013】
請求項4記載の視覚障害者誘導システムにおいては、携帯端末は遠隔地と通話する通話機能を備えているので、遠隔地から歩行路、現在位置等の案内を受けることができる。
【0014】
請求項5記載の視覚障害者誘導システムにおいては、前記携帯端末がステッキに組み込まれているので、従来の視覚障害者用ステッキとして利用しながら、電子的システムを併用できる。

(57)【要約】

【課題】視覚障害者に危険を案内するシステムを導入することによって安全にしかも円滑に誘導する誘導システムを提供する。【解決手段】歩行路に沿って配置されて位置情報を発信する電子チップと、視覚障害者が歩行時に携帯し、前記電子チップと交信して歩行位置を確認する携帯端末とから構成され、前記携帯端末は、電子チップと通信を行う通信手段、電子チップとの通信によって電子チップとの交信可能領域にあるか否かを確認する確認手段、電子チップとの通信によって歩行履歴を記憶する歩行履歴記憶手段、危険情報を発信する電子チップを認識した場合には視覚障害者に警報を伝達する警報手段とを備えている。


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