(54)【考案の名称】太陽電池パネル用電極半田付装置

(73)【実用新案権者】高野精器有限会社

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図4

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、太陽電池モジュールの電極の半田付け装置の構造に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
太陽電池パネルでは、セルと呼ばれる太陽電池の発電素子を複数枚連結し、一つの太陽電池モジュールを構成し、さらに太陽電池モジュールを複数枚連結し太陽電池パネルとして構成されている。
太陽電池セルと太陽電池セルは、半田付けや導電性接着剤を用いて電極間を接続しているが、太陽電池モジュールと太陽電池モジュールの接続は両端が電極となるため、これらを接続するために、銅板等の連結プレートを用い半田付けにて接続されている。
この連結プレートと太陽電池モジュールの両端の電極を半田付けを行う場合、連結プレートと太陽電池モジュールの両端の電極の半田付け対象箇所以外を押圧し密着させ半田付けを行う方法が取られてきた。
【0003】

【効果】

【0007】
本考案では、太陽電池パネルを生産するうえで課題となっていた、太陽電池モジュールの両端の電極と連結プレートの電極の半田付け作業の半田不良の解決と、半田付けを行う生産タクトタイムの短縮が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】部品図
【図2】組立図
【図3】太陽電池パネル
【図4】実施例
【図5】装置全体図

【0009】
以下、添付図面1を用いて説明する。U字型をした発熱部兼押圧部▲6▼と、発熱部兼押圧部に電流を供給する電流端子▲4▼及び▲5▼を設け、発熱部の中心に冷却用エアーを誘導する導入管▲1▼を設け、導入管と発熱部兼押圧部の間には耐熱セラミック管▲2▼を挿入する。(添付図面2が組立図)
▲6▼の発熱部兼押圧部で直接太陽電池モジュールと連結プレートの半田付け箇所を直接押圧し密着固定を行い、電流端子▲2▼及び▲3▼より供給される電流にて発熱部兼押圧部が密着状態で加熱し半田を溶解する。▲5▼のヒーター部及び▲6▼の発熱部兼押圧部の発熱が装置全体の加熱を防止するため、▲2▼の耐熱セラミック管を用いる事により装置本体への熱伝導を防止する。溶解が終了後に▲1▼の冷却エアー導入管より冷却用エアーを導入し、耐熱セラミック管の中を冷却用エアーが通過し▲5▼のヒーター部及び▲6▼の発熱部兼押圧部の冷却を行い、発熱部兼押圧部の冷却と半田付け箇所への熱伝導により半田付け箇所の冷却を行い半田の硬化を促進する。半田硬化後に押圧を解除し半田付けが完了する。
冷却用エアー導入管で導入され耐熱セラミック管を通過しヒーター部及び発熱部兼押圧部に吹き付けられた冷却エアーは、発熱部兼押圧部に設けられた穴より外気へと放出する。
これらの構造を特徴とする半田付け装置である。
装置完成図は添付図面5
【0010】
以下、添付図面4を用いて一実施例を説明する。添付図面4は、添付図面1の部品で構成された添付図面5の完成図の装置全体図の装置をペンチの先端の両端に実装した実施例である。
太陽電池パネルは添付図面4の様に、太陽電池モジュールの両端に電極があり、これらを連結プレートにて太陽電池モジュールの電極相互の半田付けを行う必要がある。
添付図面4の場合はペンチ状の工具の先端部両端に本考案の装置を取り付け発熱部兼押圧部にて押圧固定し、両側より加熱及び冷却を行う事で一方から行った場合より更に加熱時間と冷却時間を短縮した実施例である。
【産業上の利用可能性】
【0011】
太陽電池パネルは、環境問題等により大幅な普及が望める反面、設置環境より自動車の様に定期的な点検や部品交換等が全く行われていないのが現状であり、一度設置したら、10年〜15年と言う期間メンテナンスフリーで動作しなければ成らない。
その為、半田不良等の不良要因は極力排除する必要があり品質保証の面については厳格に成らず得ない。
本考案の半田付け装置の場合確実な半田付けが実現できるため、産業上の利用可能性は非常に高い。
【0012】
▲1▼ 冷却用エアー導入管
▲2▼ 耐熱セラミック管
▲3▼ 電流端子
▲4▼ 電流端子
▲5▼ ヒーター部
▲6▼ 発熱部兼押圧部

(57)【要約】

【課題】太陽電池モジュールの両端の電極と連結プレートの電極の半田付け作業の半田不良の解決と、半田付けを行う生産タクトタイムの短縮が実現できる半田付装置を提供する。【解決手段】半田付け箇所を直接押圧し固定し、半田溶解後に冷却エアーにて半田を硬化させる事で半田不良を回避し半田付けの生産タクトタイムの向上を図る半田付け装置。


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