(54)【考案の名称】収納袋

(51)【国際特許分類】

B65D 33/12 ・・紐状体の取手

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、新聞紙などを収納する袋に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、読み終わった新聞紙などは、整理及び運搬の観点から紙袋などの収納袋に収納しておくことが多い。また、この紙袋は、運搬の利便性を向上させるために手提げ部をつけているものもある。新聞紙は、古紙回収等に出されるまで逐次この紙袋に収納され、ある程度の量が溜まると古紙回収に出される。
【0003】

【効果】

【0018】
本考案の収納袋は、使用者が手提げ部を用いて収納袋を持ち上げる力を利用して収納物を支持することが可能となり、運搬の利便性を向上させることができる。更には、手提げ部と支持部とを連続させておくことで、収納物の重量により手提げ部が袋本体から外れ難い構成とすることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】図1は収納袋の斜視図である。(実施形態1)
【図2】図2は収納袋に新聞紙を収納した状態を示す斜視図である。(実施形態1)
【図3】図3は収納袋の運搬補助体の一部を分離した状態を示す斜視図である。(実施形態1)
【図4】図4は収納袋に収納した新聞紙を結束した状態を示す斜視図である。(実施形態1)
【図5】図5は収納袋の展開図である。(実施形態1)
【図6】図6は収納袋の運搬補助体の一部を分離した状態を示す展開図である。(実施形態1)
【図7】図7は収納袋の底面図である。(実施形態1)
【図8】図8は収納袋に新聞紙を収納した状態を示す斜視図である。(実施形態2)
【図9】図9は収納袋の運搬補助体の一部を分離した状態を示す斜視図である。(実施形態2)
【図10】図10は収納袋に収納した新聞紙を結束した状態を示す斜視図である。(実施形態2)
【図11】図11は収納袋の運搬補助体の一部を分離した状態を示す展開図である。(実施形態2)

【0020】
図1は、本考案の実施形態1の収納袋Bを示す斜視図である。
本実施形態の収納袋Bは、図1、図5に示すように、内部に収納空間Sを形成した袋本体1と、当該袋本体1を運搬する際に利用する運搬補助体2とを有する収納袋Bにおいて、前記運搬補助体2が、使用者が手提げをする際に利用する手提げ部21と、前記手提げ部21と連続し前記袋本体1の底部13に位置する支持部22とを具備し、前記支持部22が、前記収納空間Sに収納した収納物である新聞紙を支持する構成としていることを特徴とする。
【0021】
以下、各構成について詳述する。
【0022】
袋本体1は、可撓性を有し折り畳み可能な紙製の袋部材であり、不使用時には当該袋本体1を折り畳んだ状態で収納可能に構成している。本実施形態の袋本体1は、上方および下方に開口した無底の筒形状を成しており、内方に収納空間Sを形成した側周部11と、当該収納空間Sに新聞紙等の収納物を出し入れする出入部12と、当該出入部12と対向する位置に設けた底部13とを具備する。本実施形態においては、袋本体1の高さ寸法を36.5cmとしている。
【0023】
側周部11は、図5、図6に示すように、対向する一対の前面要素11aと後面要素11b及び対向する一対の左側面要素11cと右側面要素11dと、糊代要素11fとから成る筒形状部材である。前記前面要素11a、後面要素11b、左右側面要素11c、11dは、側端において連続しており、方形の一枚の紙を折り畳み糊代要素11fにて糊付けることにより作成可能としている。
【0024】
収納空間Sは、四つ折りした新聞紙を順に積み上げて収納可能な空間である。
【0025】
出入部12は、新聞紙を四つ折りした寸法と略同様の寸法を上向きに開口している。本実施形態においては、21cm×30cmの方形に開口している。
【0026】
底部13は、図1、図7に示すように、前記出入部12と同様の形状に開口し、当該袋本体1の底部13に下向きに開口する空洞部14を形成している。当該袋本体1の底部13は、新聞紙を四つ折りした寸法と略同様の寸法を有している。本実例においては、底部13の全てを空洞部14としている。
【0027】
運搬補助体2は、第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bにて構成している。当該第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bは、細い3本の紐を接着して強度を増している。
【0028】
当該運搬補助体2は、使用者が手提げをする際に利用する手提げ部21と、前記手提げ部21と連続し、前記袋本体1の底部13に位置する支持部22とを具備し、前記支持部22が、前記収納空間Sに収納した収納物を支持する。当該支持部22と前記手提げ部21とは連結部23を介して連続しており運搬補助体1を一体に構成している。更に、当該運搬補助体2は、前記袋本体1の内面に止着部24を介して前記袋本体1から着脱可能に取り付けている。
【0029】
手提げ部21は、使用者が握持可能に上向きに膨出する逆U字形状を成しており、前記袋本体1の上端部より突出している。当該手提げ部21は、前記袋本体1の底部13と対向する位置に設けている。本実施形態においては、24cmの幅を有している。
【0030】
更に、前記運搬補助体2の構成要素である当該手提げ部21の一部を分離可能とし、当該手提げ部21を用いて前記収納物を結束することができる。具体的には、第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bの端部を分離可能に重合して接合部25にて接着している。そして、図3に示すように、第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bとの接合部25を分離し、図4に示すように、当該手提げ部21を用いて前記収納物である新聞紙を結束することができる。
【0031】
支持部22は、前記第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bにより前記手提げ部21と当該支持部22とを一体に構成している。本実施形態においては、図7に示すように、前記空洞部14の短寸方向に2本の支持部22を横架する状態としている。収納状態においては、当該支持部22が前記収納物の底部を横断し、少なくとも2箇所以上の位置にて収納物を支持している。
【0032】
連結部23は、前記手提げ部21と支持部22とを連結しており、本実施形態においては、前記手提げ部21と支持部22と当該連結部23とを一体に構成している。
【0033】
止着部24は、袋本体1と同様の紙製の止着要素24aを用いて、前記運搬補助体2を前記袋本体1の内側に取り付けている。具体的には、運搬補助体2の第一の紐状部材2A及び第二の紐状部材2Bの一部を止着要素24aと袋本体1との間に挟んだ状態で貼り付けている。よって、当該止着要素24aを剥がすことにより容易に運搬補助体2を袋本体1から取り外すことができる。
【0034】
接合部25は、前記第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bとの端部を10cmほど重ね合わせ、そのうちの一部である8cmを糊付けにて接着している。当該接合部25は、第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bの端部を分離可能に重合して接合しており、前記運搬補助体の一部を分離可能とする分離部としての機能を果たす。
【0035】
次に、本考案の収納袋Bの使用状態を図1乃至図4を参照して説明する。
【0036】
使用者は、図2に示すように、順次、読み終わった新聞紙を四つ折りにして出入部12から収納する。そして、持ち運び時には、手提げ部21を持って運搬する。
【0037】
読み終わった新聞紙が溜まり廃品回収などに出す際には、図3に示すように、運搬補助体2の一部、つまり、第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bの接合部25を分離し図4に示すように、対向する紐状部材2A、2B同士を平行になる状態で結び、収納物である新聞紙を結束する。本実施形態においては、対向する紐状部材2A,2Bは、前記袋本体1の上端より突出する長さが異なる。よって、図4に示すように、突出する長さが短寸の紐状部材の近傍、つまり、収納物の隅部近傍位置に結び目がくるように結束する。尚、収納している新聞紙の量に応じて止着部24を剥がしてもよいし、そのままの状態としておいてもよい。具体的には、収納している新聞紙の量が少ない場合には、止着部24を剥がして結束するための第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bを延長してもよい。
【0038】
以上のように、本実施形態1の収納袋Bは、内部に収納空間Sを形成した袋本体1と、当該袋本体1を運搬する際に利用する運搬補助体2とを有する収納袋Bにおいて、前記運搬補助体2が、使用者が握持して手提げをする際に利用する手提げ部21と、前記手提げ部21と連続し前記袋本体1の底部13に位置する支持部22とを具備し、前記支持部22が、前記収納空間Sに収納した収納物を支持している。
【0039】
これにより、使用者が手提げ部21を用いて収納物を持ち引き上げる力を利用して収納物を支持することが可能となり、運搬の利便性を向上させることができる。更には、手提げ部21と支持部22とを連続させておくことで、収納物の重量により手提げ部21が袋本体1から外れ難い構成とすることができる。よって、収納袋Bの手提げ部21の取り付けを強固なものとしながら、運搬の利便性も向上させた収納袋Bを簡易な構成にて実現できる。
【0040】
加えて、前記袋本体1の底部13に空洞部14を形成していることで、袋本体1の製造するための材料を節約することが可能となり省資源化を図ることができる。更には、本実施形態のように、底部13の全てを空洞部14とすることにより底部13の構成を省くことで収納袋Bの製造を簡易化することも可能となる。
【0041】
更に、前記手提げ部21と前記支持部22とを一体に構成していることにより、簡易な構成にて前記手提げ部21と前記支持部22とを強固な構成とできる。
【0042】
また、前記手提げ部21を、前記袋本体1の底部13と対向する位置に設けていることにより、手提げ部21を引き上げる力を効率的に支持部22に伝達することが可能となる。
【0043】
更に、前記運搬補助体2を前記袋本体1から着脱可能としていることにより、廃棄などの際に分別することもできる。
【0044】
また、前記運搬補助体2の支持部22にて前記収納物を2箇所の位置にて支持していることで、収納物の支持を強固にすることが可能となる。
【0045】
加えて、前記袋本体1の底部13を新聞紙を四つ折りした寸法と略同様の寸法としていることにより、簡易且つ好適に古紙を収納しておくことが可能となる。
【0046】
更に、前記運搬補助体2の一部を分離可能とし、当該運搬補助体2を用いて前記収納物を結束することができるため、ハサミなどの刃物を用いなくとも運搬補助体2を結束に利用することができる。
【0047】
また、前記運搬補助体2を紐状部材にて構成していることにより、運搬補助体2を利用して収納物を結束し易い。
【0048】
加えて、前記袋本体1が折り畳み可能であるため、不使用時には邪魔にならないように折り畳んで収納しておくことができる。
【0049】
更に、前記袋本体1が紙製であるため、簡易且つ安価にて製作することが可能となる。
【0050】
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
【0051】
例えば、上記実施形態1においては、底部13に空洞部14を設けているが、有底としてもよい。また、底部13の一部のみを空洞部14とすることも考えられる。
【0052】
更には、上記実施形態1においては、紐状部材にて支持部22を構成しているが、当該支持部22を面材などにて構成し強化することも考えられる。また、手提げ部21と支持部22と連結部23を同様の紐状部材にて構成しているが、別途の部材にて構成してもよい。
【0053】
また、図8乃至図11の実施形態2に示すように、紐状部材2A、2Bを交差させた状態として収納物を結束してもよい。尚、上記実施形態1と同様の構成については、同じ符号を付している。具体的には、図9、図11に示すように、上記実施形態1とは異なり、交差させて結束できるように、袋本体1の上端から突出する長さが長寸の紐状部材同士を対向させるように構成する。実施形態2においては、運搬補助体2の一部、つまり、第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bを交差させた状態で結束できるように、運搬補助体2の分離位置や接合部25を構成する。そして、読み終わった新聞紙が溜まり廃品回収などに出す際には、図9に示すように、運搬補助体2の一部、つまり、第一の紐状部材2Aと第二の紐状部材2Bの接合部25を分離し図10に示すように、対角線上の紐状部材2A、2B同士を交差する状態で結び、収納物である新聞紙を結束する。実施形態2においては、図10に示すように、袋本体1の上端から突出する長さが短寸の紐状部材の近傍、つまり、収納物の隅部近傍位置に結び目がくるように結束する。
【0054】
更に、上記実施形態1や実施形態2においては、紐状部材2A,2Bの接合部25を剥がして運搬補助体2の一部を分離した状態において、紐状部材2A,2Bが袋本体1の上端から突出する長さを異ならせているが、全ての紐状部材2A,2Bの袋本体1の上端から突出する長さを同じ長さとしてもよい。
【0055】
また、上記実施形態1に示すように、対向する紐状部材2A,2B同士を平行になる状態で結束する結束方法と、実施形態2に示すように、紐状部材2A,2Bを交差させた状態で結束する結束方法のいずれの結束方法もできるように構成してもよい。具体的には、紐状部材2A,2Bの接合部25を剥がして運搬補助体2の一部を分離した状態において、袋本体1の上端から突出する紐状部材2A,2Bの長さを、いずれの結束方法もできる長さとなるように、紐状部材2A,2Bの長さや前記運搬補助体2の分離位置や接合部25を構成することが考えられる。
【0056】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0057】
B・・・収納袋
S・・・収納空間
1・・・袋本体
13・・・底部
14・・・空洞部
2・・・運搬補助体
21・・・手提げ部
22・・・支持部

(57)【要約】

【課題】収納袋の手提げ部の取り付けを強固なものとしながら、運搬の利便性も向上させた収納袋を提供する。【解決手段】内部に収納空間Sを形成した袋本体1と、袋本体1を運搬する際に利用する運搬補助体2とを有する収納袋Bにおいて、運搬補助体2が、使用者が手提げをする際に利用する手提げ部21と、手提げ部21と連続し、袋本体1の底部13に位置する支持部22とを具備し、支持部22が、収納空間Sに収納した収納物を支持する。


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