(54)【考案の名称】シート状時刻記録体及びこれを備える食品包装容器

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、時刻情報を記録するためのシート状時刻記録体及びこれを備える食品包装容器に関する。

【従来の技術】

【0002】
市場で流通する商品には、製品に関する様々な情報が表示されている。たとえば、家電製品であれば商品本体や包装紙等に製造者名、型番、製造番号、商品の説明等が表示されている。また、生鮮食料品等であれば包装紙やラベル等に商品名、製造者名、原材料名などの情報が表示されている。中でも製品の製造年月日や食品の賞味期限等の時刻情報は、製品や食品の品質を判断する上で重要である。
【0003】
ところで、例えば菓子、調味料、缶詰及びソース類等、開封前は長期間の保存が可能であるが、開封後は速やかに消費しないと品質が劣化してしまう食品も存在する。そのような食品では、製造年月日より開封日や開封時刻が重要であるため、食品包装用ラベル等の外装部に開封日や開封時刻等の時刻情報をペン等を使用せずに記録できれば便利である。
【0004】
実用新案登録3058367号公報には、食品の開封月日を記録することができるラベルの発明が開示されている。しかし、このラベルは開封月日を記録する部分が単に弱化線で囲まれているだけであるため、当該記録部分が非常にはがしにくく、ラベルに開封月日を記録する際に不便であるといった不都合がある。
【0005】
また、行政文書、裁判書類及び契約書類等、期日までに確実に処理する必要のある書類も存在する。上記書類について、起草日、応答日及び契約締結予定日等の時刻情報をペン等を利用せずに記録できれば便利である。
【0006】
従って、食品の開封日や書類の処理期限等の時刻情報を、ペン等を使用せずに簡易に記録できる構造を備える物品が求められている。
【0007】

【効果】

【0017】
以上説明したように、本考案に係るシート状時刻記録体及び上記シート状時刻記録体を備える食品包装容器によれば、ペン等を使用せずに時刻情報を簡易に記録でき、食品の衛生管理等に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本考案の一実施形態に係るシート状時刻記録体を示す平面図である。
【図2】図1のシート状時刻記録体を備える食品包装容器を示す斜視図である。
【図3】図1のシート状時刻記録体とは異なる形態に係るシート状時刻記録体を備えた食品包装容器を斜視図である。
【図4】図1及び図3のシート状時刻記録体とは異なる形態に係るシート状時刻記録体を示す平面図である。
【図5】図1、図3及び図4のシート状時刻記録体とは異なる形態に係るシート状時刻記録体を示す平面図である。
【図6】図1、図3、図4及び図5のシート状時刻記録体とは異なる形態に係るシート状時刻記録体を示す平面図である。

【0019】
以下、適宜図面を参照しつつ本考案の実施の形態を詳述する。
【0020】
(実施形態1)
図1のシート状時刻記録体1は略矩形状に形成されたシート状の形状を有し、帯状シート領域2とそれ以外の他のシート領域3から形成されている。
【0021】
当該シート状時刻記録体1の材質としては特に限定されないが、例えば紙、金属、ゴム、合成樹脂等が挙げられる。当該シート状時刻記録体1のサイズは特に限定されないが、例えば縦5cm、横15cmの長方形型等が挙げられる。また、当該シート状時刻記録体1の厚みは特に限定されないが、例えば0.5mm以下とすることができる。
【0022】
上記帯状シート領域2は、帯状に形成された一列の帯状領域である。上記帯状シート領域2の上辺は、当該シート状時刻記録体1の上側端縁と共通する。すなわち、上記帯状シート領域2の一辺である上辺は、上記他のシート領域3と接していない端辺4である。
【0023】
上記帯状シート領域2は、互いに隣接する26個の切り離しシート部5からなる。上記切り離しシート部5には、時刻表示記号9がそれぞれ表示されている。上記切り離しシート部5は略矩形状を有している。上記切り離しシート部5は、上記端辺4以外の三辺がいずれも弱化線6によって区画されている。
【0024】
上記弱化線6は強度的に弱化した線状の部分である。上記弱化線6は、弱い力をかけるだけで容易に切り取ることができる。上記弱化線6は直線状に形成されているが、曲線等により形成されていてもよい。上記弱化線6はミシン目加工により切り取りやすいよう形成されているが、厚みを薄く加工すること等により形成することもできる。
【0025】
上記他のシート領域3は、当該シート状時刻記録体1のうち上記帯状シート領域2以外の部分である。上記他のシート領域3は、時刻表示領域7を有する。上記他のシート領域3は、上記時刻表示領域7以外の領域に表示される情報等は特に限定されず、商品名、製造者名等の時刻情報以外の情報が記録されていてもよい。また、上記他のシート領域3は模様や色彩等のデザインが付されていてもよい。
【0026】
上記時刻表示領域7は、略矩形状に形成された一列の帯状領域である。上記時刻表示領域7は横方向の長さが上記帯状シート領域2と同じである。上記時刻表示領域7は、上記端辺4及び上記帯状シート領域2と並行に位置する。上記時刻表示領域7は、上記帯状シート領域2の端辺4と平行な辺と接する。
【0027】
上記時刻表示領域7は、月情報表示領域7A、十桁情報表示領域7B及び一桁情報表示領域7Cからなる。
【0028】
上記時刻表示領域7は、互いに隣接する26個の時刻表示シート部8からなる。上記時刻表示シート部8は略矩形状を有している。上記時刻表示シート部8には、時刻表示記号9がそれぞれ表示されている。
【0029】
上記時刻表示記号9は、1から12までの12個の数字記号9A、0から3までの4個の数字記号9B、及び1から0までの10個の数字記号9Cからなる。上記時刻表示記号9は、数字が同じ向き及び方向に並ぶよう、上述の順番で上記時刻表示シート部8に表示されている。ここで、数字記号9Aは月情報を表し、数字記号9Bは日情報の十桁部分を表し、数字記号9Cは日情報の一桁部分を表す。数字記号9A、数字記号9B及び数字記号9Cからそれぞれ1つの数字を選ぶことで、1月1日から12月31日までの任意の月日を一日単位で表すことができる。
【0030】
上記月情報表示領域7Aを構成する時刻表示シート部8には、数字記号9Aがそれぞれ表示されている。上記十桁情報表示領域7Bを構成する時刻表示シート部8には、数字記号9Bがそれぞれ表示されている。上記一桁情報表示領域7Cを構成する時刻表示シート部8には、数字記号9Cがそれぞれ表示されている。
【0031】
各切り離しシート部5及び各時刻表示シート部8は、水平方向の長さ及び個数が同一である。各時刻表示記号9が表示された各時刻表示シート部8に対し、各切り離しシート部5が一対一に対応する。すなわち、一つの時刻表示記号9は一つの時刻表示シート部8に表示される。また、一つの時刻表示記号9に対し一つの切り離しシート部5が対応する。
【0032】
当該シート状時刻記録体1に月日を記録する場合、記録したい月日に対応する時刻表示記号9が表示された3個の切り離しシート部5を、当該シート状時刻記録体1から剥がす。上記切り離しシート部5は、上記端辺4と隣接する三辺が弱化線6で形成されているため、上記端辺4に少しの力をかけるだけで、上記切り離しシート部5の全部を容易に剥がすことができる。この場合、剥がされた3個の切り離しシート部5は、当該シート状時刻記録体1から完全に切り離された状態にある。
【0033】
当該シート状時刻記録体1について、切り離された3個の切り離しシート部5の位置を確認し、次に各切り離しシート部5に対応する3個の時刻表示記号9を確認することにより、記録した月日を読み取ることができる。
【0034】
当該シート状時刻記録体1は、一方の側縁に帯状ののりしろ部10を備えている。上記のりしろ部10と当該シート状時刻記録体1の他方の側縁とが重なるよう接着することで、当該シート状時刻記録体1を筒状の形状とすることができる。すなわち、当該シート状時刻記録体1を筒状の食品包装容器等に備え付けることができる。
【0035】
(実施形態2)
図2の食品包装容器11は、食品を保存するための容器である。当該食品包装容器11は、本体部12と上記シート状時刻記録体1とを備えている。
【0036】
上記本体部12は、内部に食品を保存するための食品用容器の本体部分である。上記本体部12の材質は特に限定されないが、ポリエチレン、ガラス、紙等が挙げられる。上記本体部のサイズは特に限定されないが、例えば300mlの液体が封入できるサイズ等が挙げられる。上記本体部の厚みは特に限定されないが、例えば2mm以下とすることができる。
【0037】
当該食品包装容器11によれば、ペン等を用いずに簡易に時刻情報を確認することができる。例えば12月23日という月日を記録したい場合、月情報である「12」という数字記号9Aが記載された上記切り離しシート部5、日情報の十桁部分である「2」という数字記号9Bが記載された上記切り離しシート部5、及び日情報の一桁部分である「3」という数字表示9Cが記載された上記切り離しシート部5を、上記シート状時刻記録体1よりそれぞれ切り離す。
【0038】
当該食品包装容器11は、「12」、「2」及び「3」の3つの時刻表示記号6に対応する3つの切り離しシート部5のみが切り離されている。当該食品包装容器11において、切り離された上記各切り離しシート部5の位置を確認し、次に切り離された上記各切り離しシート部5に対応する時刻表示記号9を確認することにより、記録された月日である「12月23日」を確認することができる。
【0039】
(実施形態3)
図3の食品包装容器21は、食品を保存するための容器である。当該食品包装容器21は、本体部22とシート状時刻記録体23とを備えている。
【0040】
上記本体部22の材質及びサイズ及び厚みは、上記本体部12と同様である。
【0041】
上記シート状時刻記録体23は略矩形状に形成されたシート状の形状を有し、帯状シート領域24と他のシート領域25から形成されている。
【0042】
上記シート状時刻記録体23の材質、サイズ及び厚みは、上記シート状時刻記録体1と同様である。
【0043】
上記帯状シート領域24は、帯状に形成された二列の帯状領域であり、月情報用帯状シート領域24Aと日情報用帯状シート領域24Bとからなる。
【0044】
上記月情報用帯状シート領域24Aは、その上辺が上記シート状時刻記録体23の上側端縁と共通する。上記日情報用帯状シート領域24Bは、その下辺が上記シート状時刻記録体23の下側端縁と共通する。すなわち、上記月情報用帯状シート領域24Aの一辺である上辺及び上記日情報用帯状シート領域24Bの一辺である下辺は、上記他のシート領域25と接していない端辺26である。
【0045】
上記月情報用帯状シート領域24Aは、互いに隣接する12個の切り離しシート部27から形成された一列の帯状領域である。上記日情報用帯状シート領域24Bは、互いに隣接する14個の切り離しシート部27から形成された一列の帯状領域である。
【0046】
上記切り離しシート部27は略矩形状を有している。上記切り離しシート部27は、上記端辺26以外の三辺がいずれも弱化線28によって区画されている。
【0047】
上記弱化線28の構成及び効果は、上記弱化線6と同様である。
【0048】
上記他のシート領域25は、上記シート状時刻記録体23のうち上記帯状シート領域24以外の部分である。上記他のシート領域3は、時刻表示領域29を有する。上記他のシート領域3は、上記時刻表示領域29以外の領域に表示される情報等は特に限定されず、商品名、製造者名等の時刻情報以外の情報が記録されていてもよい。また、上記他のシート領域25は、模様や色彩等のデザインが付されていてもよい。
【0049】
上記時刻表示領域29は、略矩形状に形成された二列の帯状領域である。上記時刻表示領域29は横方向の長さが上記帯状シート領域24と同じである。上記時刻表示領域29は、上記端辺26及び上記帯状シート領域24と並行に位置する。上記時刻表示領域24は、上記帯状シート領域24の端辺26と平行な辺と接する。
【0050】
上記時刻表示領域29は、月情報表示領域29A及び日情報表示領域29Bからなる。上記月情報表示領域29A及び上記日情報表示領域29Bは、互いに並行である。
【0051】
上記月情報表示領域29Aは互いに隣接する12個の時刻表示シート部30からなる。上記日情報表示領域29Bは、互いに隣接する14個の時刻表示シート部30からなる。上記時刻表示シート部30は略矩形状を有している。上記時刻表示シート部30には、時刻表示記号31がそれぞれ表示されている。
【0052】
上記時刻表示記号31は、1から12までの12個の数字記号31A、0から3までの4個の数字記号31B、及び1から0までの10個の数字記号31Cからなる。上記時刻表示記号31は、数字が同じ向き及び方向に並ぶよう、上述の順番で上記時刻表示シート部30に表示されている。ここで、数字記号31Aは月情報を表し、数字記号31Bは日情報の十桁部分を表し、数字記号31Cは日情報の一桁部分を表す。数字記号31A、数字記号31B及び数字記号31Cからそれぞれ1つの数字を選ぶことで、1月1日から12月31日までの任意の月日を一日単位で表すことができる。
【0053】
上記月情報表示領域29Aを構成する時刻表示シート部30には、数字記号31Aがそれぞれ表示されている。上記日情報表示領域29Bを構成する時刻表示シート部30には数字記号31B及び数字記号31Cがそれぞれ表示されている。
【0054】
各切り離しシート部27及び各時刻表示シート部30は、水平方向の長さ及び個数が同一である。各時刻表示記号31が表示された各時刻表示シート部30に対し、各切り離しシート部27が一対一に対応する。すなわち、一つの時刻表示記号31は一つの時刻表示シート部30に表示される。また、一つの時刻表示記号31に対し、一つの切り離しシート部27が対応する。
【0055】
当該食品包装容器21に月日を記録する場合、記録したい月日に対応する時刻表示記号31が表示された3個の切り離しシート部27を、上記シート状時刻記録体23から剥がす。上記切り離しシート部27は、上記端辺26と隣接する三辺が弱化線28で形成されているため、上記端辺26に少しの力をかけるだけで、上記切り離しシート部27の全部を容易に剥がすことができる。この場合、剥がされた3個の切り離しシート部27は、上記シート状時刻記録体23から完全に切り離された状態にある。
【0056】
上記シート状時刻記録体23より剥がされた2個の切り離しシート部27の場所を確認し、剥がされた各切り離しシート部27の前後の数字を読み取ることにより、当該食品包装容器21に記録した月日を読み取ることができる。
【0057】
上記シート状時刻記録体23は、一方の側縁に帯状ののりしろ部32を備えている。上記のりしろ部32の構成及び効果は、上記のりしろ部10と同様である。
【0058】
(実施形態4)
図1のシート状時刻記録体41は略矩形状に形成されたシート状の形状を有し、帯状シート領域42とそれ以外の他のシート領域43から形成されている。
【0059】
当該シート状時刻記録体41の材質、サイズ及び厚みは、上記シート状時刻記録体1と同様である。
【0060】
上記帯状シート領域42は、帯状に形成された一列の帯状領域である。上記帯状シート領域42の上辺は、当該シート状時刻記録体41の上側端縁と共通する。すなわち、上記帯状シート領域2の一辺である上辺は、上記他のシート領域43と接していない端辺44である。
【0061】
上記帯状シート領域42は、互いに隣接する14個の切り離しシート部45からなる。上記切り離しシート部45には、時刻表示記号46がそれぞれ表示されている。上記切り離しシート部45は略矩形状を有している。上記切り離しシート部45は、上記端辺と隣接する二辺がいずれも弱化線47によって区画されており、上記端辺44と並行な一辺は何ら加工がされていない。
【0062】
上記弱化線47の構成及び効果は、上記弱化線6と同様である。
【0063】
上記他のシート領域43は、当該シート状時刻記録体41のうち上記帯状シート領域42以外の部分である。上記他のシート領域43に表示される情報等は特に限定されず、商品名、製造者名等の時刻情報以外の情報が記録されていてもよい。また、上記他のシート領域43には、模様や色彩等のデザインが付されていてもよい。
【0064】
上記時刻表示記号46は、AM、PMという2個の文字表示46A、及び1から12までの12個の数字表示46Bからなる。上記時刻表示記号46は、文字又は数字が同じ向き及び方向に並ぶよう、上述の順番で上記切り離しシート部45に表示されている。ここで、AMは午前を表し、PMは午後を表し、1から12までの数字は時間を表す。上記文字表示46Aから1つの文字を選び、上記数字表示46Bから1つの数字を選ぶことで、午前1時から午後12時までの任意の時間を1時間単位で表すことができる。
【0065】
当該シート状時刻記録体41に時刻を記録する場合、記録したい時刻に対応する時刻表示記号46が表示された2個の切り離しシート部45を、当該シート状時刻記録体41から剥がす。上記切り離しシート部45は、上記端辺44と隣接する二辺が弱化線47で形成されているため、上記端辺44に少しの力をかけるだけで上記二辺を容易に切り取ることができる。この場合、剥がされた2個の切り離しシート部45は、上記端辺44と並行な一辺によって当該シート状時刻記録体41と接続した状態にある。
【0066】
当該シート状時刻記録体41より剥がされた2個の切り離しシート部45の場所を確認し、剥がされた各切り離しシート部45の前後の数字を読み取ることにより、記録した時刻を読み取ることができる。
【0067】
当該シート状時刻記録体41は、一方の側縁に帯状ののりしろ部48を備えている。のりしろ部48の構成及び効果は、上記のりしろ部10と同様である。
【0068】
(実施形態5)
図5のシート状時刻記録体51は略矩形状に形成されたシート状の形状を有し、帯状シート領域52とそれ以外の他のシート領域53から形成されている。
【0069】
当該シート状時刻記録体51の材質、サイズ及び厚みは、上記シート状時刻記録体1と同様である。
【0070】
上記帯状シート領域52は、帯状に形成された一列の帯状領域である。上記帯状シート領域52の上辺は、当該シート状時刻記録体51の上側端縁と共通する。すなわち、上記帯状シート領域52の一辺である上辺は、上記他のシート領域53と接していない端辺54である。
【0071】
上記帯状シート領域52は、互いに隣接する14個の切り離しシート部55からなる。上記切り離しシート部55は略矩形状を有している。上記切り離しシート部55は、上記端辺54以外の三辺がいずれも弱化線56により区画されている。
【0072】
上記弱化線56の構成及び効果は、上記弱化線6と同様である。
【0073】
上記他のシート領域53は、当該シート状時刻記録体51のうち上記帯状シート領域52以外の部分である。上記他のシート領域53は、時刻表示領域57を有する。上記他のシート領域53は、上記時刻表示領域57以外の領域に表示される情報等は特に限定されず、商品名、製造者名等の時刻情報以外の情報が記録されていてもよい。また、上記他のシート領域53は、模様や色彩等のデザインが付されていてもよい。
【0074】
また、上記時刻表示領域57は、略矩形状に形成された一列の帯状領域である。上記時刻表示領域57は横方向の長さが上記帯状シート領域52と同じである。上記時刻表示領域57は、上記端辺54及び上記帯状シート領域52と並行に位置する。上記時刻表示領域57は、上記帯状シート領域52の端辺54と平行な辺と接する。
【0075】
上記時刻表示領域57は、互いに隣接する14個の時刻表示シート部58からなる。上記時刻表示シート部58は略矩形状を有している。上記時刻表示シート部58には、時刻表示記号59がそれぞれ表示されている。
【0076】
上記時刻表示記号59として、AM、PMという2個の文字表示59A、及び1から12までの12個の数字表示59Bが含まれる。上記時刻表示記号59は、文字又は数字が同じ向き及び方向に並ぶよう、上述の順番で上記時刻表示シート部58に配置されている。ここで、AMは午前を表し、PMは午後を表し、1から12までの数字は時間を表す。文字表示から1つの文字を選び、数字表示から1つの数字を選ぶことで、午前1時から午後12時までの任意の時間を1時間単位で表すことができる。
【0077】
各切り離しシート部55及び各時刻表示シート部58は、水平方向の長さ及び個数が同一である。各時刻表示記号59が記載された各時刻表示シート部58に対し、各切り離しシート部55が一対一に対応する。すなわち、一つの時刻表示記号59は一つの時刻表示シート部58に表示される。また、一つの時刻表示記号59に対し、一つの切り離しシート部55が対応する。
【0078】
当該シート状時刻記録体51に時刻を記録する場合、記録したい時刻が表示された時刻表示記号59に対応する2個の切り離しシート部55を、当該シート状時刻記録体51から剥がす。上記切り離しシート部55は、上記端辺以外の三辺がいずれも弱化線56により区画されているため、上記端辺54に少しの力をかけるだけで、上記切り離しシート部55の全部を容易に切り取ることができる。この場合、剥がされた2個の切り離しシート部55は、当該シート状時刻記録体51から完全に切り離された状態にある。
【0079】
当該シート状時刻記録体51より剥がされた2個の切り離しシート部55の場所を確認し、剥がされた各切り離しシート部55の前後の数字を読み取ることにより、記録した時刻を読み取ることができる。
【0080】
当該シート状時刻記録体51は、一方の側縁に帯状ののりしろ部60を備えている。のりしろ部60の構成及び効果は、上記のりしろ部10と同様である。
【0081】
(実施形態6)
図4のシート状時刻記録体61は略矩形状に形成されたシート状の形状を有し、帯状シート領域62とそれ以外の他のシート領域63から形成されている。
【0082】
当該シート状時刻記録体61の材質、サイズ及び厚みは、上記シート状時刻記録体1と同様である。
【0083】
上記帯状シート領域62は略矩形状に形成された帯状領域であり、月情報用帯状シート領域62A、十桁情報用帯状シート領域62B、一桁情報用帯状シート領域62Cからなる。
【0084】
上記帯状シート領域62は、当該シート状時刻記録体61の横側端辺とそれぞれ並行となるよう、三列に配置されている。上記帯状シート領域62は、当該シート状時刻記録体61の端縁とは離間して設けられている。
【0085】
当該シート状時刻記録体61において、各帯状シート領域62の一の横側側辺が切り欠かれている。この切り欠き部64は、当該シート状時刻記録体61に設けられた略矩形状の孔であり、上記帯状シート領域62と水平方向の同じ方向にそれぞれ隣接するよう、3列に配置されている。上記切り欠き部64は、縦方向の長さが上記帯状シート領域62と等しい。上記切り欠き部64は、当該シート状時刻記録体61の端縁とは離間して設けられている。
【0086】
上記帯状シート領域62は、一辺が上記切り欠き部64と接する。すなわち上記帯状シート領域の当該辺は、上記他のシート領域63と接していない端辺65である。
【0087】
上記月情報用帯状シート領域62Aは、互いに隣接する12個の切り離しシート部66から形成された一列の帯状領域である。十桁情報用帯状シート領域62Bは、互いに隣接する4個の切り離しシート部66から形成された一列の帯状領域である。一桁情報用帯状シート領域62Cは、互いに隣接する10個の切り離しシート部66から形成された一列の帯状領域である。
【0088】
上記切り離しシート部66は略矩形状を有している。上記切り離しシート部66は、上記端辺65以外の三辺がいずれも弱化線67によって区画されている。
【0089】
上記弱化線67の構成及び効果は、上記弱化線6と同様である。
【0090】
上記他のシート領域63は、当該シート状時刻記録体61のうち上記帯状シート領域62以外の部分である。上記他のシート領域63は、時刻表示領域68を有する。上記他のシート領域63に表示される情報等は特に限定されず、商品名、製造者名等の時刻情報以外の情報が記録されていてもよい。また、上記他のシート領域63は、模様や色彩等のデザインが付されていてもよい。
【0091】
上記時刻表示領域68は帯状に形成された三列の帯状領域であり、月情報表示領域68A、十桁情報表示領域68B及び一桁情報表示領域68Cからなる。
【0092】
上記月情報表示領域68Aは、互いに隣接する12個の時刻表示シート部69から形成された一列の帯状領域である。上記十桁情報表示領域68Bは、互いに隣接する4個の時刻表示シート部69から形成された一列の帯状領域である。上記一桁情報表示領域68Cは、互いに隣接する10個の時刻表示シート部69から形成された一列の帯状領域である。
【0093】
上記時刻表示領域68は縦方向の長さが上記帯状シート領域62と同じである。上記時刻表示領域68は、上記端辺65と並行に位置する。上記時刻表示領域68は、上記帯状シート領域62の端辺65と平行な辺と接する。
【0094】
上記時刻表示シート部69は略矩形状を有している。上記時刻表示シート部69には、時刻表示記号70がそれぞれ表示されている。
【0095】
上記時刻表示記号70は、1から12までの12個の数字記号70A、0から3までの4個の数字記号70B、及び1から0までの10個の数字記号70Cからなる。上記時刻表示記号70は、数字が同じ向き及び方向に並ぶよう、上述の順番で上記時刻表示シート部69に表示されている。ここで、数字記号70Aは月情報を表し、数字記号70Bは日情報の十桁部分を表し、数字記号70Cは日情報の一桁部分を表す。数字記号70A、数字記号70B及び数字記号70Cからそれぞれ1つの数字を選ぶことで、1月1日から12月31日までの任意の月日を一日単位で表すことができる。
【0096】
上記月情報表示領域68Aを構成する時刻表示シート部69には、数字記号70Aがそれぞれ表示されている。上記十桁情報表示領域68Bを構成する時刻表示シート部69には、数字記号70Bがそれぞれ表示されている。上記一桁情報表示領域68Cを構成する時刻表示シート部69には、数字記号70Cがそれぞれ表示されている。
【0097】
各切り離しシート部66及び各時刻表示シート部69は、縦方向の長さ及び個数が同一である。各時刻表示記号70が表示された各時刻表示シート部69に対し、各切り離しシート部66が一対一に対応する。すなわち、一つの時刻表示記号70は一つの時刻表示シート部69に表示される。また、一つの時刻表示記号70に対し、一つの切り離しシート部66が対応する。
【0098】
当該シート状時刻記録体61に月日を記録する場合、記録したい月日に対応する3個の切り離しシート部66を、当該シート状時刻記録体61から剥がす。上記切り離しシート部66は、一辺が切り欠き部64に接した端辺65であり、他の三辺が弱化線67によって区画されている。上記切り離しシート部66の上記端辺65に少しの力をかけるだけで上記切り離しシート部66の全部を容易に剥がすことができる。
【0099】
当該シート状時刻記録体61について、切り離された3個の切り離しシート部66の位置を確認し、次に各切り離しシート部66に対応する3個の時刻表示記号70を確認することにより、記録した月日を読み取ることができる。
【0100】
当該シート状時刻記録体61は、一方の側縁に帯状ののりしろ部71を備えている。のりしろ部71の構成及び効果は、上記のりしろ部10と同様である。
【0101】
本考案のシート状時刻記録体は上述した筒状形状として用いられるものに限定されるものでなく、平面に貼り付ける形態や凹凸のある球面に貼り付ける形態等として用いることも出来る。また、本考案のシート状時刻記録体は、食品容器等に限らず、包装容器、製品の表面印刷等に用いることができる。
【0102】
本考案のシート状時刻記録体は、例えば、公知の他のラベル、食品包装等と組み合わせて用いることが出来る。また、本考案のシート状時刻記録体は、食品包装容器の本体に巻き付ける形態に限定されず、食品包装容器を入れるパッケージに貼り付ける形態や、食品包装容器を収納した冷蔵庫等に貼り付ける形態等でも用いることができる。
【0103】
本考案のシート状時刻記録体の用途は食品の時刻情報の記録に限定されず、例えば書類の起草日、応答日及び契約締結日等の時刻情報の記録等にも用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0104】
以上のように、本考案のシート状時刻記録体及び上記シート状時刻記録体を備える食品包装容器は、ペン等を使用せず時刻情報を簡易に記録するために好適に用いられる。
【0105】
1 シート状時刻記録体
2 帯状シート領域
3 他のシート領域
4 端辺
6 弱化線
7 時刻表示領域
11 食品包装容器
12 本体部
21 食品包装容器
22 本体部
23 シート状時刻記録体
24 帯状シート領域
25 他のシート領域
26 端辺
28 弱化線
29 時刻表示領域
41 シート状時刻記録体
42 帯状シート領域
43 他のシート領域
44 端辺
47 弱化線
51 シート状時刻記録体
52 帯状シート領域
53 他のシート領域
54 端辺
56 弱化線
57 時刻表示領域
61 シート状時刻記録体
62 帯状シート領域
63 他のシート領域
64 切り欠き部
65 端辺
67 弱化線
68 時刻表示領域

(57)【要約】

【課題】ペン等を用いずに時刻情報を簡易に記録可能なシート状時刻記録体を提供する。【解決手段】本シート状時刻記録体1は、帯状シート領域2とそれ以外の他のシート領域3とからなり、帯状シート領域の少なくとも一辺が他のシート領域と接していない端辺であり、帯状シート領域が弱化線6を介して連結された複数の略矩形状の切り離しシート部からなり、各切り離しシート部の少なくとも三辺が上記端辺又は弱化線からなり、各切り離しシート部に、又は、各切り離しシート部に対応する他のシート領域に、時刻表示記号がそれぞれ表示されている。シート状時刻記録体は、端辺と他のシート領域との間が切り欠かれていることが好ましい。シート状時刻記録体は、2列以上の帯状シート領域を有することが好ましい。シート状時刻記録体は、各切り離しシート部の四辺が端辺又は弱化線からなることが好ましい。


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