(54)【考案の名称】ツインヘッダー型XY加工機。

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
段ボール板等の板状材料に押罫、溝加工、切削、切断等の加工を行う工作機械に関する。

【従来の技術】

【0002】
定尺の厚紙や段ボール板を加工して箱等を作るには、折り曲げるところには押罫を施し、所定の形状にカットした後、はずして組み立てる工程を採る。この工程を採るために行われている方法の一つに、XYプロッターを使用し、工具を取り付けたヘッダーを、X軸、Y軸方向に独立に動かし、罫引をしたり、所定の形状に切り抜いたりする方法がある。
【0003】
材料を載せる作業台の長手方向をX軸、短手方向をY軸とすると、X軸方向をまたぐようにY軸方向を向いたコの字形をした横桁を、両端を支えて作業台から一定高さに浮かせてセットし、横桁は駆動装置によりX軸方向を自由に動けるようにしてある。
【0004】
そしてその横桁に積載してあるヘッダーは横桁に沿って、つまりY軸方向でやはり駆動装置を使い自由に動けるようにしてあり、それらXY両方向の動きを連動させることにより、材料上を所定の軌跡を描きながら動けるようになっている。ヘッダーに適切な工具をセットすることにより、罫引したり、カットしたりして、折り畳んで箱等をこしらえるための抜き板を製造することができる。
【0005】
一定の水準の製品ができるようになってくると、次に起こってくる要求は作業効率の向上である。その一つは製作時間の短縮である。そのためにはX軸、Y軸方向の移動速度を上げることも一つの方法であるが、それには駆動装置の高速化、大型化を伴うので機構的に限界がある。
【0006】
そこで考えだされたのが、ヘッダーを複数にし、平行して別々の加工を進行させて、作業能率を向上させようというアイデアである。2本の横桁とヘッダーを持ったサンプルカッターが提案されている。

【効果】

【0013】
上記考案によれば、2つのヘッダーが工具の取替えをすることなく、別々の工作を同時進行で行うので作業能率は著しく向上する。かつ切削等の作業は途切れることなく、スムーズに繋がった切削が行われる。また小型の加工物の場合は2箇所で別々の作業が行えるので作業効率は向上する。

(57)【要約】

【課題】 XYプロッターの横桁・ヘッダーを2台併置し、それぞれを独立してX軸、Y軸方向に動かして工作を行えるXY加工機を使用し、罫引、カット等が途切れることなく連続してスムーズに製品を製造できる機械を、あるいは小さな製品の場合、2箇所別々に同時進行で作業が行える機械を提供する。【解決手段】 XYプロッターのX軸をまたぐようにコの字形の横桁を2本向かい合わせるような形で渡し、それぞれにヘッダーを積載し、その横桁は駆動装置を使ってX軸方向を移動でき、ヘッダーは横桁に沿ってY軸方向をやはり別の駆動装置により動けるようになっており、それぞれの横桁はX軸方向の両端に待機場所が設けてある。それらの横桁・ヘッダーの駆動装置は本機に接続してあるパソコンの指令に基づいて動かされるが、それぞれのヘッダーに必要な加工を行う工具、例えば罫引加工と切削加工用の工具を取り付け、パソコンからは別々の指令を出して別々の動作を行う。この場合それぞれの動作は、お互いの動作を干渉しないで回避するようなプログラムの設定にしておく。


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