(54)【考案の名称】伴奏機能を有する携帯装置

(73)【実用新案権者】盟訊實業股▲ふん▼有限公司

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は伴奏機能を有する携帯装置に関し、特に、遠隔通信能力を有する手持式機器、その手持式機器としては、携帯電話(mobile phone)と、携帯端末電話(PDA phone)と、第三世代携帯電話(3G phone)あるいは他の同等効果を有する携帯電話とを含み、それらの手持式機器は手持式機器本来の機能と音楽再生機能とも有しながら、伴奏機能を兼ね備える携帯装置の構造に関する。

【従来の技術】

【0002】
使用機能について日進月歩の今日においては、普通の基本機能を持つ遠隔通信機能のほかに、さらに音楽再生、カメラ、伴奏機能を備えた従来の携帯電話(例えばHandset,PDA,3G phone…などがある)が続々と製造されている。
そして、その従来の携帯電話により伴奏機能を実行するために、予め伴奏用音楽を、インターネットを介して各受信端末に発信してから、再生指令を起動してカラオケのような伴奏目的を到達する従来の技術が開示されている。
携帯電話の中に1つの独立した回路、または伴奏機能専用の回路セットや集積回路(IC)セットなどをさらに配設される従来の技術は、背景音楽と、伴奏映像および歌詞字幕などの機能を備えるが、そのような伴奏機能専用の回路を採用した場合には、普通の携帯電話に対し、多数量のICが必要となるために低価格化が非常に困難であり、携帯電話の軽薄短小の要求への実用化も容易ではない。
【0003】
さらに、上記した従来の技術においては、伴奏機能を実行する場合、使用者自身が歌を歌っている時には自分しか聞くことができず、自分の歌う声を背景音楽に併せて遠隔端末にある別の通信端末機に伝送できないことから友達に聞かせることができない。
こうして歌うことに熱中する人に対し、相手の聞きたい曲を聞かせて喜びを分かち合える娯楽効果が欠けている。
【考案が解決しようとする課題】
【0004】
以上の従来の伴奏機能を有する携帯装置の欠点を鑑み、本考案は、斬新な伴奏機能を有する携帯装置を提供することを目的としている。前記目的を達成するため、本考案者による当該分野における長年にわたる製造と設計経験から本考案を完成させるに至った。
【0005】
本考案は上記のような従来の問題点を解消し得る携帯装置を提供することを主要な目的とするものであって、本来の可動式通信および音楽再生回路において、少なくとも1つのミキサーを追加し、そしてそのミキサーを組み合わせる簡単な回路も追加して機能の切換えに用いる。それにより、使用者は自由にカラオケのような伴奏機能を実行するか否かを選択でき、さらにスピーカーより伴奏の歌う声を放送するか、あるいは該携帯装置を介して遠隔端末に発信するかを選択できる。また、その伴奏の歌う声を編集機能や他の必要な機能に応じられるようにメモリ内に記憶させておいてもよい。
【0006】
本考案は便利性と実用性を向上できる携帯装置を提供することを別の目的とするものであって、短距離伝送モジュールを設け、使用することから、有線マイクの線につまずくことを避けることができ、それに外部スピーカーを介してより好ましい音質で再生できる効果が得られる。

【効果】

【0012】
上記の構造を使用する場合によれば、携帯装置内に記憶した歌曲は従来の音楽再生モジュールにより再生している状態で、音路切換えモジュールを介して出力する音声周波数信号を直接に放送するか否かを選択し、あるいは、使用者自身の歌う声をミキサー内に同時に入力して混合処理を行うことを選択して、カラオケのような効果を奏する。また、混合処理を行った後の伴奏の歌う声は、音声受信回路あるいは/および音声再生回路に伝送することを選択して、スピーカーより直接に放送してもよい。さらに、該携帯装置の遠隔通信モジュールを介して他の通信端末機に受信し、この通信端末機の使用者に聞かせることができる。また、該携帯装置の録音機能によりメモリ内に記憶しておき、その後に着信音の音楽として使用したり音楽編集機能により音楽ファイルとして編集して再生することに用いる。
【0013】
そのほかに、上記の携帯装置の構造において、短距離伝送モジュールおよび音路切換えモジュールをさらに併設してもよい。携帯装置と整合するヘッドセット/マイクとの間に無線音声周波数信号を互いに伝送できるように短距離伝送モジュールを通過するかどうかを制御し、音声周波数信号を受信するか、短距離伝送モジュールを通過するかどうかを制御し、音声周波数信号を出力する。
【0014】
上記した構造によれば、該携帯装置は使用者自身の歌う声を無線マイクを介して空中を経由し、音声受信回路に伝送することができ、音声通信、録音や伴奏などの効果を奏する。また、音声再生回路から出力する音声周波数信号を無線ヘッドセットあるいは外部スピーカーに伝送するため、より澄んだ聴覚的効果と再生品質が得られ、有線伝送や従来の手持式携帯電話などの不便を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】従来の携帯電話の回路ブロック図である。
【図2】本考案の1つの実施例による回路ブロック図である。
【図3】本考案の別の実施例による回路ブロック図である。
【図4】図3の回路ブロックを使用する状態を示す概略図である。
【図5】本考案のさらに別の実施例による一部回路ブロック図である。

【0016】
まず、図1に示す従来の携帯電話の回路ブロック図を参照し、該携帯電話は少なくともマイクロプロセッサ10(CPU)と、遠隔通信モジュール20および音楽再生モジュール30からなる。
【0017】
該マイクロプロセッサ10は、制御ユニット111と、情報処理ユニット112と、音声信号処理ユニット113とを含む。該制御ユニット111は例えばメモリ12と、キーボード13(機械式キーボードまたはタッチパネルを含む。)と、ディスプレー(LCD)14と、通信送受信ユニット15(GSM/GPRS/3G/W−CDMA/EDGE…のいずれかまたはそれらの組み合せからなる通信システムである。)と、信号伝送インターフェース16(I/Oポート)と、マイク17やスピーカー18などの組立部品との電気的に接続することや制御することができる主要な素子である。該情報処理ユニット112はアナログ信号とデジタル信号の符号・復号器であってもよい。また、該音声信号処理ユニット113は音声周波数信号とデジタル信号の符号・復号器であってもよい。音声信号処理ユニット113は情報処理ユニット112およびMP3あるいはMP4や3GPなどの形式の音楽ファイルを支援する。そして該マイクロプロセッサ10は例えば、インターネット接続、カメラや翻訳などの他の機能のオブジェクトをさらに含んでもよい。その他の機能および構造は本考案に着目すべき点ではないため、図を省略する)。
【0018】
続いて図2に示す本考案による回路ブロック図を参照する。
【0019】
図2において、該遠隔通信モジュール20は、アンテナ19とマイクロプロセッサ10の情報処理ユニット112との間に接続される通信送受信モジュール15を含み、遠距離通信メッセージの発信と受信に用いる。
【0020】
該音楽再生モジュール30はマイク17/スピーカー18とマイクロプロセッサ10の制御ユニット111との間に接続される音声信号処理ユニット113を含み、スピーカー18より生成した音声あるいは音楽を放送し、または、マイク17より受信した音声あるいは音楽を装置内に入力して処理を行い、編集、歌曲選択、再生や録音などの機能を有する。
【0021】
該音声信号処理ユニット113はマイク17の音声受信回路101に接続し、スピーカー18の音声再生回路102との間には効果音制御モジュール40が接続されている。該効果音制御モジュール40内には少なくとも1つのミキサー41(あるいは多チャンネルのミキサー)を有し、かつ1つの音路切換えモジュール50が設けられ、効果音制御モジュール40の音声周波数信号の入力と出力を制御し、そして音声信号処理ユニット113より出力するか、マイク17に入力した2つの音声周波数信号をミキサー41内に混合処理を行うかを選択することができる。また、混合処理を行う場合には、混合処理を行った信号を音声受信回路101あるいは/および音声再生回路102に伝送することを選択することができる。
【0022】
本実施例に係る音路切換えモジュール50は上記したように、ミキサー41の2つの入力端がそれぞれ音声受信回路101および音声再生回路102と接続する接続点の上に選択スイッチ51,52が設けられる。この2つの選択スイッチ51,52により、音声受信回路101に受信した音声周波数信号および音声再生回路102より出力して音声周波数信号を併せてミキサー41内に入力して混合作業を行うことを選択してもよい。また、ミキサーを経由しないで音声信号処理ユニット113およびスピーカー18に直接に伝送して、普通の無線通信あるいは音楽再生の作業を行うことを選択してもよい。さらに、その2つの選択スイッチのうちの選択スイッチ52は音声再生回路102より出力した音声周波数信号をスピーカー18とミキサー41に同時に提供できるように制御する機能を持ってもよい。それにより音声周波数信号を混合する前に伴奏となる背景音楽を聞けて、より好ましい伴奏効果と効果を奏する。そのほかに、選択スイッチ53をミキサー41の入力端に設け、その選択スイッチ53により出力する混合信号を音声再生回路102あるいは/および音声受信回路101に伝送することを選択する。上記したような選択スイッチ51,52と53は例えばプログラムで制御するか、指定された機能キーで選択できるようにすることができる。
【0023】
上記のような携帯装置(携帯電話)を使用する場合、キーボード13あるいは指定された機能キー(例えば「#」や「*」あるいは他の数字コード、またはこれらに関連した組み合せ)で信号を入力して操作させるとともにマイクロプロセッサ10内に内蔵した管理プログラムの設定に基づいて制御する。それにより、その携帯装置は音楽ファイルに対し、編集、再生や伴奏などの機能を有するとともに、操作メッセージと結果をディスプレー14の上に表示させる。また、音声受信回路101と音声再生回路102は、出力する音声周波数信号と受信する音声周波数信号をより清らかなにするために、信号増幅器やフィルターなどの整合回路をそれぞれ設けることができる。
【0024】
上記した通り、携帯装置内に記憶した歌曲は既存音楽再生モジュール30により再生を実行している状態で、音路切換えモジュール50を介して出力する音声周波数信号を直接にスピーカー18に放送するか否かを選択し、あるいは/および使用者自身の歌う声をマイク17により収録した歌う声をミキサー41内に同時に入力して混合処理を行うことを選択して、カラオケのような効果を奏する。また、混合処理を行った後の伴奏の歌う声は、音声受信回路101あるいは/および音声再生回路102に伝送することを選択して、スピーカー18より直接に放送してもよい。さらに、音声受信回路101を経由して該携帯装置の遠隔通信モジュール20を介して他の通信端末機90に受信し、この通信端末機90の使用者に聞かせることができる。(図4に示すように該通信端末機90には音楽再生モジュールは必ずしも必要ではなくても直接に聞かせることができる。)また、該携帯装置の既存録音機能によりメモリ12内に記憶しておき、その後に着信音の音楽として使用したりや音楽編集機能により音楽ファイルとして編集し、記憶して再生するに用いる。
【0025】
続いて図3(説明の便宜上、図3では、一部の従来の構造を省略している)を参照し、図3に示すように、本考案の別の実施例においては、短距離伝送モジュール60および音路切換えモジュール70をさらに併設してもよい。その短距離伝送モジュール60は音声受信回路101のマイク17近接側に電気的に接続する受信ユニット61と、音声再生回路102のスピーカー18近接側に電気的に接続する発信ユニット62とを含む。音路切換えモジュール70により短距離伝送モジュール60を通過するかどうかを制御し、音声周波数信号を受信するか、短距離伝送モジュール60を通過するかどうかを制御し、音声周波数信号を出力する。該携帯装置と整合できる無線ヘッドセット/無線マイク80(例えばブルートゥース(登録商標)や無線周波などのシステム)との間に互いに信号を伝送する。
【0026】
そのほかに、上記したような短距離伝送モジュー60が無線周波システムを使用し、メッセージを伝送する場合、信号を伝送する時の時間遅延と補償問題を解消できるように短距離伝送モジュー102からミキサー41との間に遅延補償器45が設けられる。
【0027】
また、図3に示すように、音路切換えモジュール70は短距離伝送モジュール60の受信ユニット61と音声受信回路101と接続する接続点に、発信ユニット62と音声再生回路102と接続する接続点にそれぞれ選択スイッチ71,72が設けられる。それにより、音路切換えモジュール70は音声を受信したり、放送したり(人が聞こえる声)できるように無線ヘッドセット/無線マイク80を使用するか、該携帯装置に内蔵したマイク17とスピーカー18を使用するかを選択できる。上記したような選択スイッチ71,72は例えばプログラムで制御するか、指定された機能キーを使用するか、あるいは機械式操作で選択できるようにすることができる。
【0028】
上記した構造と図4に示すような構造によれば、使用者が伴奏機能を実行する場合には、使用者自身の歌う声を無線ヘッドセット/無線マイク80を介して空中を経由し、音声受信回路101に伝送することができ、また、音声通信、録音や伴奏などの効果を奏することができるように音声再生回路102から出力する音声あるいは音楽が聴ける。さらに、音声再生回路102から出力する音声周波数信号を無線ヘッドセット/無線マイク80あるいは外部スピーカーに伝送し、再生することができ、より澄んだ聴覚的効果と再生品質が得られ、および有線伝送および手持式携帯電話の不便を避けることができる。
【0029】
前記したように信号を無線ヘッドセット/無線マイク80のうちのイヤホンあるいは別の外部スピーカーに発信する短距離伝送モジュール60は、同一操作周波数の発信ユニットあるいは異なる周波数である2つの独立発信ユニットのいずれでもよい。
【0030】
さらに、図5に示すさらに別の実施例による一部回路ブロック図を参照すると、音声信号処理ユニット113とマイク17/スピーカー18との間に接続している効果音制御モジュール40は、その歌曲のオリジナル歌手の声と背景音楽と分離させ、背景音楽のみを保留してミキサー41に伝送し、使用者自身の歌う声を混合できるために音声再生回路102からミキサー41の1つの入力端との間に音声分離器42を回路で直列接続している。該音声分離器42はマイクロプロセッサ10と組み立てられ単一トランジスタとして設け、または、ミキサー41と組み立てられ単一トランジスタとして設けることもできる。あるいは、音声分離器42と、マイクロプロセッサ10と、ミキサー41とはそれぞれに独立した部件であってもよい。より高い音階の音声信号を制御効果があるように音階変調器43を音声分離器42の出力端に直列接続する。そのほかに、伴奏機能を実行する時の人の声の音声周波数信号がエコー効果が得られ、当該製品の伴奏効果を向上させるようにエコー生成器44を音声受信回路101からミキサー41の別の入力端の回路に直列接続する。該エコー生成器44はミキサー41と組み立てられ単一トランジスタとしてもよい、あるいはエコー生成器44と、ミキサー41とはそれぞれに独立した部件であってもよい。
【0031】
以上は、本考案を実施するための最良の形態の項においてなした具体的な実施態様および実施例は、あくまでも、本考案の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本考案の権利範囲に制限を加わるものではない。よって、本考案の権利範囲および明細書の内容による効果等の変化や変更はなお本考案の範囲に含まれるものとする。
【0032】
10:マイクロプロセッサ
20:遠隔通信モジュール
30:音楽再生モジュール
40:効果音制御モジュール
50、70:音路切換えモジュール
60:短距離伝送モジュール
80:無線ヘッドセット/無線マイク
90:通信端末機
12:メモリ
13:キーボード
14:ディスプレー
15:通信送受信ユニット
16:信号伝送インターフェース
17:マイク
18:スピーカー
19:アンテナ
41:ミキサー
42:音声分離器
43:音階変調器
44:エコー生成器
45:遅延補償器
51、52、53:選択スイッチ
61:受信ユニット
62:発信ユニット
71、72:選択スイッチ
101:音声受信回路
102:音声再生回路
111:制御ユニット
112:情報処理ユニット
113:音声信号処理ユニット

(57)【要約】

【課題】伴奏機能を有する携帯装置を提供する。【解決手段】本伴奏機能を有する携帯装置は、マイクロプロセッサ10と、遠隔通信モジュール20と、音楽再生モジュール30および短距離伝送モジュールを含む。携帯装置内に記憶した歌曲を再生させた時、直接再生を選択するか、あるいは音声分離器を介して歌う声と音楽とを分離する。分離した後の音楽と使用者自身の歌う声を合わせてミキサー41に入力し、処理を行い、かつ混合した後の歌曲を直接にスピーカー18より放送するか、あるいは遠隔端の別の通信端末機より放送するかを選択でき、カラオケのような伴奏効果を達成する。また、メモリ12内に記憶しておき、その後に着信の音楽として使用や再生に用いる。


【パテントレビュー】

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【インターネット特許番号リンク】

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