(54)【考案の名称】粘度細工に用いる型押しプレート

(73)【実用新案権者】株式会社モナミジャパン

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】 図2

【概要説明】

【分野】

【0001】
本願考案は、小児が粘土などを使って動植物などの模様や文字を型押しして遊びながら
知識を習得しつつ情操を涵養できる型押しプレートに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
通常、幼稚園児、保育園児などの幼児が粘度細工をするときは種々の素材で形成され幅広のまな板に似た作業板などが使用することが多い。 この作業板は、床や地面においてその上で、粘土をこねたり、押し型を使っていろいろなかたどりをするなどの粘度細工をする。 そして、粘土細工を始めるには、台板(作業板)、粘土はもちろん押し型、ヘラなどを準備する必要がある。これらは、通常別個にしまってあるから、その場所から必要なものを取り出してきて用意することになる。
【0003】
したがって、粘土細工の終了時には、台板(作業板)、粘土はもちろん、ヘラ、こね棒、押し型などの種々のものを、別途の場所にしまうことになる。このため、家庭ではもちろん、幼稚園、保育園などでも粘土細工用として、作業板、粘土、粘土細工用の各種の作業道具やこれらの収納場所を用意する必要があり、作業の開始にあたっては、収納場所から必要な道具類を個別に準備し、作業時にはこれら種々の道具類が散逸しないように目を配り、作業の終了時には再び、使用したものを集めて所定の周の箇所にきちんと集める必要があり、これらの煩雑な作業は、家庭や幼児教育や幼児保育の現場で大きな負担を強いることになる。 また、作業板や道具類の整理、整頓も容易ではなく、そのうえ場所をとることになる。
【0004】
さらに、作業板と押し型は別個となっていて、幼児にとっては使用、収納も不便であり、押し型を使わず、押し型だけで粘土細工をすませてしまうことも多い。 従来、前記のような不都合に対処するために、押し型と作業板を一体化し、この一体化したものと所定の容器とを対にしたものが提案されている。 しかしながら、このような従来品は、蓋となる作業板を落とし蓋方式としているから、全体に面積が狭くなり、作業もしずらい。
また、作業板と押し型が一体になったものが、不透明のプラスチック材で製作されているから、押し型に粘土がしっかりと入ったかどうかの確認が難しいうえ、蓋として容器に被せた状態で容器内を一目で確認できないという不都合もある。
【0005】
以上のような問題に鑑みて、本願考案者は先に実用新案登録第3151278号において、新規な幼児用マッドプレートを提案して従来技術に係る上記不都合の解消に努めたところである。
【0006】
ところで、今日では小学校過程で児童の英語早期教育が開始され、このため、児童の英語への馴化を図るために、幼稚園などでは小学校英語の予備教育が盛んになってきている。
このため、幼児には早い時期からローマ字を覚える一方、ローマ字の組み合わせにより英単語が形成されることなどが教えられている。
【0007】
さて、他方、視力の不自由な幼児はいずれ点字を習得して必要な教育を受けることになるが、老幼を問わず点字に関して正しい認識を持つことは健全な社会的調和を図るうえでも不可欠なことである。このような観点から、視力の不自由な幼児らが、視力の不自由でない場での文字がどのようなものであるかを知ることや、視力の不自由でない幼児らが点字の意義を知ることは非常に必要なことである。
【0008】
なお、本願考案と関連する技術が次の文献において開示されている。

【効果】

【0019】
本願考案は、以上述べた構成により次のような効果を得ることができる。
A: 視力の十分でない小児を含めて、粘土遊びを通じアルファベットやアルファベットの組み合わせによる簡単な英単語を身近な知識として自然に習得できるので、小児にとって小学校での英語学習に馴染みやすくなる。
B: 粘土いじりという日常的な遊びを通して、点字と云うものの存在とその意義を視力に不自由しない小児に認識させることを通して、自己と異なる者やハンディキャップのある者への思いやりと慈しみの心を幼いうちに育むことができる。
ハ: 粘土遊びや、その準備、後片付け、粘土遊びに要する道具類の整理を小児でも簡単に行えるようになる。

(57)【要約】

【課題】視力の十分でない小児を含めて、粘土遊びを通じアルファベットやアルファベットの組み合わせによる簡単な英単語を身近な知識として自然に習得し、小学校での英語学習の受け入れを容易に、粘土いじりという日常的な遊びを通して、点字と云うものの存在とその意義を視力に不自由しない小児に認識させることを通して、自己と異なる者への思いやりと慈しみの心を育むことが可能な粘土遊び用の型押しプレートを提供する。【解決手段】粘土を使っての型押し遊びに用いる型押しプレートであって、第1面には粘度細工の際に型押し用に用いる種々の模様、アルファベットを表象する溝部(凹型)を形成するとともに四隅には複数のストッパーを設け、前記アルファベットの各文字に対応してローマ字の読みを表す点字を形成する一方、第2面には複数の英単語を所定の間隔をもって表記した型押しプレートを実現して上記課題を解決する。


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