(54)【考案の名称】筆記用シートセット

(73)【実用新案権者】パイロットインキ株式会社

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】 図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は筆記用シートセットに関する。詳細には、付属の筆記具を用いてシートに書き込んだ像を加熱することにより消色可能な筆記用シートセットに関する。

【従来の技術】

【0002】
従来、筆記具により記入される筆記用シートとしては、覚書や伝言を記載するメモ用紙や、注文内容等の要件を伝達する注文書、申込書、FAX送信票、更には、工場等で部材と共に納入指示情報を記載する指示カード等が開示されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
前記メモ用紙や注文書等へ記入する際には、油性ボールペンや鉛筆等の汎用の筆記具が用いられるが、記入内容を間違えた場合、誤記を訂正するために修正液や消しゴムを用いる必要がある。
前記修正液は、乾燥するまでに時間が掛かるため、塗布直後には再筆記できないものであり、消しゴムは、擦過により消しカスが出ると共に、擦過時に筆跡が広がって消去した箇所の周辺を汚すことがあった。また、再利用する場合、記入した箇所全てを消去する必要があるため、修正液や消しゴムを用いて消去するには手間が掛かるものであった。
そのため、前記メモ用紙や注文書等を再利用することは少なく、一度使用した後は捨ててしまうことが多かった。
また、指示カードにおいては、部材消費者と部材供給者の二者間を経由して使用するものであるため、更に再利用性が低いものであった。

【効果】

【0006】
本考案は、筆跡を部分的に消去した箇所に素早く再筆記できると共に、全面の筆跡を容易且つ確実に消去できる利便性、再利用性に優れた筆記用シートセットを提供するものである。

(57)【要約】

【課題】 誤記訂正時に周辺を汚すことなく、所望箇所を素早く消去した後、該消去箇所に再筆記ができると共に、広範囲を容易且つ確実に消去できる利便性、再利用性に優れた筆記用シートセットを提供する。【解決手段】 加熱により消色可能なインキを収容する筆記具と、前記筆記具により筆記される筆記用シートとからなり、前記筆記用シートが筆記具により形成された筆跡を加熱することを表示した説明部を有する。前記筆記用シートの説明部が、熱変色性インキにより形成される。前記筆記用シートが非変色性インキにより形成された像を有する。


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