(54)【考案の名称】祝用の贈物写真

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
この考案は、結婚式の引出物として最適であり、その他還暦祝や誕生祝、さらにはペットについての祝や記念などにも好適に使用され得る祝用の贈物写真に関する。

【従来の技術】

【0002】
祝用の贈物写真は、多くの場合、宴席において主人が祝に招いた客にお土産として或いは記念品として贈られるが、郵便または宅配便により単に送る場合もある。いずれにしても、従来、この祝用の贈物写真は、そのまま裸で渡されることもあるが、祝として特に細工を凝らして表装されることが多く、結婚式で撮った新郎新婦の写真では表装は欠かせないものとなっている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
従来の祝用の贈物写真では、表装が厚紙の折畳み形式であって、写真よりも幅広くなるために嵩張るという問題があった。また、表装はありふれた物が多く、印象に残るというようなことはなく物足りなかった。しかし、表装を過度にきらびやかにすると、写真から目がそれて主客転倒に不自然となるので、地味な表装となされることが多かったのである。
【0004】
この考案は、上記のような実情に鑑みて、掛け軸に表すために、写真が大きくともコンパクトに小さく包装することができ、写真を中央部に配置する表装であるが、有りふれていなく新規にして祝を表す華麗さがあり、また、表装が地味でも写真に注意が極度に集中することもなく、全体的にバランスが取れているために、写真がそれとなく奥ゆかしく見え、こころから気持ち良く祝福して見られる祝用の贈物写真を提供することを課題とした。

【効果】

【0007】
この考案の祝用の贈物写真は、ミニ掛け軸にカラー写真を載せ和風仕上げにしたもので、これによると、巻物として小さく包装して宴席に添えるのに適しまた、コンパクトとなるので保管や運搬に好都合であり、さらに掛け軸として特異性があり贈った者に喜ばれ得る。
【0008】
写真がカラーであり中央にあるためにそれに注意が引かれるが、過剰に引かれることはない。その理由は、一対角方向の上下両端部に華麗表装エリアが設けられているので、それが祝を強調するもう一方のポイントともなり、この全体的なバランスにより、カラー写真がたとえ派手であってもそれが緩和され落ち着きのある姿に見ることができる。したがって、心から気持ち良くおのずとその中に写真を祝福して見ることになる。
【0009】
また、写真がクロス生地にプリントで印刷したものであるが、和紙に貼着されているために、和紙の温かみや穏やかさが表出し、そのことでも奥ゆかしく写真が見えることになるため、各種の祝に贈られて喜ばれ、特に結婚式の引出物としては正に最適である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】この考案の祝用の贈物写真を一部切欠して示す正面図である。

【0011】
この考案において、ミニ掛け軸1とは、普通の掛け軸に比べると大幅に小さく、例えば、縦45cm以下、横25cm以下程度の小サイズのものをいう。基本的には、表装体の下端に巻取軸3を丸めて固着して取り付け、上端に横棒6を見えないよう丸めて固着して取り付け、その横棒6に掛け紐5が取り付けられる。
【0012】
これは一般的な掛け軸の基本的な構造であるが、巻取軸3に表装体2をカラー写真7とともに小さく巻き取って掛け紐5で結び止めると、小な巻物として小箱に納めてコンパクトに包装できるので、写真ではあるけれども贈物として持ち運びや保管に好都合な形態となる特徴がある。
【0013】
カラー写真7の内容については、結婚式の新郎新婦、還暦や誕生の本人の影像、さらにはペットの影像等であって、特に限定するものではない(但し、請求項2)。
【0014】
カラー写真7の周囲の表装9は、模様が軽く見える程度に地味なものが良く、原則的に一色においてカラー写真7を引き立たせる模様とする。写真はカラー写真7であるが、上下の華麗表装エリア11,12がそれより華やかなので、カラー写真7が過度に引き立つのを抑制する。華麗表装エリア11,12は、多色においてカラー写真7よりもきらびやかにすると、比較においてカラー写真7が奥ゆかしく見えることになるからである。
【0015】
華麗表装エリア11,12は、斜め2ヵ所であることが特にバランス上望ましい。各隅角の4箇所であると、それでカラー写真7が全体的に囲まれるように見えることになるため、カラー写真7に過度に視覚が集中することから、これを避けるためである。しかし、この考案は、4ヵ所を必ずしも除外する趣旨ではない。
【0016】
図面は、祝用の贈物写真が、ミニ掛け軸1に結婚式の披露宴において撮った新郎新婦のカラー写真7を載せた場合であって、正面から見て表面が全体においてクロスであって、全体が一枚の和紙13に貼着され、表装9のクロス9aと、カラー写真7のクロス7aと、華麗表装エリア11,12のクロス11a,12aとが裏打ちの和紙13を介して一体化されるととともに、相互の隣接部分で帯状片15を介して接続される。
【0017】
カラー写真7は、教会の建物をバックに新郎新婦が和装で撮った写真であって、結婚式の一般的な記念写真であるが、それがシルクのクロスに印刷してあるため一層和風に映える。また、周囲が粗面の金箔の細線17で縁取られ、粗面のため穏やかな感じに枠組みが受け取られる。
【0018】
上下の華麗表装エリア11,12は、赤、白、黒、緑、金色等で花模様を描いたもので、カラー写真7よりもきらびやかであるが、カラー写真7の角からの広がりで遠のくようにエリアを区画することで、カラー写真7への過度な干渉(取り囲むような干渉)が避けられ、これによっても丁度バランスが取れている。また、きらびやかさを表現するために、華麗表装エリア11,12と上下の表装部9,9との間が、金箔そのままの(粗面ではない)細線18で縁取られる。
【0019】
表装9の下端部は、巻取軸3に巻いて固定されているが、下の華麗表装エリア12は、巻取軸3の部分にまで波及して表される。こうして、普通の掛け軸との違いを顕著にして並外れて祝物であることが強調される。
【0020】
印刷については、印刷面素材がクロスであっても、それに特殊加工を施すことにより、インクジェットプリンタで印刷が可能である。
【0021】
1 ミニ掛け軸
2 表装体
3 巻取軸
7 カラー写真
9 表装
11,12 華麗表装エリア
13 和紙



(57)【要約】

【課題】写真が大きくともコンパクトに小さく包装することができ、新規にして祝を表す華麗さがあり、また、全体的にバランスが取れていて、写真がそれとなく奥ゆかしく見え、こころから気持ち良く祝福して見られる祝用の贈物写真を提供する。【解決手段】表装体の下端に巻取軸を有し上端に掛け紐を有し中央部に作品が載せられるミニ掛け軸において、その作品が、祝の表現となるように撮ったカラー写真であって、カラー写真の周囲にそれとは比較的地味な模様の表装をなすとともに、カラー写真は、クロス生地にプリンタで印刷してなり、和紙の裏地に貼着してある。


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