(54)【考案の名称】薬剤収納用バッグ

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(73)【実用新案権者】東洋シール株式会社

(73)【実用新案権者】株式会社 和光

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、病院或いは薬局等で使用される薬剤の収納用バッグの内容を表示するラベルに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、病院或いは薬局等で使用される薬剤の収納用バッグは、紙製の袋の表面に予め印刷された所定の枠内に、処方された薬剤の名称、使用方法及びそれに関する注意事項、効果等の必要事項が印刷或いは手書き等で記入されていた。しかし、最近、病院或いは薬局等におけるこれらの事務処理の電子化が急速に進み、これに対応して薬剤収納用バッグのラベルの表示態様もこれらのシステムにマッチさせると共に、より迅速且つ誤りがない表示機能を有するラベルが要望されるようになっている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
従来、病院や薬局等で患者のために処方された複数種類の薬剤は、通常同一の袋に収納されている。このため患者が服用し或いは複数の診療科で、これらの複数の薬剤を使用した治療を受ける場合には、これらの関係者の間で誤認・混同が起きるおそれがある。本考案はこのような誤認・混同を防止する機能を有する、薬剤の包袋に貼付するラベルに関するものである。それらの薬剤の種類及び内容が記載された複数の小ラベルが、重複して含まれた構造を有する点に特徴を有する、薬剤の内容表示用ラベルを含む薬剤収納用バッグを開発しようとするものである。

【効果】

【0012】
本考案は薬剤の収納用バッグの薬剤表示方法に関するものであり、近年の事務処理の電子化に対処するため、バッグに収納された多種類の薬剤を表示した複数の小ラベルを含み、各薬剤の使用時にはそれぞれの小ラベルを小分けし、小ラベルを貼付して配布できる機能を有するバッグである。更に、元の収納用バッグにもそのデータが常に保存されているシステムとなっている、薬剤収納用バッグのラベルである。
【0013】
尚、本考案は医療に関連した分野において使用されるものではあるが、産業上利用可能な物品の形状、構造または組み合わせのみに限定された考案であり、直接医療行為に関する要素は全く含まれていない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本考案の薬剤収納用バッグの一態様の平面図を示す。
【図2】図1の薬剤収納用バッグを図1のA−A’線で切断した断面図を示す。

【0015】
以下、実施例を挙げて、本考案の態様について具体的に説明する。
【0016】
図1に本考案の、薬剤収納用バッグの平面図を示す。薬剤収納用バッグはバッグ本体(1) と、その表面に貼付されたラベル(2) からなっている。また、図2に図1の薬剤収納用バッグを図1の A−A’線で切断した断面図を示す。
【0017】
バッグ本体(1) は図2にその断面図を示したように、透明な表裏2枚のポリプロピレンフィルムを重ね合せ、その左右両辺及び下辺がシールされた構造になっている。バッグ本体(1)
の材質はポリプロピレン・フィルムに限定されず、その他の透明なプラスチックシート、例えば、ポリエチレン・フィルム、ポリエステル・フィルム或いはポリ塩化ビニルフィルム等も使用可能である。また、フィルムは透明なシートに限定されず、不透明でも着色されたシートでもよく、更に紙製或いは不織布等のバッグも使用可能である。
【0018】
図1に示すように、バッグ本体(1) の表面にはラベル(2) が貼付されている。ラベル(2) は図2の断面図に示すように、表面層3及び裏面層4の2層が重ね合わされた構造となっている。ここで、ラベルの表面層3の内側には粘着剤が塗布され、それに対向する裏面層4の外側にはシリコン樹脂が塗布されている。このため表面層3のみを裏面層4から容易に剥離できる構造である。
【0019】
またここで、バッグ本体(1) の表面の一部にシリコン樹脂を塗布し、ラベル(2) の裏面層4を省略し表面層3を、直接本体(1) の表面のシリコン樹脂を塗布した部分に、貼付して使用してもよい。
【0020】
要すれば更に剥離した表面層3を他のバッグへ、或いは再び裏面層4に貼付することも可能である。本考案においてはこの表面層に設けられた1〜複数枚の小ラベル5がこのために使用され、容易に剥離して再使用し、要すれば元のスペースへの貼戻しも可能である。この目的のためには粘着剤塗布層と、シリコン樹脂塗布層との組み合わせがより好ましい。尚、本考案においては、表面層3と裏面層4との関係は、必ずしも粘着剤塗布層とシリコン樹脂塗布層とに限定されるものではなく、フッ素樹脂等その他の撥水性樹脂とその他の粘着剤とを組合せて使用することも可能である。
【0021】
更に、表面層3の小ラベル5に記載されている薬剤に関するデータの記録は、通常の文字等に限定されず、バーコードまたは/及び2次元ドッドコードによる記録も含まれている。これらの複数の情報媒体の使用により、多量なデータや情報を記録し、利用することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0022】
近年のデータ処理の電子化に対処するため、バッグに収納された多種類の薬剤を誤りなく表示・使用することができるラベルである。尚、本考案は医療に関連した分野においてなされたものではあるが、産業上利用可能な物品の形状、構造または組み合わせのみに限定されているものであり、前述で詳細に述べたように直接医療行為に関する要素は全く含まれていない。
【0023】
1 薬剤収納用バッグ本体
2 ラベル
3 ラベルの表面層
4 ラベルの裏面層
5 ラベルの表面層に設けられた小ラベル

(57)【要約】

【課題】薬剤収納用バッグの内容の誤認・混同を防止できるラベルを提供する。【解決手段】薬剤収納用バッグの内容表示用ラベルに、薬剤の内容を記録した複数の剥離可能な小ラベルを設け、必要時に剥離してそれぞれの用途に使用することができる、薬剤の誤認・混同を防止する機能を有するラベルである。近年の事務処理の電子化に対処するため、バッグに収納された多種類の薬剤を表示した複数の小ラベルを含み、各薬剤の使用時にはそれぞれの小ラベルを小分けし、小ラベルを貼付して配布できる。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):