(54)【考案の名称】頁の片手めくり具

(51)【国際特許分類】

B42D 9/04 ・紙片めくり

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図6

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、電車やバスなどでの混雑時などで座席がなく吊革などを掴み、また鞄などを保持している際に、もう一方の空いている片手で書物を保持しながら読書をしている場合においての、片手で頁をめくることのできる道具に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
電車やバスなどの混雑時や座席がない時においては、立ったままの状態でどこにも寄りかかることもなく、吊革などを掴みまたは鞄などを保持したまま、もう一方の片手で書物を保持しながら読書をする場合、頁をめくる必要が生じた時には、吊革などを掴んでいるまたは鞄などを保持している手を離して頁をめくらねばならないことから、身体のバランスを崩してしまうか鞄などの処置に困り、読書が困難になるとともに混雑時には特に周りの乗客へ迷惑をかけることがあった。
しかし、従来の頁めくり具の一種である指サックは、頁を摩擦により滑らせることはできてもめくることは困難であり、書物を片手で保持したまま頁をめくるには不向きである。
【0003】
書物の頁をめくる技術には従来下記のような文献がある。

【効果】

【0007】
本考案による片手めくり具を使えば、電車やバスなどでの混雑時や座席がない時において、立ったままの状態でどこにも寄りかかることもなく吊革などを掴みながら、また鞄などを保持しながら、もう一方の片手で読書をしている場合に、吊革などを掴んだ側の手を離すことなく、したがって身体のバランスを崩すことなく、また鞄などの処置に困ることなく安定した状態でしかも周りの乗客に迷惑をかけることもなく、読書側の手の親指のみで簡単にしかも完全に頁をめくることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 片手めくり具の平面図である。
【図2】 片手めくり具の右側面図である。
【図3】 片手めくり具の左側面図である。
【図4】 片手めくり具の正面図である。
【図5】 片手めくり具の背面図である。
【図6】 片手めくり具の着脱可能部を開放した平面図である。
【図7】 片手めくり具を左手親指へ取り付け本を保持した状態図である。
【図8】 片手めくり具の隙間差込み部をめくる頁の隙間へ差し込んだ状態図である。
【図9】 片手めくり具で頁をめくる状態図である。
【図10】 片手めくり具で頁をめくり終えた状態図である。

【0009】
本考案の実施形態について図面に基づいて説明すれば、リング1の外面へその外面から垂直に突出した突起材2を設け、突起材2にはその先端からほぼ直角に突出してやや尖った形状をなす隙間差込み部2aを形成し、隙間差込み部2aは突起材2の突出方向に対して、左手用の場合は角度が45度程度左斜め上向き(右手用の場合は右斜め上向き)となるよう突起材2先端から突出し、リング1の内面へは弾性材3を外面へは滑り止め部4を設け、リング1の始端部と末端部には着脱が可能となるよう着脱可能部5を設けたものである。
【0010】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。実施例は左手で本を読書する場合を記すものとし、右手の場合の該めくり具は勝手反対とする。
【0011】
図1は片手めくり具の平面図を表し、片手めくり具はリング1、突起材2、弾性材3、滑り止め部4及び着脱可能部5から構成され、突起材2には隙間差込み部2aを設けている。図6は片手めくり具の着脱可能部5を開放した状態を表し、親指の太さの人による違いを着脱可能部5で着時の位置調整ができる構造としている。
【0012】
次に片手めくり具の構成の説明をすると、リング1は親指へ嵌める部分であり内面には弾性材3が取り付けられ、リング1を親指に嵌めた時の圧迫感を除去するとともに、リング1と親指の間の滑り止めを目的としている。突起材2の先端にはめくる対象頁の右下隅に生じた隙間へ差し込む部分である隙間差込み部2aを設け、隙間差込み部2aは突起材2の突出方向に対して、角度が45度程度左斜め上向きとなるよう突起材2先端から突出して形成されるとともにやや尖った形状をしている。リング1の外面には滑り止め部4を設け、親指で対象頁をめくる時の滑り止めとしている。着脱可能部5では、リング1の始端と末端が着脱可能となるよう両端または片端側へ着脱可能材を取り付け、人による親指の太さの違いを調節できるようにしている。
【0013】
図7は片手めくり具を左手親指へ取り付け本を開いて保持している状態を示し、その頁を読み終えて頁をめくる必要が生じた時、片手めくり具の滑り止め部4を頁面へ押し付けて摩擦により該頁を右方へ移動させることにより、図8に示すように該頁右下隅に隙間が生じ、その隙間へ片手めくり具の隙間差込み部2aを差込み、図9に示すように頁の隙間を拡げるように親指を動かしてめくると該頁を開くことができる。
【0014】
図10は片手めくり具で該頁をめくり終えた状態を示しており、隙間差込み部2aを利用してめくり終えた頁が元へ戻らないように、頁面を抑えておくことも可能であることを示している。頁をめくり終えると図7に示すような保持状態へ簡単に戻ることが可能である
【0015】
1 リング
2 突起材
2a隙間差込み部
3 弾性材
4 滑り止め部
5 着脱可能部

(57)【要約】

【課題】電車やバスなどで吊革などを掴みながらまた鞄などを保持したままもう一方の片手で読書する場合、吊革や鞄などから手を離すことなく、読書する側の片手のみで本の頁を簡単にめくることができる、片手めくり具を提供する。【解決手段】親指に嵌めるリング1の外面へその外面から垂直に突出した突起材2を設け、該突起材にはその先端からほぼ直角に突出してやや尖った形状をなす隙間差込み部2aを形成し、該隙間差込み部は突起材の突出方向に対して、左手の場合は角度が45度程度左斜め上向き(右手の場合は右斜め上向き)となるよう突起材先端から突出しており、リングの内面へは弾性材3を外面へは滑り止め部4を設け、リングの始端と末端を着脱可能とする。


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