(54)【考案の名称】教材

(73)【実用新案権者】株式会社アールアンドエス

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、特に成長期の子供達に対して牛乳の摂取を促すための教材(全身骨格図教材)に関する。

【従来の技術】

【0002】
骨粗鬆症等の防止や健全な骨の育成のためには、カルシウム等の栄養をたくさん摂取することが重要である。特に、成長期の子供達にとっては、丈夫で健全な骨をつくるために、カルシウムが多く含まれた食品、例えば牛乳を多く採ることが不可欠である。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】
そこで、成長期の子供向けの教材として、カルシウムを多く含む牛乳の摂取を促すべく、子供達が骨の成長を一目で認識し易く、その重要性を理解することができるようなものがあれば望ましい。
【0004】
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、特に成長期の子供達が骨の成長の重要性を容易に理解することが可能な教材を提供することにある。

【効果】

【0008】
本考案の教材によれば、大人の骨格図が描かれた第1のシートと、子供の骨格図が描かれると共に成長軟骨が示された第2のシートとを備えるようにしたので、成長前と成長後の骨格を子供が一目で認識することができる。これにより、特に成長期の子供達が骨の成長の重要性を容易に理解することが可能となる。延いては、健全な骨の育成に必要なカルシウムを多く含んだ牛乳の摂取を子供達に促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本考案の一実施の形態に係る教材である。

【0010】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は、本考案の一実施の形態に係る教材(全身骨格図教材)である。この教材は、大人の全身骨格10が描かれた骨格図シート1(第1のシート)と、子供の全身骨格20が描かれた骨格図シート2(第2のシート)とのセットである。これらの骨格図シート1および骨格図シート2はそれぞれ、布や薄板あるいは紙等のシート状の部材であり、互いに対比可能に配置されて使用されるものである。例えば、骨格図シート1および骨格図シート2が横方向に隣り合うように並べられて使用される。
【0012】
このような教材において、大人の全身骨格10と子供の全身骨格20との寸法比率は、実際の寸法比率と同等となっていることが望ましく、それぞれが等身大であることがより望ましい。大人の骨格と子供の骨格とを対比し易く、子供がその違いを認識し易くなるためである。なお、大人の全身骨格10と子供の全身骨格20とを等身大(あるいはこれに近い寸法)とする場合には、骨格図シート1および骨格図シート2を例えば壁等に貼り付けたり、上方から吊るしたりするとよい。また、骨格図シート1における背景10Aおよび骨格図シート2における背景20Aには互いに異なる色となっている。
【0013】
骨格図シート1では、全身骨格10の背景10Aが青色となっており、背景10Aの上部には、「おとなの全身骨格図」と記載された解説部12と、大人の身長データが記載された解説部11とが設けられている。解説部11には、例えば「しんちょう170センチメートル」との記載がなされている。解説部11および解説部12における記載は、子供が読みやすいように、漢字に振り仮名を付けるか、平仮名とすることが望ましい。このような骨格図シート1における大人の全身骨格10としては、健全な成長を遂げた骨格が描かれていることが望ましい。
【0014】
骨格図シート2では、全身骨格20の背景20Aが黄色となっており、背景20Aの上部には、「こどもの全身骨格図」と記載された解説部22と、子供の身長データが記載された解説部21とが設けられている。解説部21には、例えば「しんちょう130センチメートル」との記載がなされている。解説部21および解説部22における記載は、上記骨格図シート1と同様、漢字にふりがなを付けるか、平仮名とすることが望ましい。
【0015】
このような骨格図シート2では、全身骨格20に成長軟骨20Bが明示されている。この成長軟骨20Bは、上腕骨から指先にかけての部位、寛骨、および大腿骨から足先にかけての部位の一部に相当する。この成長軟骨20Bは、他の骨部分に対して例えば色分けされており、背景20の下部の解説部23には、この色分けされた箇所が成長軟骨である旨の説明が記載されている。なお、成長軟骨とは骨の成長する部分であるが、このことについても解説部23の括弧内に記載されている。
【0016】
骨格図シート2では更に、全身骨格20の特定の部位がそれぞれどの程度成長するか(成長率)についても示されている。具体的には、図中Aの部分には、腰椎から頸椎にかけての成長率(例えば「成長15%」)、図中Bの部分には、上腕骨から指先にかけての成長率(例えば「成長20%」)、図中Cの部分には、寛骨の成長率(例えば「成長15%」)、図中Dの部分には、大腿骨から足先にかけての成長率(例えば「成長30%」)がそれぞれ記載されている。
【0017】
以上のように、本実施の形態では、大人の骨格図シート1と子供の骨格図シート2とが対比可能に配置され、これらのうち子供の骨格図シート2に成長軟骨20Bが明示されていることにより、成長前と成長後の骨格の様子を子供が一目で認識することができる。これにより、特に成長期の子供達が骨の成長の重要性を容易に理解することができるようになる。延いては、子供達にカルシウム等を多く含む牛乳の摂取を促すことができる。
【0018】
また、大人の骨格図シート1および子供の骨格図シート2において、背景10A,20Aがカラーであることにより子供の興味を惹き易い。また、本実施の形態では、子供の骨格図シート2における背景色を黄色としたが、この黄色は様々な色の中でも比較的注意を引きつけ易い色であるため、子供の骨格図シート2を特に強調して示すことができる。
【0019】
更に、子供の骨格図シート2において、特定部位の成長率が記載されていることにより、身体のどの部分がどのくらい成長するのかがわかり易い。
【0020】
以上、実施の形態を挙げて本考案を説明したが、本考案はこの実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、大人の骨格図シート1と子供骨格図シート2とを対比すべく、これらを横に並べた場合を例に挙げて説明したが、骨格図シート1と骨格図シート2との配置関係はこれに限定されず、両者が対比可能な関係となっていればよい。
【0021】
また、上記実施の形態では、大人の全身骨格と子供の全身骨格とがそれぞれ別々のシートに描かれた場合を例に挙げて説明したが、これに限定されず、大人と子供の各全身骨格が互いに同一のシート上に描かれてもよい。このような構成であっても、子供は、大人の全身骨格と子供の全身骨格とを対比して見ることができ、本考案と同等の効果を得ることができる。
【0022】
更に、上記実施の形態では、大人の骨格図シート1における背景色が青色、子供骨格図シート2における背景色が黄色である場合を例に挙げて説明したが、各骨格図における背景色は必ずしもこれに限定されず、各骨格図の背景色を他の色としてもよいし、色付けしなくともよい。
【0023】
加えて、上記実施の形態で説明した解説部11,12,21,22,23については、大人の骨格と子供の骨格との対比をより分かり易くするための補助的な記載であるため、特に設けられていなくともよい。
【0024】
1…骨格図シート(大人)、2…骨格図シート(子供)、10…全身骨格(大人)、20…全身骨格(子供)、20B…成長軟骨、11,12,21,22,23…解説部。

(57)【要約】

【課題】特に成長期の子供達が骨の成長の重要性を容易に理解することが可能な教材を提供する。【解決手段】大人の骨格図シート1と子供の骨格図シート2とが並べられて配置され、これらのうち子供の骨格図シート2に成長軟骨(骨の成長する部分)が示されている。これにより、成長前と成長後の骨格の様子を子供が一目で認識することができる。よって、特に成長期の子供達が骨の成長の重要性を容易に理解することが可能となる。延いては、子供達に対し、健全な骨の育成に必要なカルシウム等を多く含む牛乳の摂取を促すことができる。


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