(54)【考案の名称】レンチキュラー付印刷用シート

(73)【実用新案権者】協業組合ユニカラー

(72)【考案者】【考案者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図3

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、レンチキュラーレンズを表面に形成するレンチキュラーシートの裏面に前記レンズを通して多重絵又は立体絵を形成する絵柄印刷層を形成し、この絵柄印刷層裏面に、例えば会社名、住所、氏名、電話番号等を表示する名刺や葉書の宛名等の印刷面を設けたレンチキュラー付印刷用シートに関するものである。

【従来の技術】

【0002】
例えば、特開2000−147695号公報には、被写体に対して視差または時差のある複数の画像を、レンチキュラーシートにオフセット印刷によって、直接印刷したレンチキュラー表示物が提供されている。
【0003】
そして、被写体に対して視差または時差のある複数の画像を、レンチキュラーシートにオフセット印刷によって、直接印刷したレンチキュラー表示物を提供することによって、生産工程を少なくすることができ、大量生産ができ、コストダウンが可能となる旨記載されている(該公報段落[0028][0029]参照)。
【0004】
しかしながら、この発明においては、被写体に対して視差または時差のある複数の画像の裏面に白色等の反射体を設けていないので、レンズ側へ画像を鮮明に映し出すことが出来ない。
【0005】
また、特開2004−191726号公報には、表面に連続凹凸面、裏面に平滑面を有し、裏面に印刷層を設けてなるレンチキュラーシートであって、前記レンチキュラーシートがグリコール変性ポリエチレンテレフタレートを8〜12%配合してなる非結晶ポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とするレンチキュラーシートであって、前記印刷層は紫外線硬化型インキであるレンチキュラーシートが提供されている。
【0006】
そして、グリコール変性ポリエチレンテレフタレートを他の非結晶ポリエチレンテレフタレートと混合し、かつその混合割合を8〜12%とすることで、透明性、加工適性、印刷適性を好適なものとすることが可能であると共に、レンチキュラーシートに熱を加えることなく直接印刷を行えるので加熱による変形などなく印刷が可能で、画像印刷の他に高濃度の白色反射印刷層3を適宜設ける場合であっても、溶剤を使わないのでクラック等の問題が発生せずに印刷することが可能で、さらにインキ被膜が比較的柔軟であるので好適に切断、積層等の後加工をすることができる旨記載されている(該公報段落[0009][0011]参照)。
【0007】
しかしながら、この発明においては、画像印刷層の裏面に白色等の反射印刷層を形成しているが、この白色等の反射印刷層の裏面に光遮蔽層を設けていないので、前記画像をレンズ側へ絵柄をより鮮明に映し出すことができない。
【0008】
また、特開平11−030825号公報には、表面が細長い凸レンズを並べたレンチキュラーレンズであり、裏面がフラットであるスクリーンと、スクリーンの裏面に直接印刷され、細長い前記凸レンズに沿ってドッドが配列されたドッドマトリックス形式であって、長細い前記凸レンズを通して合成すると立体像になる立体画像と、立体画像の上から前記裏面に設けられた反射層4とを備えてなる立体印刷物が提供されている。
【0009】
そして、前記反射層4は好ましくは、印刷の最終工程で、反射のために、一色、ホワイト、銀色のいずれかのプラス印刷で設けられる旨記載されている。
【0010】
しかしながら、この発明においては、立体像の裏面に設けられた一色、ホワイト、銀色等の反射層はある一定以上の厚さを有していなければ、立体像をより鮮明にレンズ側へ映し出すことが出来ない。
【0011】
さらに、特開2007−030420号公報には、複数の半円筒状または円弧状の細長い凸部が並列に配置された凸部面および裏面とを有するレンチキュラーレンズ層と、前記裏面上に形成されたインク吸収層とを少なくとも有してなり、インク吸収層側からインクジェット記録方法によって印字を行い画像が記録される記録媒体であって、片面または両面に接着層が設けられたシートの片面に貼り付けて用いられ、該シートと仮貼り可能な部分が設けられてなることを特徴とする記録媒体が記載されている。
【0012】
そして、この発明はレンチキュラーレンズを用いた画像の形成に適し、葉書、壁、台紙などの支持体に容易に固着可能なインクジェット記録用記録媒体の提供を目的としている。
【0013】
しかしながら、この発明においてはレンチキュラーレンズ層を、片面または両面に接着層が設けられた葉書、壁、台紙などのシートの片面に貼り付けて用いるため手間を要し、このようなシートの大量生産に向かない。

【効果】

【0025】
この考案においては、ポリエチレンテレフタレート系生分解性樹脂シート面に定着性の優れたインキの絵柄印刷層を形成でき、鮮明な多重絵又は立体絵を写し出すことができる一方、レンチキュラーシートに印刷された前記絵柄をレンズ側へ鮮明に映し出すと共に、銀色インキ遮蔽層により絵柄の裏面側への透過を遮断してこの絵柄をレンズ側へさらに鮮明に映し出すことができると共に、銀色インキ遮蔽層により前記絵柄の裏面側への透過を遮断して、前記印刷面に絵柄が投影されることなく印刷面をクリアーな白色印刷面に保持することができるレンチキュラー付印刷用シートを得ることができる。

(57)【要約】

【課題】レンチキュラーレンズを表面に形成するレンチキュラーシート裏面に前記レンズを通して多重絵又は立体絵を形成する絵柄印刷層を形成し、この絵柄印刷層裏面に、例えば会社名、住所、氏名、電話番号等を表示する名刺や葉書の宛名等の印刷面を設けたレンチキュラー付印刷用シートを提供する。【解決手段】レンチキュラーレンズを表面に形成するレンチキュラーシート裏面に前記レンズを通して多重絵又は立体絵を形成する絵柄印刷層と、この絵柄印刷層の裏面に膜厚が1.5〜5.0μの白色インキ反射層と、この白色インキ反射層の裏面に膜厚が0.5〜2.5μの銀色インキ遮蔽層と、この銀色インキ遮蔽層の裏面に膜厚が1.5〜5.0μの白色インキ印刷層からなる印刷面とを連続的にオフセット印刷するようにした。


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