(54)【考案の名称】充電用独立電源

(73)【実用新案権者】都市環境株式会社

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、例えば、災害時の避難場所に指定された公園等において、携帯電話機への電源供給を行うことができる充電用独立電源に関する。

【従来の技術】

【0002】
携帯電話機に対する従来の充電方法としては、家庭用電源に接続コネクタを介して携帯電話機を接続することにより行う方法が最も一般的である。ところで、携帯電話機の充電用接続コネクタは、周知の通り、各メーカによって規格が異なるため、専用の充電器が必要とされている。また、携帯電話機に内蔵されているバッテリは、小型に構成されているため、1回のフル充電で1日乃至2日程度で消耗し切ってしまうのが現状である。
【0003】
ところで、携帯電話機に対する依存度は高まる一方であり、例えば、災害時における救助の要請、或いは家族同士で互いに連絡を取りあう場合等に、極めて重要な役割を果たすことが期待されている。従って、そのような事態に備え、携帯電話機は常時携行することが望ましいが、専用充電器を携行することは稀であり、停電等の事態に遭遇すれば、家庭用電源による充電器の使用も不可能になるため、災害避難時においては、各人が所持している携帯電話機の充電量をどのように確保するかが重要な問題となる。
【0004】
そこで、携帯電話機の充電器に関する従来技術を参照すると、特許文献1に記載されている考案「太陽電池付き携帯電話機用充電器」は、太陽電池を設けた携帯型直流充電器によって携帯電話機に電源を供給するようにした構成が記載されている。
【0005】
ところが、この文献の携帯電話機用充電器は、携行可能となるように小型に形成されているため、接続コネクタを1個設けるのが限度である。従って、この充電器に設けられたコネクタはいずれかのメーカ専用のものとなり、他メーカのコネクタを接続することは不可能となる。また、携帯型直流充電器の本体に設けられている太陽電池パネルは、その設置面積が制限されていることから極めて小型であって、蓄電量を十分に確保することができないという不都合が生じる。

【効果】

【0014】
本考案による充電用独立電源においては、太陽電池パネルの受光によってバッテリに蓄電された電源がインバータによって交流電源に変換されると共に、インバータに接続された携帯電話機用充電器から異種タイプの複数の携帯電話用接続コネクタが筐体の外部に導かれてなることにより、この充電用独立電源を公園等の公共施設等に設置することにより、災害時だけではなく、例えば公共施設における日常のサービスとして、太陽光による蓄電された電源をメーカーの異なる種々の携帯電話機に供給することが可能となる。
【0015】
このような本考案の充電用独立電源において、筐体は戸外に設置可能であり、太陽電池パネルに脚部を設けることにより、この脚部を介して太陽電池パネルを公園の公共施設であるトイレ等の屋上や軒下等の日照の良好な箇所に設置することが可能となる。
【0016】
さらに、本考案においては、太陽電池パネルに該パネル面を傾斜状に支持する脚部が設けられ、この脚部を介して太陽電池パネルを筐体の上部に固定することにより、太陽電池パネルと筐体とが一体的に合体された構成となり、移動及び設置に利便となる。また、この太陽電池パネルと筐体とからなる充電用独立電源の設置状態において、パネル面が傾斜状に設けられたことにより、太陽の照射を効率的に受けることが可能となる。
【0017】
さらに、本考案においては、筐体の上部において太陽電池パネルが傾斜状に組み込まれた構成とされることにより、筐体と太陽電池パネルとが一体型の構成となり、移動や設置を簡単に行うことができるため、例えば家庭用電源を供給できない河川や山岳等に本考案の充電用独立電源を携行することにより、太陽光の利用によって携帯電話機への電源供給を行うことが可能となる。

(57)【要約】

【課題】災害時の避難場所である公園等の公共施設に常設可能であって、メーカーが異なる複数の携帯電話機にも充電可能な充電用独立電源を提供する。【解決手段】戸外に設置可能な筐体2と、太陽光を受光して直流電力を発生する太陽電池パネル3とが別体に設けられ、前記筐体2の内部には、前記太陽電池パネル3の直流電力を充電制御手段4を介して蓄電するバッテリ5と、該バッテリ5の直流電力を交流電力に変換するインバータ6とが設けられ、さらに該インバータ6に接続した携帯電話機用充電器から異種タイプの複数の携帯電話用接続コネクタが前記筐体2の外部に導かれてなるものである。


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