(54)【考案の名称】ローラ装置

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

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【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、美容もしくは美顔用に供する物であり、顔、腕等の肌表面をローラによりマッサージを行うことによって、血流を促し、しわを伸ばすことで、みずみずしく美しい肌を実現することを目的としたローラ装置に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
従来、美容もしくは美顔用として、顔や腕、手などの表面を回転するローラによって毛細管を押圧刺激し、血流を促しすことによって、若々しく、みずみずしい肌を実現するハンディータイプのマッサージ器が提案されてきている。
【0003】
例えば、特許文献1は 一本の金属線材を用い、貫通穴を有する金属球二個を連通させ、自由に回転及び左右に各自が揺動できる構造を有したボールローラーマッサージャーであり、金属球が揺動することで顎や頬や眉など顔の複雑な形状にも対応できるとともに、腕や手のひら及び指などのマッサージも可能であると述べている。また特許文献2では、回転子として少なくとも4本の球を一列に回転自在に軸支したものを1単位列とし、少なくとも4単位列を並設させ、球を一面状に行列に配設させた構成を有する美容用マッサージ器であり、個々の球における接触面積が広いので、刺激が局部的にならず、比較的広い範囲で良好な刺激を得ることができる効果を唱っている。
【0004】
しかしながら、これらのマッサージ器は、肌に接する個々の球が、中心を通る軸によって規制されているために、一方向にしか動かず、肌表面で自由自在に、例えば連続した円弧を描いて転がす等の動作が困難である。また、使用を重ねるうちに、次第に個々の球の軸穴に油脂分やあか等がこびりつき、その上、軸穴が小さいため、洗ってもこれらの汚れが取れにくいことから、細菌が繁殖し易く、不清潔になりやすいという問題がある。
【0005】
特許文献3は、美容ローラ装置であり、回転軸支持手段を介して取り付けられた把手部材に吸着性炭化物を所要の厚みをもって設けたローラ部の回転と、吸着性炭化物の作用によって体表面の余分な油分や老化した細胞などを簡単に除去することのできるという効果を述べている。
【0006】
しかしながら、この様な美容ローラ装置は、吸着性炭化物を用いている構成はともかく、ローラ部が円柱形状となっているため、顔面をロールする際に、鼻等の凹凸部でローラ部が浮き上がり、マッサージ効果が損なわれると共に、ローラが一方向にしか転動しないため、きめ細かく肌をマッサージすることが困難である。
【0007】
特許文献4は、棒状の先端に球体回転磁石を取り付けたマッサージ美容器であり、球体磁石にエステオイルを使用する事によってスムーズに回転しながらエステオイルが染み出てマッサージとエステ美容の効果があることを唱っている。
【0008】
これは、棒状の先端に球体磁石を取付たボールペンを大きくした様な構成であり、糊の塗布用等に既に同様の構造が用いられている。この様な構造のものは、ボールが単一であり、しかも、ボールと把手が垂直であることから、把手を支える荷重がそのまま肌と接するボールに付加されるため、単位面積あたりの肌に強い荷重がかかり、肌が大きく凹むため、肌への負担が大きく、肌荒れ等の悪影響が生じる可能性がある。

【効果】

【0012】
本考案のローラ装置は、複数の球体を柱体の側面周囲に表面の一部を露出して配置し、それぞれの球体が上下、左右、斜め方向に自在に回転できる様にしたものであるために、肌に荷重的な負担をかけずに肌表面を上下、左右、斜めに自在にマッサージできるので、各部の毛細管を最良の動きによって押圧刺激することができる。このことによって、肌への血流を促し、若々しく、みずみずしい肌を実現することができるという効果が生じる。
【0013】
また、球体には特許文献1や特許文献2の様に、球体に軸穴を開けた構造ではないため、球の軸穴に油脂分やあか等がこびりつくことがなく、細菌が繁殖し難い構造となっている。また、軸穴がないため洗浄が用意であり、本考案のローラ装置を清潔に保つことができる。
【0014】
そしてまた、本考案のローラ装置は複数の球体と把手が平行に配置されているため、把手を支える荷重がそのまま球体から肌へ伝わらず、過剰な力で肌が大きく凹むことがないため、肌への負担が小さく、より優しく心地よい状態で肌を活性化することができる。

(57)【要約】

【課題】肌に余計な負担をかけずに肌表面を上下、左右、斜め自在にきめ細かくマッサージできるようにすることで、毛細管を押圧刺激し、血流を促しすことによって、若々しく、みずみずしい肌を実現するハンディータイプのマッサージ器を実現しようとするものである。【解決手段】複数の球体101を柱体102の側面周囲に表面の一部を露出して配置し、それぞれの球体101が上下、左右、斜め方向に自在に回転できる様にしたものであり、柱体102として円柱を採用するのがより適当な手段となる。


【パテントレビュー】

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