(54)【考案の名称】自動しおり

(51)【国際特許分類】

B42D 9/02 ・自動しおり

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、書籍に挟み、ページをめくった時に次のページに自動しおりの先端部が移動し、書籍を閉じると開いていた位置に自動しおりの先端部が保持される自動しおり及びその製造方法に関する。

【従来の技術】

【0002】
従来、書籍のページをめくった時に次のページに自動的にしおりの先端部が移動するタイプのしおりは、いくつか知られている。
【0003】
例えば、特開2000−190661号(以下「引例1」という)においては、連結部14としおり部13は折り目29を介して略直角に折り曲げられている。
しかるに折り目29は本の厚さ方向に対し折った位置が決められてしまうため、折り目の位置より数ページの時は、折り角度により追従できるが、ページ数が多くなると折り角度に無理が生じ、スムースにしおり部の移動ができず、挟み代えて折り目を作り変えねばならない欠点を有していた。
【0004】
そのため何度も折り目を作ることになり連結部14は折り目の痕だらけとなり、折癖が邪魔して上手くしおり部が移動しない結果となっていた。
【0005】
また連結部14は1枚のページの水平方向に対し同じ水平方向に幅が広くなっているため、ページをめくったとき、連結部14の曲げ強度が大きいために柔軟性に欠き、しおり部13を跳ね上げる形でしかページの送りができず、無理にページをめくるとしおり部13のエッジがペーパーナイフのような作用となり、ページ紙が破れてしまうという構造上の欠点を有していた。
【0006】
更に現実の使用においては、単なる概略形状の構成であるため、数回の使用はできても、長期の使用には対応できないものとなっていた。
【0007】
また多列抜型を用いて打抜き成形する場合は、しおり部のエッジ部が直角で、打抜きによるバリが発生するため、すべりが悪く、スムースにページがめくれず、前記上部連結部の付け根が応力集中により変形してしまう等の問題点が発生し、無理にめくるとページ紙を破ってしまうこともあり、これらの問題点を発生しない構造が望まれていた。
【0008】

【効果】

【0012】
(1)弾性撓み部3の断面寸法と、材料の弾性係数Eを選定することにより、弾性撓み部3が弾性限界を超えて折れ曲がることがない安定した性能を有する自動しおりを提供する。
【0013】
(2)押さえ力が不足で、ページをめくった時に、摩擦力に打勝てず、次のページまでしおり部が移動しないことがない。
【0014】
(3)また逆に押さえ力が強すぎてしおり部で、ページ紙を破ってしまったりするトラブルがない。
【0015】
(4)また、ポリプロピレン等の合成樹脂製とした場合、射出成形法を採用することにより、コーナーが滑らかなRとなった形状を最初から製作することにより、接触辺2aがページ紙12を滑る場合にも、滑らかに滑ることができ、しかも一回の工程で製作でき、生産コストの安い自動しおり1の構造を提供することができる。
【0016】
(5)更に前記弾性撓み部3の取付部3aの応力集中が防がれ、強度の強いものが製作できるようになったのである。

(57)【要約】

【課題】しおり部の押え力Pが小さすぎると、摩擦力に負けてしおり部のページ送りができなくなり、反対に押え力Pが大き過ぎると弾性撓み部に発生する曲げ応力σが大きくなりすぎ、弾性撓み部が曲がってしまったり、破損してしまったり、ページ紙が負けて破れてしまう等の問題が生じない寿命の長い自動しおりを提供する。【解決手段】自動しおりの撓み量Dと弾性撓み部の寸法の長さLは20〜70mm、高さHは1〜5mm、厚さTは0.2〜1.0mmとし、前記曲げ応力σが、材料の弾性限界σe×0.95を超えないよう、材料の弾性係数Eを選定することによる長寿命の自動しおり。


【パテントレビュー】

あなたの意見を伝えましょう:


【インターネット特許番号リンク】

インターネット上にあるこの特許番号にリンクします(発見しだい自動作成):