(54)【考案の名称】受付装置

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【分野】

【0001】
本考案は、病院や役所、銀行や郵便局などの施設、特に利用者の少ない小規模な施設での使用に好適な受付装置に関するものである。

【従来の技術】

【0002】
病院や役所、銀行や郵便局などの施設、特に利用者の多い大規模な施設では、施設利用者の受付順序を円滑に管理するための受付装置が広く採用されている。受付装置としては、受付番号が付された番号札を順次プリントする発券装置と、次に受付ける利用者の受付番号を表示する表示装置とを備え、利用者が発券装置の発券ボタンを操作する毎に、受付番号を連番で付した番号札を発券して、利用者の受付順序を設定し、窓口の係員が受付ボタンを操作する毎に、次に受付ける利用者の受付番号を表示装置に表示して、受付待ちの利用者を呼び出し可能となしたものが広く採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ところが、前述のような受付装置を導入するには多額の設備費用がかかることから、利用者の少ない小規模な施設では導入することが困難で、通常、このような小規模な施設では、受付窓口の係員が、受付番号を付した番号札を配布したり、受け付け順に診察券やカルテを並べたりして、利用者の受付順序を管理している。
【0004】
また、前述のような大規模な施設では、眼鏡を忘れたお年寄りでも、提出書類の内容等を容易に確認できるように、窓口付近に老眼鏡を備えさせているところも多くなっている。また、老眼鏡に代わる道具として、フレネルレンズからなる携帯用の拡大レンズが実用化されており、例えば特許文献2記載のように、クレジットカードに拡大レンズを備えさせたり、特許文献3記載のように、カード収納ケースとなる袋状の主体と、主体に取り付けられた蓋部からなり、蓋部にフレネルレンズを備えさせたりしたものも提案されている。
【0005】

【効果】

【0017】
本考案にかかる受付装置によれば、複数枚の受付カードを受付番号の若い方が手前側になるようにして収納ケースに番号順に収納しているので、順番待ちをする人は、手前側から受付カードを取り出すことにより容易に受付順番を確保できる。また、施設の窓口では、次に受け付ける利用者の受付番号を、順番待ちをしている利用者に告げるだけで、受付番号順に利用者を呼び出すことができる。しかも、呼び出した利用者の受付カードを施設の窓口で回収し、これを収納ケース内に再装填することで、受付装置を何度でも使用することができる。したがって、本考案に係る受付装置では、受付カードとその収納ケースとからなる安価に製作可能な受付装置でありながら、これを施設の窓口で使用することで、施設の係員の受付業務の作業負荷を大幅に軽減して、効率的に利用者の受付順序を管理することができる。また、受付カードにフレネルレンズを備えさせているので、老眼鏡等の拡大レンズを忘れた人であってもそれらの代用とすることができる。また、眼鏡のように顔に直接触れることなく使用できるので、共用で使用する眼鏡に不快感を持っていた人でも抵抗感無く使用することができる。
【0018】
受付カードの上部を受付番号が示された番号表示部とし、それ以外をフレネルレンズとしているので、番号表示部を摘んで受付カードの取り出しと収納を行える。つまり、フレネルレンズに触ることなく、受付カードの取り出しと収納ができるので、フレネルレンズに指紋等の汚れが付着することを防止でき、しかもレンズの使用性も向上する。
【0019】
収納ケースの左右の側板の内側面に、前記受付カードの両側部を上下方向に移動自在に案内する溝部を設けているので、溝部により各受付カードの起立姿勢を維持することができ、受付カードを取り出しや易く、かつ収納もし易くなる。また、受付カードが前後に間隔をあけて配置されるので、隣接する受付カードのフレネルレンズ同士が接触して、フレネルレンズが傷つくことを効果的に防止できる。
【0020】
収納ケースの底部に嵩上げ部を形成することで、収納ケースに収納した受付カードの上部が、前側から後側にかけて徐々に上方へ突出するので、番号表示部の視認性が向上する。
【0021】
また、収納ケースを1対設け、一方の収納ケースから取り出して使用した受付カードを、他方の収納ケースに受付番号順に回収して再収納することができるので、受付カードを並び替えるなどの繁雑な作業を要することなく、受付カードを番号順に回収して再収納することができる。
【0022】
収納ケースの前板に切り欠き部を設けているので、収納ケースに収納した受付カードの番号表示部をこの切り欠き部を通じて容易に視認できる。また、手前側の受付カードを収納ケースから取り出すときに、この切り欠き部から指を差し入れて取り出すことができるので、受付カードの取り出し性を向上できる。
【0023】
受付カードの収納箇所を識別するための収納識別部を、前記受付番号に対応させて収納ケースに備えさせているので、受付が終了した受付カード、即ち使用後の受付カードを、回収して適切な位置に容易に再収納することができる。

(57)【要約】

【課題】低コストで実施可能でありながら、受付業務の作業負荷を大幅に軽減でき、しかもお年寄りや視力の弱い人にも優しい受付装置を提供する。【解決手段】受付番号2cを連番で付した番号表示部2aと拡大レンズとしてのフレネルレンズ2bとを有する複数枚の受付カード2と、受付番号2c順に前側から後側に向かって前記複数枚の受付カード2を縦向きに収納する収納ケース3とを備えた。


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