(54)【考案の名称】蓄光機能を有する触知可能な表示板

(73)【実用新案権者】【実用新案権者】

(72)【考案者】【考案者】

[fig000002]
【選択図】図1

【概要説明】

【従来の技術】

【0001】
本考案は、表示線画を盛り上げて表示することにより盲人による触知を可能とするとともに環境の明暗に拘わらず目読可能な、蓄光機能を有する触知可能な表示板に関する。
【0002】
特に、駅、公園、博物館、ホール、百貨店等の不特定多数の人が訪れる施設において、施設の案内や通知等の情報を伝えるために設けられる表示板には、文字、図形、記号、線、又はそれらの結合として表される表示パターンが顔料を用いて表示されるが、盲人に対しても機能させることが望まれる。このため、ガラス質の釉薬層を用いて凸部または凸条により点字や線画を一面に表した金属板、セラミックス板から成る表示板が提案されている。たとえば、特許文献1や特許文献2に記載された表示板がそれである。

【効果】

【0007】
このようにすれば、表示パターンを表示するために露光により硬化させられて基板の一面に固着された感光性樹脂層が感光性樹脂から構成されるものであるため盲人が触知可能な比較的大きな厚みが得られるとともに、その感光性樹脂層内に混合された蓄光剤には感光性樹脂層の硬化時にはそれほど高い熱が加えられないために変質しないので、盲人が触知可能であり且つ環境の明暗に拘わらず線画を目視可能な、蓄光機能を有する触知可能な表示板が得られる。
【0008】
ここで、好適には、前記感光性樹脂層は、前記基板の一面にスクリーン印刷により所定のパターンで塗布された後、紫外線露光により硬化されると同時に厚み方向に膨張させられたものである。このようにすれば、基板の一面において露光硬化により固着された感光性樹脂層の厚みが、通常のスクリーン印刷で得られる厚みよりも一層大きくされる。
【0009】
また、好適には、前記感光性樹脂層は、感光性樹脂の硬化時に発生した細かな気泡を含むものである。このようにすれば、基板の一面において露光硬化により固着された感光性樹脂層の厚みが、通常のスクリーン印刷で得られる厚みよりも一層大きくされる。
【0010】
また、好適には、前記感光性樹脂層は、0.3mm以上の厚みを備えたものである。このようにすれば、表示板において、十分に盲人が触知或いは触読可能な線画が得られる。
【0011】
また、好適には、前記蓄光剤は、硫化物系蓄光顔料または酸化物系蓄光顔料である。このようにすれば、化学的に安定した無機材料であるので、表示板の蓄光機能の耐久性が得られる。
【0012】
また、好適には、前記基板は透光性樹脂板であり、発光表示装置にその前面を覆うように備えられるものである。このようにすれば、蓄光が十分に得られない常時暗い環境下においても、その発光表示装置の光源から発生される光によって常時蓄光されるので、その発光表示装置の光源が停止させられる異常時において、表示板の一面に描かれた線画の表示が可能となる。

(57)【要約】

【課題】盲人が触知可能であり且つ環境の明暗に拘わらず線画を目視可能な、蓄光機能を有する触知可能な表示板を提供する。【解決手段】表示パターンPを表示するために露光により硬化させられて基板12面に固着された感光性樹脂層14が感光性樹脂から構成されているため、盲人が触知可能な比較的大きな厚みが容易に得られるとともに、その感光性樹脂層14混合された蓄光剤には感光性樹脂層14の硬化時にはそれほど高い熱が加えられないために変質しないので、盲人が触知可能であり且つ環境の明暗に拘わらず線画を目視可能な、蓄光機能を有する触知可能な表示板10が得られる。


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